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酸入りタンクで死体300人分を遺棄、メキシコの殺し屋

  • 2009年01月26日 18:54 発信地:ティファナ/メキシコ
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300人の死体を遺棄したとして逮捕され、連邦警察官に付き添われてメキシコ市(Mexico City)で報道陣の前に姿を現した、自称「スープメーカー」、サンティアゴ・メサ・ロペス(Santiago Meza Lopez)容疑者(2009年1月25日撮影)。(c)AFP/Alfredo ESTRELLA

【1月26日 AFP】メキシコで自称「スープメーカー」を名乗る殺し屋が、麻薬カルテルの依頼で過去10年の間に、殺害された犠牲者の遺体約300人分を酸を満たしたタンクに遺棄していたことが発覚した。

 軍に拘束されたサンティアゴ・メサ・ロペス(Santiago Meza Lopez)容疑者(45)本人が23日、報道陣を前に「過去9年から10年の間に彼ら(カルテル)は、約300人の死体を持ち込んだ」と語った。

 ロペス容疑者はこの「仕事」の見返りとして、麻薬カルテルのボス、エドゥアルド・ガルシア・シメンタル(Eduardo Garcia Simental)容疑者から週給600ドル(約5万4000円)を受け取っていたと言う。シメンタル容疑者は米連邦捜査局(FBI)の重要指名手配犯だったが、米国との国境にあるティファナ(Tijuana)で、ロペス容疑者が逮捕された前日22日に逮捕された。

 ロペス容疑者は会見で「犠牲者の家族に許しを乞いたい」と悔恨も口にした。(c)AFP/Mira Oberman
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