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NICU・新生児集中治療室の県内で9つ足りない状況を受けて県は富山大学と協力して平成23年度中をめどに県立中央病院で6つ増やすなど9つの病床全てを補う具体的な計画を示しました。
これは、7日の定例会見で石井知事が明らかにしました。
県内のNICUをめぐっては去年4月に富山市民病院が14の病床を休止してから県内全体では病床が9つ足りない状況が続いています。
このため県は県立中央病院の新しい病棟の建設に伴ってNICUの病床を増やす方針をすでに決めていましたが、具体的な病床の数については富山大学側と協議するとして、決まっていませんでした。
7日の会見で石井知事は富山大学附属病院が協議の結果、病床を今後3つ増やす計画であることを明らかにしました。
そして県立中央病院で残る6つの病床を平成23年度中に増やすことで足りない9つの病床を補う方針で、「県民の皆さんが安心できる体制に出来たと思う」と述べました。
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