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「世に笑いを、気持ちは一つ」松竹・吉本両新喜劇エール

2009年8月25日5時32分

写真:舞台でエールを交換した吉本新喜劇と松竹新喜劇のメンバーら=大阪市中央区のなんばグランド花月舞台でエールを交換した吉本新喜劇と松竹新喜劇のメンバーら=大阪市中央区のなんばグランド花月

写真:舞台でエールを交換した吉本新喜劇と松竹新喜劇のメンバーら=大阪市中央区のなんばグランド花月舞台でエールを交換した吉本新喜劇と松竹新喜劇のメンバーら=大阪市中央区のなんばグランド花月

 大阪で生まれ、互いに創立60周年と50周年を迎えた松竹新喜劇と吉本新喜劇のメンバーが24日、大阪市中央区の劇場「なんばグランド花月」の舞台で対面し、エールを交換した。大阪文化を盛り上げようという初の試みで、「友好関係」をアピールした。

 松竹新喜劇の大スター故・藤山寛美さんの三女で女優の藤山直美さんと落語家の月亭八方さんが進行役を務め、計約50人が舞台に並んだ。松竹は楽屋のれん、吉本は赤いちゃんちゃんこを相手に贈り、「これからも楽しいギャグの笑いをお願いします」(松竹新喜劇の渋谷天外代表)、「負けないように100年を目指してがんばっていきます」(吉本新喜劇の内場勝則座長)とあいさつした。

 「笑いと涙」の松竹、「笑いとドタバタ」の吉本とカラーの違いが言われるが、直美さんは「会社は違えど、世の中に笑いを幸せを、という気持ちは一つ」と語り、終了後の会見では、合同公演を期待する声も出た。

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