アフガニスタンの星を見上げて | 著 者 | 分 類 | オススメ度 | 出版社 | 価格 | |
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フルグラ・コフィ | 旅/政治 | ☆☆☆ | 小学館 | 1,000円 | 目次へ | |
アメリカに改めて蹂躪される事で世界の中でも認知度を高めた感があるが、古来より文明の交差点として幾度となく東西の部族が征服しては忘却される繰り返しの舞台には、どのような人の生活があるのだろうか。本書が出版された当時は、国民国家を作ろうとして内戦が続き、この回廊を通ろうとする旅人にとっては憧れの地域だった事を思い出す。
モスク内でおならをしてはならない話 おばあさんの話 P22
三日月には希望という意味がある。家族が離れているときは三日月に向って祈る習慣があった。(P71) フルグラは本書成立時で中学2年、旅の道中で何人もの友が死んでいく、そんな旅があるとは思わなかった。それから10余年、彼は生きているだろうか。 |