現れたるインタヴュー至極絶品の香り漂わせ、期待の答えを導く!!!
中納良恵氏インタヴュー!!続!ZEROMAGAZINEよりドロップ!!
中納良恵氏(以下Y)
アタシ憶えてるんですけれど...
イベントに出演してライブが終わってデカビタCを飲んでたんですけど。
それを見て『 ヨッちゃん、俺デカビタC飲む女は嫌っ!』て言われて。
ZEROMAGAZINE(以下Z)
嘘!!ごめんなさい、失礼なこと言ってますね。(笑)
Y :
でもそうやと思います。
ライブ終わって『 あー美味しいっ!』て飲んでて『 ヨッちゃん、アカンよ〜』って。
Z :
その時は、ヨッちゃんの素晴らしさに気づいてなかったですよね。
自分も若かったし、その当時は、透明感のある女の子が好きだったんです。
ミルクティーとか飲んでて欲しかった。(笑)
Y:
男の人って、そう言う感じの女の人好きですよね?(笑)
そら、デカビタCアカンわ。オロナミンCでも駄目ですか?
Z:
同じですね(笑)でも、デカビタCは、もっと駄目。デカイですもん。
Y:
そう思うと、オロナミンCにしといたら良かった。(笑)
Z:
小さくても、ヤクルトタフマンとかだったらもっと嫌でしたけど。(笑)
Y:
絶対イヤやわ!!(笑)
Z:
もうそれって、10年前とかですね?
Y:
そうですね10年以上前ですね、でもまだ、デカビタC見たら思い出しますけど。(笑)
Z:
デカビタC話は、ここらへんでインタヴュー本来の質問に戻ります。(笑)
モリ君と知り合ってエゴラッピン結成になったんですよね?
エゴって今2人ですけど、当時バンドでしたもんね?
Y:
初めて組んだ時は、2人やったんですよ。
Z:
ヨッちゃんとモリ君で?
Y:
そうです。
Z:
エゴラッピンの名前は、どう言う意味なんですか?
Y:
えっとね。当時『I-D』って本を読んでた時に
Z:
古いですね(笑)
Y:
そうそう。
その本に『 DE LA SOUL 』の記事が掲載されてて、そこからパクったんですよ。
Z:
そうなんだ。誰かから聞いた事はあったんですけど、本当だったんですね。
Y:
最近の若い奴は、エゴラッピンが多いって、言ってて。
Z:
昔はエゴラッピンってD.Jの人いましたよね?
Y:
あ!?おったおった、アルバムでは、みよし君でライブでは堀君。
Z:
初めて見た時、DJがスクラッチしてましたもん、ライブで。
Y:
そうや、憶えてる!?むっちゃ懐かしい。
Z:
今のメンバーとは全然違うメンバーでしたよね?(笑)
Y:
お客さんは入ってました?(笑)そうや、そうや。
Z:
お客さんの入りも全然でしたよね?
Y:
そうそう。全然入ってなくて。
Z:
何か、あのライブ憶えてるんですよね。
Y:
なんか憶えてる。
なんか『ギターの人上手いけど!!暗い!』って駄目だしされたのも憶えてる。(笑)
Z:
ウッドベースのメンバーもいましたよね?
Y:
そう、カレー屋『カシミール』のゴトウさん。
Z:
あの時は、結成してどれくらい経ってたんですか?
Y:
結成してすぐくらい?1年は経ってなかったです。
Z:
その当時のメンバーは、どんな人達だったんですか?
Y:
アタシとモリ君とゴトウさんとタネちゃんと、ギタリストのマサル君(笑)。
Z:
カレー屋のゴトウさんは、何でメンバーになったんですか?(笑)。
Y:
ゴトウさんは、アタシの中学の時の友達の彼氏やったんですよ。
Z:
カレー屋でベーシストってなんかキャラたってますよね。(笑)
Y:
ヤバい。(笑)
Z:
カレー屋のゴトウさんは、オリジナルメンバーなんですね?
左からゴトウさん : ヨッチャン : モリ君 : マサルさん
Y:
そう。超オリジナルメンバーですよ。
Z:
タネちゃんって人はどう言うひとなんですか?
Y:
タネちゃんは、『トライトーンズ』ってバンドのドラムやってた人で。
その後『ミリオンバンブー』ってとこでやってて『トライトーンズ』のナガオ君って人と、タネちゃんとモリ君で、岡山の、インディーズレーベルから、出したんですよ。
Z:
それって、モリ君とヨッちゃんが2人で写ってるジャケット?
Y:
そうそう。後ろにタネちゃん写ってるんですけれど。(笑)
Z:
あれ?目に入ってなかったなぁ(笑)
Y:
あれ、バイト先の『ピンクアドベ』って店のトンネルで。
Z:
バイト先で撮ったんですね?
その時の写真。
Y:
バイト前に(笑)。
その時は、2人みたいな感じやってんけど、ナガオ君が辞めて、ゴトウさんが入ってくれて。
で『ブルー・スピーカー』ってアルバム出したんですけど。
で、マサル君が手伝ってくれたんやけど。
Z:
そのメンバーでの活動は長かったんですか?
Y:
いや半年くらい?
マサル君が福井県に行くって言って辞めたんですよ。
でモリ君と2人でやろうってなって。ゴトウさんに休憩してもらって。
Z:
バンドスタイルに疲れたんですか?
Y:
なんでやったかな?なんか、皆、仕事してたから。
あんまり動かれへんかって、ライブとかリハとか。
アタシとモリ君は、バイトやったし身動きとりやすかったし、そんなんもあって2人でやろか?ってなって。
で、また2人に戻ってライブしたりとかしてましたね。うふふふ(突如爆笑)
こんなんで大丈夫?話?
Z:
上手くまとめます。大丈夫、大丈夫。(笑)2人の他のパートはヘルプですか?
Y:
うんメンバーです。
ほんで今のメンバーに出合っていくんですよ。
始め鍵盤は、大学のサークルの友達とかやったりして、その子が忙しくなって、又別の子紹介してもらって。
んで今のメンバーに出合って。
Z:
岡山のインディーズからリリースした後のアルバムは?
Y:
えっと。
大阪の『 RDレコード 』ですよ。その後も『 RDレコード 』です。
Z:
いつメジャーに行ったんですか?
Y:
その後、『 ブルース・スピーカー 』出して。
マキシシングル3枚出して。
メジャーです。『 満ち潮のロマンス 』からですね。
Z:
いきなりメジャー会社が、契約ってきたんですか?
Y:
うん。いきなり。
いきなり。そうですね、結構なんか話は、ちょくちょく来てたとおもうんですけど。
でもなんか担当の人と合わなかったりとか、ノリが違う感じで、ずっとアレやったんですよ。
Z:
メジャー契約の時は『 音楽で、喰って行きたい!』的な目標や目的はあったんですか?
Y:
音楽で喰って行きたい!とは、思っていました。
Z:
下積み時代と言うか。
エゴにしても、人気出る前から良く知ってるんですけど。
人気が出る前とかはどんな気持ちで歌ってました?
Y:
ノジさんとか、イベンターの人とかで、ずっと出さしてくれる人とかが居てたし、嫌やと思った事は、1度も無いです。
Z:
いままでも?
Y:
あ...でも、モリ君とは『 もうできへん!』と思った事はあるけど。(笑)
Z:
何回も?
Y:
何回も!!
Z:
知ってますけど(笑)
Y:
でも、しんどいとか、苦しいとか感じたことは1度も無い。
Z:
モリ君と出来ないって気持ちの時は、モリ君とやるのを辞めようって思うんですか?
Y:
でも、そうなると、なんか周りが『 最近いいな 』って言ってくれたり、売れだしたりとかしてやめられへんようになったりして。
Z:
なんかそういうの良く聞く話ですよ。
Y:
あ、そうなんや。
でも、モリ君はそんな事も有って、家族以上です。
Z:
そんないきにたどり着いてしまったと(笑)。
そんな気持ちになるのは、良く解りますね。
大体、男と女って結びつきだけだと、いざこざがあると疎遠になったり、関係が途切れたりするじゃないですか?
Y:
そうそう。
Z:
いきなりなんですが...一番売れた曲は『くちばしにチェリー』?
Y:
う〜ん『色彩のブルース』?
Z:
先に?
Y:
先に、あのインディーの頃のんが皆聞いてくれたんかな?
それに、デタミネーションズと共演したのが大きかったかも?
自分の中でも、モリ君の中でも。
Z:
デタミネーションズとは、なぜ一緒にやることになったんですか?
大学の先輩にあたる、イッチーさんからですか?
Y:
そう、イッチーさん知ってて、んでアタシは、大学の時にライブ見た事が有って。
そん時も『 めっちゃ格好ええなー!』って思ってて。
まだその時はヨッシーさんが鍵盤じゃなくて、男の人が鍵盤やって。
でその後、あるイベントでたまたま、一緒に出させてもらった時に、モリ君が見て。
Z:
いけてるイベントでしたか??
Y:
アタシ等それがきっかけになって、色んなことが良い方向に行ったなーって。
本当に主催者の方には頭が上がりませんよ。
そう、その時に初めて、ヒトシ君もアタシ等のライブを見てくれて。
その時にアルバムを買ってくれたらしくて、ヒトシ君が『 何かおもろい奴らや 』って、それで知ってくれて。
モリ君もデタミ見て『 めっちゃ格好いい!』ってなって『めっちゃ一緒にやりたい』ってなって、で、曲作って、ヨッシーさんに御願して、んでOKもらって。
だから、そのイベントがきっかけなんですよ。
Z:
良い話ですよね。
Y :
ほんと、それが良くて、その後もお客さんもいい感じで来てくれる様になって。
Z:
やっぱり、お客さんは多い方が上がりますか?
Y:
上がる!!完全上がる!!
Z:
上がって。
激しいときとかヤバいですよね?普段のヨッちゃんを良く知ってるだけに(笑)
Y:
なる!あれ不思議やわ。
Z:
ライブを見ているお客さんとかは、あんまりそんなギャップとか、日常を知らないし感じないんでしょうね?
Y:
そうなんですよ、なんか怖い人と思われてるみたい(笑)
Z:
よっちゃん!ステージでは怖いもんね(笑)
Y:
凄い怖いと思う。普段もアレやったらイケイケやん。
Z:
なんか、スイッチ入る感じ?
Y:
スイッチ入る感じ。バーンて。昔からそれは。
Z:
でも、そうじゃないと駄目ですよねミュージシャンは。
Y:
そうっすね。
あんまりウダウダとかないかな気持ちの上で。
中納氏の音楽の原点、エゴラッピン誕生から、短期間に音楽シーンを駆け上っていく分岐点。
ライブパフォーマーとしての、素顔。
次回最終回
次回の更新は5月15日金曜日です!