INTERVIEW

ヨッチャン 其の1

09/04/24

大阪で結成され。

パワフルなライブパフォーマンスからコアなフアンの、心を鷲掴みにし。

映画やドラマの挿入歌を通し、一般ファンの心をも鷲掴み。

脅威の心鷲掴みバンド『 EGO-WRAPPIN 』 のヴォーカリスト中納良恵氏。

小さな体躯から想像出来ないパワフルなライブパフォーマンスは必見!!

そんな中納良恵氏にZEROMAGAZINEがインタビューを敢行。

(SEXYヨッチャン!)
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ZEROMZGAZINE(以下Z)
基本的な質問から(笑)ヨッちゃんの出身は?

中納良恵氏(以下Y)
大阪の大東市です。

大東市の小学校、中学校、高校、を出て、京都の大学に行きました。

Z :
京都の大学は何処ですか?

Y :
同女です。

Z :
ドウジョ?

Y :
同志社女子大学。

Z :
中学生の時はどんな感じの子でした?

Y :
陸上部に入っていました。

Z :
おっ?運動部?

Y :
3年間、走りまくって。

新入女子部員が30人くらい居たんですけど、最後には5人になってました。

5人しか、残らん位ムチャクチャしんどかった。

Z :
でも、最後まで所属してたんですよね?

Y :
でも、頑張って『 辞めたら負けや!』とか思って。

Z :
いきなり、おいしいエピソード登場ですね(笑)

Y
そうですか?(笑)

でも、もうその頃に、そう言うの宿ってますね。

小学生の時は、習い事とかもすぐ辞める感じやったけど。

(小学生のヨッチャン。)
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Z :
何故陸上を選んだんですか?

Y :
走るのが好きやって、当時『 りぼん 』って月刊誌があって。

それの『 涙の陸上部 』って漫画があったんですよ。

Z :
それに影響されて?

Y :
小学校の時にそれに影響を受けて、中学に入ったら陸上部に入ろうって決めてた。

Z :
単純なんですね(爆笑)

Y :
後、ユニフォームが可愛いかった。で、ハードルやってました。

でも遅かった、大東市で7位とか...。

Z :
その時は、音楽は聞いてました?

Y :
音楽は、ユーミンとか聞いてた。後ブルーハーツとか。

Z :
なるほど。
ヨッちゃんもご存知の、ペイさんは、少し年上なんで『 ラフィンノーズ 』でしたけどね(笑)

Y :
2こしか変わらんけどね(笑)

Z :
ブルーハーブ?

Y :
ブルーハーツ(笑)でも、夢中になって聞いてたって訳でもない、何となく聞いてた。

流行ってたし(笑)

(陸上部時代のヨッチャン!後ろから2番目の肩を落として歩いている人です。)
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Z :
高校生活は、どんなでした?

Y :
高校生活はもう。

Z :
陸上?

Y :
陸上は辞めた。

しんど過ぎたから。

燃え尽きてもうて。(笑)

Z :
そんなにハードだったんですか?

Y :
とりあえず、上下関係が厳しかった。

中1のときは、練習中日陰とか入ってもアカンし。

練習中、水も飲んだらアカンかった。

Z :
昔の部活はそう言う非合理なとこありますね。

本当は、水飲んで、体休めて、又ハードなトレーニングとかが効果的だって言いますよね。

Y :
そう、練習中、座るのもアカンかった。

200メートルダッシュを、35秒以内に2回走る。

その後200ジョギングして、それが1セットでそれを10セット。

それが1本でも35秒超えるとドンドン本数が加算されて行く。

Z :
いじめ?(笑)

Y :
かなりのいじめ(笑)ずっと走ってたなぁ...中1の時は、毎日『 コブラ返り 』起こしてた。

Z :
薬局の前によく『 コブラ返りが治る 』って看板見ますよ。

Y :
え?嘘?そんなんあるんですか?治るんですか?

Z :
治るんでしょうねぇ。(笑)

Y :
見たら良かった。(笑)

Z :
暴力とかは無かったんですか?

Y :
無かったですね。でも、正座させられて、良く怒られてましたね。

Z :
良恵!!アンタは!!みたいな?

Y :
そうそう(笑)『 挨拶のおじぎの角度が足らん! 』って。

Z :
何度でするのが、好ましいおじぎなんですか?(笑)

Y :
90度!!しかも何回もせなアカンのですよ!!『先輩さよなら 』って消えるまで。

Z :
であげく『 角度がたらん 』と!!ヤンキーですね!(笑)

Y :
先生も厳しかったし。
でも陸上の成績は、そんなに良くなかった(笑)なんで、見放されてるタイプでしたね。

でも何故かやめずに頑張ってた。

Z :
大変ですね?

Y :
そこで、でも、なんか精神的に養われた気がする。

Z :
高校は、公立?私立?

Y :
公立大東高校。中学生活のスパルタ陸上部の反動で、高校生活はずっと寝てたかもしれん。

Z :
家で?

Y :
家で、学校終わって寝る。

(高校生のヨッチャン!顔が眠そうです。)
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Z :
全然駄目な青春時代ですね〜。(笑)

Y :
そう(笑)一番多感な時期を、ホンマに寝てるだけでした。

バイトもちょっとしてたけど...ファミレスとかパン詰める工場に夏休みだけ行ったり。

Z :
僕も行ってました工場。

Y :
マジっすか??

Z :
冷凍ラーメンのスープを入れるバイト...すぐ辞めましたけど。

髪の毛が食品に入らない様にする為の帽子かぶって。

Y :
かぶってた、かぶってた。

高校の時は、ホンマに何もしてなかったボヤーッとしてました。

Z :
駄目ですね〜(笑)一番、楽しい時期なのに。(笑)

Y :
ウフフフフ(笑)でもバンドブームやったから。

友達と、ボガンボスのライブ見に行ったりとかしてたけど、軽くでしたね。

Z :
軽く?ハマりはしないって感じですか?

Y :
ウフフフフフ(何故か大爆笑)ハマりはしない。

Z :
ちなみに、ペイさんは...
ハマりすぎてチラシとか自分で作って『 戦争反対!』とか言ってたらしいですよ。(笑)

Y :
凄いなぁ〜。

アタシはそんなパワー無いわ。

学校行って、帰って来て寝て又起きて学校行って、友達ともそんな遊ばず。

Z :
全然楽しみのない高校生活じゃないですか?

ヨッちゃんの高校生活とか勝手に期待してたんですけどね(笑)

Y :
ウフフフフフ(笑)期待はずれでしょ?

Z :
恋愛とかは?

Y :
恋愛?...せず...好きな人はいたけど。

Z :
告白もなく?

Y :
そうそう...『 無理!』みたいな...だから、高校時代って抜け落ちてる感じなんス。

Z :
高校生の恋愛って一大イベントでしょ?告白して、付き合ったり、振られたり、デートしたり。

Y :
全く0ではないですけど。

振られたりとかはあったし(笑)どっか遊びにいったりとか。

でも、その事で、どん底まで落ちたり、盛り上がったり、とかは無かった。

Z :
振られても?

Y:
あ、悲しいな みたいな。

Z:
駄目ですね(笑)

Y:
だから、言ったじゃないですか!面白い話なんもないですよって(笑)

(高校時代のヨッチャン!左から2番目、はじけてます!!!)
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Z:
で、京都の大学に進学?

Y:
そう、ピアノで、入ったんですよ。

Z:
え?ピアノはやってたの?

Y:
そう、小学校から、お母さんに言われて。

家でお母さんがピアノの先生だったんで、なんとなく習わされてる、みたいな感じで。

毎日毎日、中学時代も、走って弾いて、高校も、寝ながら、いや、寝て弾いて、学校行って、みたいな感じでしたね。

Z :
ピアノは、何歳くらいからやってたんですか?

Y :
5歳くらいから。

Z :
結構長い事やってますね?(笑)

Y :
長い事やってますねん(笑)

Z :
で、大学はピアノ推薦ですか?

Y :
推薦じゃなくて普通に。

Z :
大阪から通学してたんですか?

Y :
京都っていっても、大阪よりの京田辺ってとこで、電車で1本やったし。

Z :
バンドはその頃から?

Y:
サークルに入ったんですよ!バンドサークルに、『ラブアンドフリー』ってサークル。(笑)

Z :
凄い!名前ですね?(笑)

Y :
『ラブアンドフリー』ってのと『SMMA』ってのがあって。

『ラブアンドフリー』は『SMMA』と比べると、ちょっとドロッとしてて、『SMMA』の方がポップと言うか、そこに入って色々教えてもらいましたねイロイロ。

ギャルバンもやってました。

Z :
ヨッちゃんはヴォーカル?

Y :
アタシ鍵盤。

Z :
ヴォーカルじゃなかったんだ?(笑)

Y :
でも、歌は、ちっちゃい時から、むっちゃ好きやって、歌うたいたかったんですけど鍵盤やって。

歌うたいたい!とかなって。

そうっすね〜...エゴラッピンで初めてヴォーカルをとったって感じですね。

Z:
その、鍵盤やってたギャルバンはなんて名前だったんですか?

Y:
『49クラムボン』って言うのと、『P3ルーギャーバンド』って言うのと(笑)

Z :
名前が凄い!ですね(笑)

Y :
でも、他にも色々やってたなぁ。なんか色々やってました。

Z :
寝たきりの高校生活の反動ではじけちゃったんですね?

Y :
はじけてもうて(笑)大学で色々知ったかもしれん。高校は死んでたし。

Z :
死んでた???

Y :
もう、めちゃくちゃ暗かったし。

Z :
漫画だと、顔に斜線入ってるキャラですね。(笑)

Y :
入ってた!!楳図かずお作やった。

Z :
大学行かずに、就職とかしてたら、斜線入ったまんまだったかも知れないですね?

Y :
そうですよ〜!大学ありがとう!!!

Z :
同志社女子ありがとう!

Y :
で大学時代にバイトとかしてペイとか知り合いになった。

Z :
そうなんですね。その時はまだエゴラッピンは、やってなかったんですか?

Y :
はい。ライブハウスとかでライブすることなく、学校内でやってました。

Z :
音楽教室とかで?あんまり積極的に動くって感じでもなかったんですね?

Y :
そうっすね。そんな積極的では、なかったかもですね。

Z :
その時は、鍵盤だったんですよね?

Y :
鍵盤やったり、歌ったり、『49クラムボン』とかでは、オリジナルもやってましたね。

Z :
それ、聞きたいですね!

Y :
実家にあった気もするなぁ。でも恥ずかしくって聞かせられないですね(笑)

Z :
聞きたいなぁ。どんな感じなんですか?例えば何々風とかで言うと?

Y :
え〜〜〜何やろ?ポップでもないんですよね。コード進行が暗い??

Z :
斜線入ってるんですね?

Y :
そう!(笑)割とそれは、ベースの人が作ってたんですけど。

Z :
その人も斜線入ってました?

Y :
超入ってましたよ!!(笑)

Z :
何故、解散したんですか?

Y :
解散言うか。自然消滅?学生やし遊び気分というか。

(大学時代のヨッチャンのLIVE写真です。)
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Z :
エゴラッピンはその頃結成したんですか?

Y :
大学を出てから。大学卒業時期にモリ君に出合って。

Z:
ヨッちゃんて、今幾つでしたっけ?

Y :
アタシ34。

Z :
モリ君は?

Y :
33?34。

Z :
同じ歳なんですね?

Y :
学年は、モリ君が一こ下なんですけど。

Z :
ヨッちゃん早生まれ?

Y :
早生まれ。2月。

確か、同じ2月生まれの魚座ですよね?

魚座の気持ちは、魚座にしか解らんって聞いた事あります?。

Z :
そうですよ〜!ずっと解ってますよ、ヨッちゃんの気持ちは。(笑)昔から(笑)


滑る様に進む会話の狭間に、とんでもない秘密が拾える事間違え無しのインタヴュー

商業誌のインタヴュアーは、これに勉強するのが懸命

商業雑誌のインタヴュアーのジェラスの歯がみの音と共に、フェードしまた表れる

次回、エゴラッピンにふれる 乞うご期待。

次回の更新日はGW開けの5月8日です!

(今回のおまけ写真です!!!)
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