2 月 8th, 2009 at 3:36pm
Fedora10でカーネルソースをインストールしてみると、以前とソースの展開位置が違っていたので、再メモ。
- Fedoraを配布しているFTPサイトのFedora/updates/10/SRPMS/の様なディレクトリから現用版にあたるカーネルソースをダウンロードする。現用版のバージョン詳細確認はuname -aを実行。
- rpm -ih kernel-2.6.27.xxxx.fc10.src.rpmでRPMを展開する。/root/rpmbuildが作成されて、ここにカーネルソースのアーカイブやパッチが置かれる。以前は/usr/src/redhat(たしかこの辺)に展開されていた。-vvオプションをrpmコマンドに付加すると展開先ディレクトリを確認できる。
- cd /root/rpmbuild
- rpmbuild -bp SPECS/kernel.specでカーネルソースが展開され、Fedora10向けのパッチが適用される。
- /root/rpmbuild/BUILD/kernel-2.6.27/linux-2.6.27.x86_64以下にソースが展開されている。
- 必要に応じて/lib/modules/2.6.27.xxxxx.fc10.x86_64にあるソースへのリンクを修正。
2 月 1st, 2009 at 6:59pm
C2Qが安くなってきたのでそろそろPentiumDから乗り換えることにした。マザーボードはGigaByteのEP45シリーズから選ぶ。WindowsXP professionalのインストールを行うもAHCIドライバは同梱されていない(SP3でも多分)。以下の手順でAHCIに。
- BIOSでSATAインタフェースをIDEモードにしてWindowsXPをインストール。手持ちのメディアはSP2以前の物なので、インストール後にWindows UpdateでSP3まで。
- intelのMatrix Storage Manager ver.8.7.0.1007 2009/01/09版をダウンロード。
- ファイル名を指定して実行でコマンドプロンプト("cmd")を起動してiata87cd.exe -A -A -P C:\DriverTempを実行(ダウンロードしたMatrix Storage Managerのアイコンをコマンドプロンプトにドラッグするとiata87cd.exeがパス付きで現れるのでそこに追記するだけでよい)。C:\DriverTempは解凍用ディレクトリなので何でも可。実行するとファイルを展開するダイアログが現れる。
- C:\DriverTemp\winall\Driver内にAHCIドライバがある。デバイスマネージャのIDE ATA/ATAPIコントローラにあるICH10R SATA何とかのところで右クリック→プロパティを開き、ドライバの更新へ。
- 「いいえ、今回は接続しません」
- 「一覧または特定の場所からインストールする」
- 「検索しないで、インストールするドライバを選択する」を選ぶ
- 「ディスク使用」ボタンで、先ほどのDriverTemp内のAHCIドライバのパスを開く。
- ICH10RのAHCIドライバを選択。署名なしの警告を無視してインストール。
- 再起動する
- BIOSでIDEからAHCIに切り替え。切り替えずにWindowsXPを起動しようとすると起動直後にブルースクリーン→再起動になる。
- AHCIでWindowsXP起動。画面・操作上は何等変わりない。iaXXXX.exeとC:\DriverTempはもう不要なので削除。
- 確認のためデバイスマネージャを見ると今度はICH10Rの所にAHCIと表記がある。
探してみると手順は他にもいろいろあるらしい。
環境によっては、もしくは作業に失敗すると、二度と起動できなくなる恐れがあります。追試しようとする方はくれぐれも自己責任かつデータの退避等万全にして下さい。
11 月 30th, 2008 at 9:55am
まだ放流が始まってから日が浅いFedora 10をDVDからインストールした。やむを得ず、テキストインストールに…。
インストーラが標準でグラフィックインストールなのにビデオ環境が対応していないためか、メディアチェック等のテキスト画面の操作が終わったところでいきなりブラックアウト。カードのGeForce8800が駄目って事はないだろうから、解像度WQXGAのLCDモニタがまずいんでしょうな。グラフィカルで進む術なく、
- GRUBメニューのinstall項目でTABキー押下
- 現れた編集行の末尾にlinux textを追加してリターンキー→ゴー
- ちなみにlinux resolution=1920x1200や1600x1200や1024x768でグラフィック画面のインストールをできないか試したけど駄目だった。
これでインストールは進むけど選択肢がグラフィックのコースで行った場合より少ない感じが…。後でどうとでもできるからいいけどさ。インストールが終わって再起動すると/etc/inittabのrunlevelが3になっているのでCUIのログイン画面だ。これがまた変で、最初のログイン名入力時だけエコーが返らない。改行キーでもいれてから入力するとエコーする。
もしやXorg関連一式入っていないのではと懸念したが、入っていたのでinittabを5に修正して再起動するとまたもブラックアウト。Alt+Ctrl+F7だったかF8だったかその辺弄ってテキストに逃げてきて、今度は
- ftp://download.nvidia.com/XFree86/Linux-x86_64/180.08へanonymousしようとするが、ネットワーク関連全滅してた。
- とりあえずifconfig eth0 192.168.2.123 netmask 255.255.255.0して、route add default gw 192.168.2.1して、/etc/resolv.confにnameserver 192.168.2.1を追加したら接続できた。ifconfig eth0 upもしたんだっけな?忘れた。
- NVIDIA-Linux-x86_64-180.08-pkg2.runを採ってくる
- chmod u+x NVIDIA-Linux-x86_64-180.08-pkg2.runする
- ./NVIDIA-Linux-x86_64-180.08-pkg2.runして質問に答えていくと、Nvidia制作ドライバーがインストールできた。カーネルソースのインストールが予め必要かと思ったけど、要らなかった。珍しい。
- useraddコマンドで新規ユーザー追加
- 今度こそinit 5してgdmのログイン画面からログイン
上の…-pkg2の2とは
The package suffix ('-pkg#') is used to distinguish between packages
containing the same driver, but with different precompiled kernel interfaces.
The file with the highest package number is suitable for most installations.
との事で、なんとなく選んだのが正解だったか。
10 月 25th, 2008 at 8:33pm
FreeBSDをインストールしてみるとGNOMEデスクトップ起動や、アプリケーションの起動が非常に遅かったが原因は自ホスト名の名前解決が出来ないことらしい。FreeBSDのgnomeインストールマニュアルを見ていたらここの20番に説明が。
/etc/hostsに自ホスト名とIPアドレスを追加と。
LinuxやSolarisの時も同様なのだろうか。
10 月 18th, 2008 at 1:03am
キリンが表紙の「初めてのRuby」を買って来たので、素数を求める何の芸もないコードを作ってみた。
#! /usr/bin/ruby
result = [2]
(3..1000).each do |i|
next if (i & 1) == 0
flag = 1
result.each do |j|
if i % j == 0
flag = 0
break
end
if i < ( j << 1 )
break
end
end
result << i if flag == 1
end
p result
T61pで実行してみると20mSecもかかっていない。