森喜朗元首相に善戦した民主党の新人衆院議員、田中美絵子氏(33)=比例北陸信越=が仰天ヌードを披露していたホラー映画「盲獣vs一寸法師」(石井輝男監督)のDVDに、追加オーダーが1000枚も殺到していることが11日、分かった。美人議員が乳房を揉みしだかれていたというインパクトがよほど強かったのか登院前から熱い“支持”を集めている。
発売元のジェネオン・ユニバーサルによると、田中氏のヌード出演がマスコミで明らかになった9日昼から10日夕の間に、全国のDVDショップやレンタル店、一般ユーザーから約1000枚の緊急注文が寄せられたという。「この数年間は全く注文数が動いていなかった作品に、1日あまりで1000枚近くのオーダーが来たのは初めて」とてんてこ舞いだ。
この映画のDVDは2004年10月に発売されたが、初回出荷が1000枚で、追加が数百枚。それが一挙に倍増した形だ。定価は4935円で、ざっと500万円の臨時注文。5年前の発売という旧作だが廃盤扱いにはなっておらず、要請があれば生産可能な状態だったことも幸いした。
同社では「さらに注文は増え続けており、早期に出荷できるよう態勢を整えたい。今年はマイケル・ジャクソンの作品も追加注文が相次いでいて、思わぬ追い風が吹きまくっている」と、絶好の商機にわき上がっている。
映画で田中氏の“お宝ヌード”が拝めるのは、マッサージ師に左の乳房を揉みしだかれるシーンのわずか5秒前後。それでも、今をときめく美人議員のおっぱいが拝めるとあれば、ひと目でも見てみたいというのは、男性有権者の素直な心情なのか。