吉本興業所属の中田カウス(60)への脅迫状事件をめぐり、9日発売の「週刊新潮」に同社所属の前田五郎(67)の手記が掲載されたのを受け、「コメディNo.1」の元相方、坂田利夫(67)とカウスが10日付のスポーツ各紙で真っ向から反論した。
スポーツニッポンによると、坂田はコンビ解散を自分が持ちかけたように書かれた点について「こんなウソついて無茶なことしたらイカン」と全面否定。前田から切り出されたのが事実といい、前田を問い詰めると、「そんなん言うてない」と釈明したという。
また、カウスも脅迫状をめぐり、前田との話し合いを録音したデータの存在をデイリースポーツ紙上で明らかにした。
週刊新潮の手記で前田はカウスから「ヤクザの脅しそのもの」の詰問を受けたとしていたが、カウスは終始、前田を「兄さん」と呼び、「この脅迫状、心当たりありませんかって楽屋に張り出されたらどうなりますか?」と問いかけた。
前田は「そりゃみんなオレの(筆跡)や言うわ。オレを知ってるもんやったら」などと話したという。真相は?
中田カウス