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高速道路無料化撤回を民主に要望−保団連

8月28日14時32分配信 医療介護CBニュース

 全国保険医団体連合会(保団連)は8月26日、民主党の鳩山由紀夫代表にあてて高速道路料金の無料化撤回を求める要望書を送付した。保団連では、無料化により「大気汚染が激化し、ぜんそくなどの公害疾患の増大を招くことが危惧される」としている。

 民主党はマニフェストの中で、「高速道路を原則無料化して、地域経済の活性化を図る」とし、所要額として1兆3000億円程度を見込んでいる。

 要望書では、「高速道路を原則無料化」は同党の「環境基本政策に矛盾」と指摘。
 また「1兆3000億円」の財源についても、「高速道路料金のうちから旧道路公団に支払うことが定められている借金返済を、国民の税金で賄うことはとてもおかしなこと」と主張している。
 保団連は、公共交通機関を利用しやすくし、自動車依存を緩和することでCO2排出抑制を考えるべきとし、高速道路料金の無料化について、撤回を含め再考するよう求めた。


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最終更新:8月28日14時32分

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