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最終更新:2009年9月9日(水) 12時0分

オバマ大統領、医療保険改革で演説へ

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 オバマ大統領は9日、反対論が根強い医療保険改革について、議会で異例の演説を行って説得を試みることにしています。議会の夏休みも明け、オバマ政権は正念場の秋を迎えました。

 「 ハートに火はついているか?準備はいいか?」(オバマ大統領)

 医療保険改革、秋の陣を前に7日、オハイオに遊説したオバマ大統領は、選挙期間を彷彿とさせるフレーズを使って、医療保険改革をやりぬく決意を強調しました。

 8日には議会が夏休みから明け、民主党指導部が早速ホワイトハウスを訪れて、大統領と今年中の改革実現に向けた対応策を協議するなど、医療保険政局は早くも本番を迎えています。

 「我々は行動する必要があります。今の状況を続けることは出来ません」(ペローシ下院議長)

 オバマ政権の医療保険改革案に対しては、保守派を中心に反対論が噴出し、夏の間に大統領への支持率も大きく低下したことから、オバマ大統領は、日本時間の10日、テレビのプライムタイムに議会で異例の演説を行って、自らの考え方を説明することにしています。

 「大統領は改革についての疑問に答えるでしょう。それを国民が理解すると思います」(ギブズ報道官)

 イラク戦争や経済危機とは異なり、医療保険改革は、前の政権からの負の遺産ではなく、オバマ政権が自ら最重要として設定した政治課題だけに、局面打開を狙うオバマ大統領にとって、10日の演説は今後の政権の行方を左右する大舞台となります。(09日10:53)



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