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肺炎球菌ワクチン、再接種で臨床研究へ インフル重症化、回避期待

 インフルエンザの重症化を防ぐ効果も期待される肺炎球菌ワクチンについて、2度接種したときの副反応などを調べる臨床研究に厚生労働省研究班(主任研究者=神谷斉・国立病院機構三重病院名誉院長)が乗り出す。過去に接種を受けた人に再接種する。現在は2度目の接種が認められていないが、再接種を認めるかどうか判断するデータを提供する狙い。

 臨床研究は同研究班の永井英明・国立病院機構東京病院外来診療部長が実施する。5〜6年前に肺炎球菌ワクチンを接種したことのある約80人に改めて接種して副反応の強さや接種前後の血中の抗体などを調べる。9月に着手し、来年3月までに結果をまとめる。(07:00)

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