2009年 9月 10日 |
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坂出3人殺害事件 控訴審初公判
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おととし坂出市で、幼い姉妹と祖母の3人が殺害された事件の控訴審です。弁護側は改めて被告の責任能力を争う姿勢を示し、裁判は即日結審しました。川崎政則被告(63)はおととし11月、坂出市林田町で義理の姉の三浦啓子さんとその孫の山下茜ちゃん、彩菜ちゃん姉妹を殺害したとして殺人などの罪に問われています。裁判の争点は川崎被告の責任能力の有無で、一審の高松地裁は被告の責任能力を認めて死刑判決を言い渡し、弁護側が控訴していました。高松高裁で開かれた控訴審の初公判で弁護側は、被告は強い妄想を抱く精神障害で、啓子さんに財産を横取りされると思い、犯行に及んだと主張し、無期懲役を求めました。これに対し姉妹の父親は検察の証人尋問で「被告人の死刑を求める」と述べ裁判は即日結審しました。
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岡山市の中学校で倉庫焼く火事
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10日朝早く、岡山市の中学校でプレハブ倉庫の一部を焼く火事がありました。倉庫に火の気はなく、警察が器物損壊などの疑いで調べています。火事があったのは、岡山市中区赤田の岡山市立竜操中学校のプレハブ倉庫です。10日午前4時半ごろ、煙が出ているのを近所の男性が見つけ119番通報しました。火は約15分後に消し止められましたが、床や窓ガラスなどの一部を焼きました。倉庫は9日、文化祭の練習のため午後3時ごろまで生徒が使用し、カギをかけたのを確認して帰ったということですが、警察などによりますと、消防が駆けつけたときには、南側の窓1カ所のカギがかかっていなかったということです。倉庫に火の気はなく、警察では器物損壊などの疑いで調べています。
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相次ぐ選挙事務ミスで 高松市選管が処分
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衆院選で選挙事務にミスが相次いだことを受け、高松市選挙管理委員会は関係者7人を処分しました。処分は高松市選管の59歳の事務局長が減給10分の1・1カ月、59歳の課長が戒告、他5人の職員が訓告となっています。また選挙管理委員会の杉山勝委員長など委員4人が月額報酬の一部を自主返納します。今回の衆院選で高松市選管では投票終了時間に誤りがある入場券を庵治町の207世帯に送ったこと、開票所で香川2区の約2500人分の投票を集計し忘れたことなど3つのミスがありました。高松市選管では今後、複数の職員による確認や事前研修を行うなどして再発防止に務めたいとしています。
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石井知事 予算執行停止に懸念
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岡山県の石井知事は、民主党中心の新政権が誕生しても、補正予算に盛り込まれた地方の経済危機対策は、凍結されるべきでないと述べました。10日、開かれた県議会の代表質問で自民党の伊藤文夫議員は、「経済危機対策には、今後、数年取り組んで初めて成果が出るものがある。事業の継続性を強く主張するべき」と訴えました。これに対し石井知事は、「国の補正予算が執行停止されれば、地方との信頼関係を損ね、混乱と不安を招く」として、国と地方の協議の場などを通じて、地方の実態に即した判断を強く求めると述べました。岡山県は、9月議会に国からの財源などを基にした298億円の補正予算案を提案していて、雇用や福祉の事業は、基金を積立て今後、数年間実施することにしています。
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世界自殺予防デー 働く人の電話相談室
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9月10日は世界自殺予防デーです。職場で悩みを抱える人のカウンセリングを行う電話相談室が全国一斉に開設されました。この電話相談室は働く人の自殺予防を図ろうと日本産業カウンセラー協会が開設したものです。岡山市内に設けられた相談室では労働者やその家族を対象にカウンセラーが相談を受け付けています。またJR岡山駅前ではカウンセラーらが、自殺に追い込まれる前に電話相談を利用して下さいとチラシを配って呼びかけました。警察庁によりますと今年7月までの自殺者は岡山県が284人、香川県が139人でともに去年の同じ期間を上回っています。この電話相談室は12日まで「0120ー583358」の電話番号で午前10時から午後10時まで受け付けています。
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