2009年9月12日 10時7分更新
総社市で3歳の息子の頭を殴って大けがをさせたとして両親が11日夜、傷害の疑いで警察に逮捕されました。
次男には、腕や足の骨が折れたまま放置されていた形跡もあるということで、警察は虐待が長期間、続いていたとみて調べています。
逮捕されたのは総社市西郡の会社員久本達朗容疑者(30)と妻の亜弓容疑者(27)の2人です。警察によりますと2人は先月末、自宅で3歳の次男の頭を電気製品などを使って殴り、けがを負わせたとして傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと次男は打撲などで全身に全治2か月のけがをしているほか、腕や足の骨が折れたまま放置されていた形跡もあるということです。
警察の調べに対し、2人は「次男がかわいくなかったため、半年ほど前から殴っていた」と供述しているということで、警察では虐待が長期間にわたって行われていたものとみて詳しく調べています。
近所に住む女性は「休みの日には家族でバーベキューをしたりしていて虐待するような両親には見えなかったので、とても驚いています」と話していました。