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韓国人にとって「つくる会歴史教科書」とは何なのか

      扶桑社・自由社版歴史教科書は東アジア共同体構築の妨害となる

別府有光2009/08/04
 7月31日に「扶桑社版自由社版つくる会歴史教科書を採択の対象から除外すべきことを求める裁判」が松山地裁に提訴され、それに合わせて韓国から原告の方が松山に来られました。翌8月1日、松山市総合コミュニティーセンターで「なぜ私はつくる会教科書に反対するのか!」と題してシンポジウムを行いました。シンポジウムでは韓国人元従軍慰安婦、靖国に祀られている韓国人遺族の証言ビデオ、韓国での原告募集の記録映像などが上映され、日本人の戦争体験者や韓国人原告がそれぞれ発言しました。

 私はこのシンポジウムに参加することが出来ませんでした。夜からの雨で電車が不通になったためです。幸い、発言者の1人、キム・ミンチョル氏の原稿が手に入り、公表の許可が得られたので、以下に紹介します。韓国人にとっての「つくる会歴史教科書」の意味を明らかにしていると思います。


 私はなぜ「新しい歴史をつくる会」の歴史歪曲教科書訴訟に原告として参加したのか
 キム・ミンチョル(「アジアの平和と歴史教育連帯」共同運営委員長)

 板垣 当時は貧しいなかで公娼もいた。官憲が幼い女性の首に縄を結んで引っ張っていったという主張は信じることはできない。

 キム・サンヒ 兵士たちと共に戦線を回った。慰安所から逃げようとすれば軍人らが銃を撃った。友人は自殺した。一部日本人が強制ではなかったという妄言を吐くので悲しみのあまり息の詰まる思いがする…。

 板垣 そのような例があるとは全く信じることはできない。当時の状況からそう言える。政治家として信念がある。強制的に引っぱっていかれたという客観的証拠はあるのか。

 市民団体職員 キムさんの証言を偽りだというのか。

 板垣 偽りではないだろうが、すべて事実と見なすには疑問が残る。感情的に言ってはならない。証拠が必要だ。判断根拠が無いものは信じない。

 キム・サンヒ あなたは、生と死が交錯する戦線に行ったことがないのだろう。私の身体には色々なところに傷痕がある。

 板垣:その8年間、1銭も受け取らなかったのか。

 キム・サンヒ 生死の境を越えてきた人間に対し、何が本当で何が本当ではないのか。かつて戦場で私の身体を汚して、50年が過ぎた今、私の魂を汚すのか。決して許すことはできない。

 1987年、ドイツでジャーナリストのラルフ・ ゾルタノが「第2の罪 ― ドイツ人ゆえの負担」という本を出版し、出版するやいなやベストセラーになった。彼はヒットラー時代ドイツ人が犯した罪が「第1の罪」ならば、「第2の罪」は1945年以後、「第1の罪」を心理的に抑圧し否定してきたものであると規定した。

 彼は圧倒的多数のドイツ人がこの「第2の罪」を犯してきたと述べ、「今日に至るまで、これが西ドイツ政治文化の本質的特徴の1つになってきたが、この負担は今からでも引き受けなくてはいけない」と指摘した。西ドイツは「過去克服」に対して日本とは比較できないほど多くの努力を傾けてきたという人々には、「第2の罪」理論はあまりにも痛烈な批判だった。

 もちろん、西ドイツでも「過去克服」のための作業は順調に進められてきたのではなく、「強い逆流に抗いながら進められてきたこと」だった。アデナウアー体制の下では、過去清算に対する全般的な雰囲気はこのようなものであった。多くの人々が事実を見ながらも見ることができないふりをしたり、ヒットラーをはじめとする一部のみ殺人鬼なのだと考える傾向が支配的だった。

 ところが、1960年代から徐々に世論の方向が変わり始めた。過去の犯罪を認め、それにより受けなければならない処分を最低限で済まそうとしたり、みな忘れようとけしかける動きに対抗し、問題の次元を高めようとする努力が進められてきた。重要なことはこのような変化が単に過去を反省しようということだけでなく、現在の「生活様式」までも変化させようという論調を持っていたという点だ。これがまさに戦後西ドイツが行った「過去克服」の特徴だ。

 ゾルタノの問題提起は、まさにこのような流れのなかから出てきたことだった。彼が提起した「第2の罪」とは、まさしく「良心の呵責」のことである。 後世の人間は過去の犯罪に対して直接的な責任はない。しかし、過去に犯罪を犯した人々と同じ国民であり、同じ国家に属している以上、その子孫は「良心の呵責」までも失うことはない。そこで、「過去克服」を立派に遂行したと評価されるドイツ社会に、ゾルタノは良心の呵責という根本的な問いを投じたのだ。

 2000年7月12日、「太平洋戦争韓国人犠牲者遺族会」が不二越に対して起こした訴訟では、日本の裁判所は会社に対して5人の被害者と遺族会へ約3,000万円の合意金を出すように判決を下した。被害者の主張を部分的に受け入れたのだ。しかし、被告であった不二越の井村社長は判決を受け入れはしたが、「謝罪する必要もなく、罪の意識など毛頭ない。ただ無謀な戦いを継続するのは互いに不幸であるから国の政策(裁判)に従うだけ」と記者に話した。

 彼の不満のなかには、彼らの侵略戦争に強制的に動員され労働した植民地民衆の痛みと犠牲に対する最低限の認識さえ位置する空間がない。彼らにとっては、「過去の問題」という1日でも早く忘れたい煩わしい軛であり、金を少しでも手にしようとする被害者らの言い訳としか考えていない。

 日本政府や右翼もやはり同じことだ。 いや、一歩先に進んでいる。彼らはゾルタノが提起した「第2の罪」はおろか「第1の罪」さえ認めようとしない。むしろ、彼らは板垣の主張のように日本軍「慰安婦」という、被害者の存在を完全に否定・抹殺することによって記憶の歴史から消去しようとしており、甚だしきは人身攻撃という2度目の加害を加えている。

 私はゾルタノの「第2の罪」論に着目し、日本帝国主義が植民支配と侵略戦争で植民地と被占領地の住民たちに被害をもたらした行為を「第1次加害」とし、そのような加害行為を隠蔽し否定し、さらには美化・正当化したうえで次世代に教育する行為を「第2次加害」と規定したい。

 「第2次加害」の類型は、極右勢力が日本軍と政府の犯罪事実自体を否定するだけでなく、被害者に甚大な人格的冒涜まで加えたことから、このような雰囲気を助長し法的責任を最後まで回避する日本政府の無責任に至るまで様々な形態がある。 1990年代後半から今まで「第2次加害」を主導したり加担した勢力は以下である。

 政界 「明るい日本」国会議員連盟(会長奥野誠亮、自民党「終戦50周年国会議員連盟」を改組した団体)、正しい歴史を伝える国会議員連盟(会長小沢辰男)、終戦50周年国民委員会(会長加瀬俊一前国連大使)等

 言論 産経新聞、文芸春秋、正論、Voice、SAPIO等団体:日本青年協議会、日本教師会、昭和史研究所、自由主義史観研究会、新しい歴史教科書をつくる会、歴史教科書是正を求める会(会長小田村四郎)、全国教育問題協議会(前副理事長梶山茂)、日本世論の会(会長柴田正)、違法教科書訴訟原告団(代表中村粲)、偏向教科書を糾明する国民会議(代表四方稔)等

 このなかで中学校歴史教科書を通じて「第2次加害」を主導している代表的な集団が新しい歴史教科書をつくる会(新歴会)だ。 新歴会が作った中学校歴史教科書では、露日戦争に関する記述をしながらも、「生存をかけた」露日戦争で勝利した日本が「自国の安全保障を確立」と「植民地であった民族に独立の希望を持たしてくれた」と書いている。

 このような記述は、独立国だった韓国が主権を喪失し奴隷状態に転落することになる事実を完全に隠している。そして、太平洋戦争当時東南アジア各国を侵略し、軍政を実施し、現地の独立運動を支援したように描写することによって戦争自体を完全に歪曲している。

 このように、日本自身の利益のために韓国をはじめとする東アジア各国を植民支配し占領した帝国主義戦争の歴史を美化する誤りを犯している。 また、それによって殺害された2千万人を超える東アジア民衆の苦痛と恨みは、教科書のどこにも見当たらない。

 結局、自国の侵略戦争を正当化・美化し、隣国民衆らを奴隷状態に追い詰め死に追い込むという野蛮な行為を隠蔽した教科書を作り次世代に教えようとすることは、過去の植民地支配や侵略を受けた被害国と民衆を侮辱するだけでなく、精神的な苦痛を与えるものとしてもう1つの加害行為であると言えよう。これが、私が扶桑社版と自由社版の中学校歴史教科書を提訴する第1の理由だ。

 第2の理由は日本社会のためだ。日本は1945年の敗戦以後国際社会に復帰し、国際社会の一員になるために、日本帝国による植民地支配と侵略戦争によって被害をこうむった近隣諸国に対して、また同じ誤りを犯さないことを宣言した。その制度的装置として軍隊放棄(戦争放棄)、平和主義に基づいた日本社会の改革を条件に、日本は国際社会の一員になることを認められた。日本国憲法9条(戦争放棄・平和主義)がこれを雄弁に語っている。また教科書問題に近隣諸国条項を置いたのも同じ理由によるものだ。

 ところで、扶桑社版と自由社版の歴史教科書は、日本帝国の植民地支配や侵略戦争を肯定・歪曲・偽造しており、近隣諸国条項に正面から違反している。これは、戦後日本社会が作ってきた民主主義と正義を後退させる一方、東アジアを蔑視する日本版オリエンタリズムによって東アジアの一員になることを自ら否定する結果を招くだろう。結局、2つの教科書は日本社会の健全な発展を害するだけでなく、相互平等で友好的な東アジア共同体の構築を否定し、緊張と葛藤をもたらすことによって平和な人生を享受する権利を著しく脅かしている。

 それゆえ、日本のためにも韓国のためにも新しい歴史をつくる会の中学校歴史歪曲教科書が教育現場で使われることを中止しなければならない。万一、現教育委員会がこれを教科書として採択することになるならば、これは「第2次加害」に直接加担する共犯を犯すことであり、韓日両国の友好的な交流と発展を遮り平和な人生を脅かすことに加担する罪を犯すことになるだろう。司法もまた賢明で正しい判断ができなくなるなら「第2次加害」を黙認し幇助する誤りを犯すことになるだろう。

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[50182] 旧日本軍そのまんま。意地だけで被害を拡大させる
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 15:40

>今まで、論理的におかしいので質問しても全く答えず、難癖、屁理屈だけで
>コメント投稿の累積ですか、レッドカードが相応しいと思いますね。


「先生、議論に勝てないのであいつを退場させてくださいーーー」
みっともない。
恥を知れ。





>私が貴方に再三再四言っているが、広義のとあえていうけど、従軍慰安婦強制
>連行はあったの?つまり、国際的にはこの方が通りやすいが「旧日本軍による
>女性を強制的に性奴隷とした事実」は本当の事ですか?


「あえて」じゃないの。
あんたや吉見義明が使い出した概念が「広義の強制連行」。
そして、国際的に広まった「狭義の強制連行」のケジメがつかない状況で、
「広義の強制連行」についての議論に付き合う義務はありません。
まずケジメをつけてやることをやりましょう。





>もう一つクマラスワミ勧告のどこに吉田証言が反映しているのですか。
> 吉田氏が東大卒とか軍人でなく軍属だったとかそういう事実誤認が勧告の
>どこかに反映してるとでも言いたいのかな。


老眼鏡をかけて、100回ほど読み返すべきだね。
名前もばっちり出てるから。


http://space.geocities.jp/japanwarres/center/library/cwara.HTM

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[50181] 再三再四の単なる罵倒の積み重ね
名前:菅田一郎
日時:2009/09/12 15:30
>[50177] 意地だけで撤退をしない姿は旧日本軍とソックリ
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 15:14 <


 上記投稿も明白な削除対象でしょうな?


 今まで、論理的におかしいので質問しても全く答えず、難癖、屁理屈だけでコメント投稿の累積ですか、レッドカードが相応しいと思いますね。


 私が貴方に再三再四言っているが、広義のとあえていうけど、従軍慰安婦強制連行はあったの?つまり、国際的にはこの方が通りやすいが「旧日本軍による女性を強制的に性奴隷とした事実」は本当の事ですか?


 旧日本軍というのは、確実に褒め言葉でなく、単なる中傷誹謗ですな。


 もう一つクマラスワミ勧告のどこに吉田証言が反映しているのですか。
 吉田氏が東大卒とか軍人でなく軍属だったとかそういう事実誤認が勧告のどこかに反映してるとでも言いたいのかな。


 他にもいろいろ答えられてないことはたくさんあるでしょう?


[返信する]
[50180] いつもの繰り返し
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 15:22

http://s02.megalodon.jp/2009-0912-1455-17/www.news.janjan.jp/government/0908/0908028121/1.php


困った時のWEB魚拓。
「編集部ー削除してくださいー。もう反論できないんですー。差別ですー。誹謗中
傷ですー」って小学生かお前は。



>内容が根拠もない個人に対する誹謗中傷のみが目的で、他に何が目的なのかと
>言えば全くないとしか言わざるを得ません。


朝鮮人慰安婦の強制連行だって根拠がないじゃないか。
これは日本に対する誹謗中傷と認めるのか?


全共闘崩れは本当にダメだな。




※多分、削除→削除→警告の繰り返しだろうけど、意味ないから。
似た論調の別人が登場するだけだよ。
[返信する]
[50179] 壊れたレコード
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 15:19

> 吉見氏が広義の強制連行とあえていう必要があったのは、狭義の強制連行
>でなければ強制連行はではないという秦郁彦氏が述べた事に対し、秦氏がい
>うのは狭義の強制連行であって自分はそれに該当しない慰安所にいたるまで
>のいろいろな経過について「広義の連行」だと言葉を変えても貴方は理解し
>ようともしないのは明白です。


しつこいね。
当初は、従軍慰安婦問題は「狭義の強制連行」で騒がれていたの。
その後秦氏がその嘘を暴いて、苦し紛れに「広義の強制連行」に移行したの
は他ならぬ吉見義明。


秦氏が「狭義の強制連行でなければ強制連行ではない」なんて発言したのなら、
それを提示してみな。指摘してみな。引用してみな。


彼は、「強制連行強制連行(広義狭義の限定無し)」と騒がれているから、自
らその有無を確かめて「強制連行なんかないじゃん」と証明したの。広義狭義
だの言い出したのは吉見義明。


同じこと何度も繰り返させるなよ。
壊れたレコードじゃないんだから。





> これは明確に嘘ですね。吉見氏の最初の従軍慰安婦についての一般向け著書
>にスマラン事件、フィリピンの強制連行例、朝鮮での暴力的連行例が記載され
>ています。
> 最初から吉見氏が「日本軍兵士、日本人官憲が暴力によって連行され慰安所
>送りとなった例」のみについて研究を進めていたわけでないのは明らかです。
>ですから、貴方は明白に嘘をついているのです。それとも自分が信じた「ある
>結論」についてはいかなる論証でも覆すことはしないと決めてかかっていると
>しか思えませんね。


吉見義明が慰安婦問題に関心を持ったのは、金学順の告白する「狭義の強制連行」
を読んだから。





> 編集部にお訊ねします、上記の様な論争において、今までも何度も反論され
>ているのに「合理的な根拠」もなく、何度でも既に論駁された同じ論証を繰り
>返す事は許されるのですか?
>
> 私は具体的に吉見氏の著作を呈示しています。それをパラパラとめくるだけ
>で鮎川氏の論は破綻しているのは誰にでもわかる事です。鮎川氏はそういう現
>実の「証拠」についても全く認めずに一つの歴史学として到底認めがたいスト
>ーリーについて述べてさらに認めさせようとしています。これは許されること
>なのでしょうか?
>
> 私はあえて、不毛の論議という非難の的の一方の当事者となるリスクおかし
>てでも論戦のルールを無視して、根拠のないストーリーをこのコメント欄に展
>開し、別府記者に反論?とは言えないただの誹謗にしかならない鮎川氏の論に
>ついては、「貴方の言うことは間違っている」と言わざるをえません。
>
> 削除が多くなってきていますが、私に対する根拠のないレイシスト発言もそ
>の対象となると思います。私は鮎川さん自らの撤回をお願いします。


反論できなくなって編集部に泣き落としか。
見苦しいぞ。





> 何回も言っています。吉田証言について、裏付け、根拠がないから取り上げ
>なかっただけです。吉見氏の著書のどこにも「吉田証言など載っていません。強
>制連行例として取り上げもしていないものを撤回も触れて発言する義務もない事
>はあたりまえでしょう。もともと従軍慰安婦強制連行例として確認がとれる事例
>について記述するのが学者、研究者の姿勢でしょう。


学者の姿勢なら、「広義の強制連行」なんて拡大解釈をそもそもやるべきじゃない
ね。
拡大解釈が許されるなら、吉田の放置の姿勢は「関与」だ。
「狭義の強制連行」について放置している吉田の姿勢そのものが、自ら「狭義の強
制連行」を主張しているのと同じだ。





> 不二越社員は国家総動員法に基づき朝鮮総督府つまり日本政府が朝鮮人国民学
>校生徒を日本の富山県不二越に強制的に動員連行し、不二越では今の児童虐待法
>に抵触するような長時間拘束した例です。強制されたのが性奴隷ではなく長時間
>労働で彼女たちが一番つらかったのは空腹でした。
>
> 連行された経過が様々でも、本質的には強制連行であり従軍慰安婦強制連行と
>同様なものがある。と言うことが貴方にはわからないのですか?わからないなら、
>わからないと答えて下さい。


私は今、朝鮮人慰安婦の強制連行の有無について論じているの。
あなたはそれに対して、一つも証拠を提示できず、スマラン事件だとか不二越とか
別の事件を持ってきて「同じ話だ」とこじつけているだけ。
数万規模の朝鮮人慰安婦で、強制連行が一つも確認できないのは一体どういうこと
なのよ。





> スマラン事件は従軍慰安婦問題です。不二越の場合は強制連行問題で根っこ
>は従軍慰安婦問題と同根です。朝鮮人従軍慰安婦については広義の強制連行も
>あれば貴方がいう狭義の強制連行もあります。


これも繰り返しの指摘。
何で、一番規模の多い朝鮮人慰安婦の強制連行が一つも確認されていないの?
何で証拠が一つも出てこないの?





> そういう問題意識で不二越社員例について強制連行問題について述べている
>のです。いったい貴方は不二越社員問題を述べているとき、朝鮮人慰安婦が出
>てこないのはおかしいとでも言っているのですか?おかしいのは貴方ではない
>でしょうか?別府記者の記事も読まずにコメントしているのでしょうか?


これも繰り返しだけど、「この事件があったから、あの事件も事実に違いない」
と言うなら、近畿大学ボクシング部の在日朝鮮人による強盗事件で、在日朝鮮人
全員を牢屋にぶち込んでいいことになる。





> 馬鹿馬鹿しさ極まりますね。朝鮮人慰安婦が慰安婦として何が違うんでしょう。
>「性奴隷」とした戦争犯罪被害者である事は同じです。


だから、その証拠を提示してと言ってるのに、全然出てこないの。





> 嘘つくなよ。どこにもありません!!。
>だから、クマラスワミ勧告のどの部分が吉田氏の主張を反映させたものなのですか。


過去のコメントに引用してバッチリ書いてあるから。
探せないのはあんたの責任。
それから、吉見義明がクマラスワミ氏に対して、「吉田部分を削除して」と書簡
を出した事例も紹介済み。

この論点でお前に勝ち目はないから、変なところにこだわるなよ。
バッチリ書いてあるから。

[返信する]
[50177] 意地だけで撤退をしない姿は旧日本軍とソックリ
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 15:14
議論するならそれなりの覚悟をしてやれ。
出す論点出す論点全部撃墜されて身動きが取れなくなって、編集部に泣きつく
くらいなら、最初から手を出すな。


あんたはもう八方塞で手詰まりだけど、プライドだけで同じ反撃を繰り返して
るだけじゃん。兵站もめちゃくちゃ、戦略も滅茶苦茶、物資もないのに意地だ
けで戦況を拡大して自滅した旧日本軍と何も変わらない。日本軍がどうのこう
のと批判する前にまず自分を省みろ。あんたみたいのが、日本軍を暴走させた
張本人なんだよ。
[返信する]
[50178] 論理性まったくなし
名前:菅田一郎
日時:2009/09/12 15:14

>日本軍が如何に極悪非道だったかを力説するんですが、田原総一郎に「あなたのお父さんだって日本軍の兵士で酷いことをやってたんでしょ」と突っ込まれると、「うちの父は違う。うちの父は正義の味方なの」と目を輝かせて、正当化する。「自分は日本人だけど正義の日本人であって、他の日本人とは違う。でも、日本人が日本人を批判するのだから、どんなことを言ってもOK」そういう深層心理が浮かび上がっています。<


 田原宗一郎が何を根拠にそういう突っこみを入れたのかはさておき松井やよりさんの発言が何が不満なのか?


 こういう人はいくらでもいる。残酷な戦場で現地女性が多くの兵士に強姦されているのが当たり前の世界の中でも、それに加わらない兵士も300万人中何人いや数十万人、ひょっとしたら半分の150万人以上はいたとしても何もおかしくはない。戦場での村落焼き尽くし命令に従った人でも民間人殺人や強姦だけはしなかったという兵士も多数いる。中にはやらなかったというのは自分だけだと言う人もいるのである。


 残虐行為に加わった人でも、自分は戦地では大変な事をしたと述べる人もいれば固く口を閉ざしたまま永眠する人もいる。死後に従軍手帳をあえて残し、家族がそれを見て残虐行為について遺族としてその従軍手帳を証言として提出する人もいる。


 戦地での強姦の様な残虐行為をしなかった兵士の言葉で、自分は結婚したばかりだったので、そういう事は出来なかった、又慰安所も利用する事も出来なかった。欲望は自慰行為で全部済ませた。という証言を以前読んだ事があると思うが、意外と多いのではないだろうか?しかし、こういう人は例え結婚していなくても残虐行為には走らなかった可能性は大きいと思う。


 確かに残虐行為にも加わらず、慰安所も経験もせずに日本に帰ってきた兵士が高齢になると戦場での出来事を語りやすい事も多いだろう。そして、そういう父を誇りに思っていったい何が悪いのだと言いたい。
 そして残虐行為に走った父が証言したり、あるいは従軍日誌を残し遺族に日本軍の残虐行為を伝えたとき、子どもがそういう父を誇りに思うのは全く当然な事である。


 大事な事は真実を伝え明らかにする事である。
[返信する]
[50174] 50166投稿について
名前:菅田一郎
日時:2009/09/12 14:37
 編集部へ

 表題の投稿コメントは、規定によって全文削除の対象となるのは明白です。


 内容が根拠もない個人に対する誹謗中傷のみが目的で、他に何が目的なのかと言えば全くないとしか言わざるを得ません。


 削除されたら、この私のコメントも削除をお願いします。
[返信する]
[50172] チラ見すれば、直ぐに回答せざるを得ませんね
名前:菅田一郎
日時:2009/09/12 14:27
鮎川さん
 吉見氏が広義の強制連行とあえていう必要があったのは、狭義の強制連行でなければ強制連行はではないという秦郁彦氏が述べた事に対し、秦氏がいうのは狭義の強制連行であって自分はそれに該当しない慰安所にいたるまでのいろいろな経過について「広義の連行」だと言葉を変えても貴方は理解しようともしないのは明白です。


>繰り返し指摘している通り、吉見義明が「広義の強制連行」なる概念に逃亡したのは、従来の自分たちの「狭義の強制連行」の嘘がバレたから。


 これは明確に嘘ですね。吉見氏の最初の従軍慰安婦についての一般向け著書にスマラン事件、フィリピンの強制連行例、朝鮮での暴力的連行例が記載されています。
 最初から吉見氏が「日本軍兵士、日本人官憲が暴力によって連行され慰安所送りとなった例」のみについて研究を進めていたわけでないのは明らかです。ですから、貴方は明白に嘘をついているのです。それとも自分が信じた「ある結論」についてはいかなる論証でも覆すことはしないと決めてかかっているとしか思えませんね。


 編集部にお訊ねします、上記の様な論争において、今までも何度も反論されているのに「合理的な根拠」もなく、何度でも既に論駁された同じ論証を繰り返す事は許されるのですか?

 
 私は具体的に吉見氏の著作を呈示しています。それをパラパラとめくるだけで鮎川氏の論は破綻しているのは誰にでもわかる事です。鮎川氏はそういう現実の「証拠」についても全く認めずに一つの歴史学として到底認めがたいストーリーについて述べてさらに認めさせようとしています。これは許されることなのでしょうか?


 私はあえて、不毛の論議という非難の的の一方の当事者となるリスクおかしてでも論戦のルールを無視して、根拠のないストーリーをこのコメント欄に展開し、別府記者に反論?とは言えないただの誹謗にしかならない鮎川氏の論については、「貴方の言うことは間違っている」と言わざるをえません。


 削除が多くなってきていますが、私に対する根拠のないレイシスト発言もその対象となると思います。私は鮎川さん自らの撤回をお願いします。


>繰り返し指摘している通り、従来の「狭義の強制連行」についてケジメをつけないまま勝手に「広義の強制連行」にスライドする人間にお付き合いする義務はありません。まず、ケジメが先。<


 何回も言っています。吉田証言について、裏付け、根拠がないから取り上げなかっただけです。吉見氏の著書のどこにも「吉田証言など載っていません。強制連行例として取り上げもしていないものを撤回も触れて発言する義務もない事はあたりまえでしょう。もともと従軍慰安婦強制連行例として確認がとれる事例について記述するのが学者、研究者の姿勢でしょう。


 それから、文章がおかしいですね。私が貴方に対し、何におつきあいせよと言ったんでしょうか?大丈夫ですか?


 不二越社員は国家総動員法に基づき朝鮮総督府つまり日本政府が朝鮮人国民学校生徒を日本の富山県不二越に強制的に動員連行し、不二越では今の児童虐待法に抵触するような長時間拘束した例です。強制されたのが性奴隷ではなく長時間労働で彼女たちが一番つらかったのは空腹でした。


 連行された経過が様々でも、本質的には強制連行であり従軍慰安婦強制連行と同様なものがある。と言うことが貴方にはわからないのですか?わからないなら、わからないと答えて下さい。


>同じことです」じゃないの。 朝鮮人慰安婦の数が一番多かったんでしょ? 何で、スマラン事件とか不二越の挺身隊とか、別の問題しか出てこないの?一番多かった朝鮮人慰安婦の強制連行の証拠が一つもないのはおかしいでしょ。<


 スマラン事件は従軍慰安婦問題です。不二越の場合は強制連行問題で根っこは従軍慰安婦問題と同根です。朝鮮人従軍慰安婦については広義の強制連行もあれば貴方がいう狭義の強制連行もあります。


 そういう問題意識で不二越社員例について強制連行問題について述べているのです。いったい貴方は不二越社員問題を述べているとき、朝鮮人慰安婦が出てこないのはおかしいとでも言っているのですか?おかしいのは貴方ではないでしょうか?別府記者の記事も読まずにコメントしているのでしょうか?


>スマラン事件はスマラン事件。
朝鮮人慰安婦とは関係のないお話。<


 馬鹿馬鹿しさ極まりますね。朝鮮人慰安婦が慰安婦として何が違うんでしょう。「性奴隷」とした戦争犯罪被害者である事は同じです。


>> だから、クマラスワミ勧告のどの部分が吉田氏の主張を反映させたものなのですか。


過去ログに提示済み。
必死になって探してください。 <


 嘘つくなよ。どこにもありません!!。
だから、クマラスワミ勧告のどの部分が吉田氏の主張を反映させたものなのですか。




[返信する]
[50166] 団塊サヨクリベラルの本質は差別そのもの
名前:鮎川真琴
日時:2009/09/12 12:03




結局、菅田一郎さんにしろ、藤重典子さんにしろ、一番差別してるのはこの人
たちなんですよ。名指しですいませんけど。
他にも、社民党や共産党やらの旧世代左翼、これらと論調を同じくする朝日新
聞、週刊金曜日などのリベラルメディア、佐高信、筑紫哲也等のジャーナリス
トもいます。


彼らは差別を忌み嫌ってますけど、依然として差別体質は変わっていません。
ただ単に、立場が右から左に変わっただけ。
差別対象が朝鮮人から日本人に変わっただけ。


「スマラン事件があったから、日本軍は朝鮮人慰安婦を強制連行したに違いな
い!!」が言えるなら、「近畿大学在日ボクサーが強盗で逮捕されたから、在
日朝鮮人全員は犯罪者だ!!」と言ってもいいはず。


でも、団塊左翼の見解は、前者はOKで後者はNG。
これは差別そのもの。



あと、藤重さん。
あなたまたふざけたこと言ってますけど、重大な視点が抜けてますよ。
言われなき罪を被せられた日本です。
「吉田清治が嘘をついたのは、部隊や他の軍人に迷惑がかかるから」
そんな理屈は通用しません。


あなたの理屈が通るなら、私が「実際の名前を出したら迷惑がかかるから、架
空の人物を使って在日の犯罪を暴こう」と考えて出版物を出しても正当化され
ることになりますよ。
でも、そんなの許されるわけないでしょ。私のそういう捏造がばれた際には、
恐らく「鮎川は差別主義者だ」と藤重さんに非難されるでしょうし、朝鮮総連
や民潭も「こういうようにあたかも在日が犯罪者であるかのように平然と作り
話をする人間がいる」と、糾弾運動を始めますよ。



日本人だから差別していいんじゃないの。
朝鮮人だから差別してもいいんじゃないの。
両方ダメなの。
それが、真の意味での「差別を許さない」という姿勢。


藤重さんや菅田さんの態度は、「朝鮮人は差別しちゃダメだし嘘がばれても
最大限擁護してあげるべきだが、日本人に対しては嘘や拡大解釈やコジツケで
罪をでっち上げてもいいし、少しでも非があったらそれを全体化して日本人全
員が悪者であるかのように言っても許される」と言うもの。
そんなのダメなんですよ。


で、何でこういう態度が日本人である藤重さんや菅田さんから出てくるかと言
うと、自分は通常の日本人とは違う「正義の日本人」という第三者的立場だと
無意識的に考えているから。「正義の日本人」という第三者だから、他の日本
人を叩きまくるのは全然痛くも痒くもない。他の日本人に批判されたら、「日
本人が反省することは何も悪くない」と、自分が日本人であることを強調する。
これは、団塊左翼に良くありがちなタイプです。


それがよくわかる参考動画を紹介しておきます↓


http://www.youtube.com/watch?v=1D4leRYIg_8


松井やより女史が朝ナマに出演した時の動画。
日本軍が如何に極悪非道だったかを力説するんですが、田原総一郎に「あなた
のお父さんだって日本軍の兵士で酷いことをやってたんでしょ」と突っ込まれ
ると、「うちの父は違う。うちの父は正義の味方なの」と目を輝かせて、正当
化する。
「自分は日本人だけど正義の日本人であって、他の日本人とは違う。でも、日
本人が日本人を批判するのだから、どんなことを言ってもOK」
そういう深層心理が浮かび上がっています。




最後に。
朝鮮人や日本人をあなた方の自尊心やイデオロギーのおもちゃにするのはいい
加減止めましょう。


藤重さん。
菅田さん。
他の誰かが差別してるのではなく、あなたがたの心の中に一番差別意識がある
んですよ。

[返信する]
[50165] 実際の地名は
名前:藤重典子
日時:2009/09/12 11:34
必要だったからでしょうね。まさか「ラピュタで行った」とするわけにはいかないでしょうから。
吉田氏に関してあれこれ言われているけど、彼はまあいわば「歴史の捨石」だと私は思っています。軍隊の地位とか学歴その他、虚言について私は実際のことは知らないのだけど、売名と見るか、自分が全てかぶるつもりだったのか、実際の指揮者が東大出身だったの
か、まあそれも分からない。しかし問題を切り拓いたという点では評価できると思っています。
ちょっと資料を新しくして『裁かれた戦時性暴力』2001年10月 西野瑠美子 金富子 白澤社 から引用してみます。流し読みなのだけど。
>私たちは、家に帰っても、泣いているばかりだった。だれに言う こともできない。言えば殺されるから。あまりに恥だったから深 い穴を掘って、その中に埋めてしまいました。 マキシマ・レガ ラ・デラ・クルーズ(フィリピン)<
>この資料を見ると、外見的には業者が慰安所経営をおこなってい たように見えるが、実は陸海軍、外務省から台湾総督府が事業の 計画、実施を裏で統括し、国策会社も使って資金を出させていた ことがわかる。(林博史)<
家に帰っても「言えば殺される」っての惨いな。
各国の平均寿命もあるから生きているうちに、と願う次第です。


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8月31日〜9月5日 

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