Print this Post Article Lists Back

「最もはじけたファーストレディー」にハト山夫人

米タイム誌が選定

 ハト山由紀夫次期首相夫人のハト山幸さん(66)が8日、米国の時事週刊誌タイムが選ぶ「最もはじけた国家首脳配偶者10人」のトップに選ばれた。

 幸夫人は昨年出版した著書『私が出あった世にも不思議な出来事』の中で、「寝ている間に魂が宇宙人に拉致されて金星に行ってきたことがある」と主張した。幸夫人はまた、あるインタビューで「ハリウッド俳優のトム・クルーズと前世で出会った。彼の前世は日本人だった」と語ったこともある。

 同ランキングの2位にはフェルディナンド・マルコス元フィリピン大統領夫人、イメルダ・マルコスさんが選ばれた。同夫人は夫の在任中、靴を何千足も買い集め、海外で数百万ドルのショッピングを楽しむ豪遊ぶりで有名だ。

 3位はビル・クリントン元米大統領夫人、ヒラリー・クリントン米国務長官が入った。同長官は夫の在任中、ホワイトハウスで霊媒研究家のジーン・ヒューストン氏とともにフランクリン・ルーズベルト元大統領の夫人エレノア、インドの非暴力運動家だったマハトマ・ガンジーなどとよく会話をした、と米紙ワシントン・ポストのボブ・ウッドワード副局長に語った。ウッドワード氏は1997年に出版した著書『選択』で、この事実を公開した。

 ニコラ・サルコジ仏大統領の夫人、カーラ・ブルーニさんは「一夫一妻制にうんざり」と公の場で宣言したことで4位になった。実際、米国の人気ロックグループ、ローリングストーンズのリーダー、ミック・ジャガーと浮気をし、ジャガー夫妻は離婚した。

 このほかにも“はじけた”国家首脳配偶者として、■ジェラルド・フォード元米大統領夫人のベティ・フォード■ロナルド・レーガン元米大統領夫人のナンシー・レーガン■エイブラハム・リンカーン元米大統領夫人のメアリー・トッド・リンカーン■オラフル・ラグナル・グリムソン・アイスランド大統領夫人のドリット・ムシャエフ■ハリー・トルーマン元米大統領夫人のエリザベス・トルーマン■マーガレット・サッチャー元英首相の夫デニス・サッチャーが選ばれた。

 フォード夫人は「夫とどれだけ性関係を持っているか」という質問に、「できるだけ多く」とためらわずに答え、婚前の性関係についても語った。占星術に心酔したレーガン夫人と、超能力を信じていたリンカーン夫人は二人とも「死人と会話した」と主張した。デニス・サッチャーさんは、「イギリスのサッカーチームは“地獄(2010年ワールドカップが開かれる南アフリカ共和国のこと)”で競技する権利がある」など、たびたび突飛な発言をすることで有名だ。

キム・ミング記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

このページのトップに戻る