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H2B先端部の分離試験成功 種子島で30日組み立て
(2009 08/13 06:30)
火薬を爆破して留め具を破断、分離試験に成功したフェアリング=12日、兵庫県播磨町の川崎重工業播磨工場
 宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)は12日、9月11日に打ち上げる新型ロケット「H2B」の先端部分(フェアリング)の分離試験を川崎重工業播磨工場(兵庫県播磨町)で行い、成功した。機体関係の試験はこれですべて終了。8月30日に種子島宇宙センター(南種子町)で1、2段目エンジンやフェアリングを組み立てる。
 フェアリングは、国際宇宙ステーションに物資や実験機器を届ける無人宇宙船「HTV」を格納する。打ち上げ時の空気との摩擦熱などからHTVを保護する。
 試験は、HTVを放出する際にフェアリングが左右2つに分離するかを確認するのが目的。留め具のボルト558本すべてを、仕掛けてある火薬に電気を通して爆破すると、高さ15メートル直径5.1メートルのフェアリングは予定通り、先端部から2つに割れた。
 

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