今日九月一日は防災の日です。
大正十二年の今日、關東大震災が起きました。
地震大國日本においては、常日頃から防災・避難について注意しておく必要があります。
防災と言つても地震は防ぎやうがありませんから、避難方法が重要でせう。
避難場所の確認(數箇所)、避難用品の常備・點檢、等が考へられます。
避難用品の中で「靴」が重要だと聞いたことがあります。
裸足やスリッパ程度では瓦礫の上をとても走つたり歩いたりできないさうです。
言はれてみれば納得です。
今回の常用漢字は『避難』の「避」
「避」 辵部 十三畫
音:ヒ
意味:さく 等
「辶」は「辵」が元の字なので點は二つ書きませう。
「辟(ヘキ)」が音を擔つてゐます。
關東大震災を知る人は少なくなつてゐます。
やはり歴史は風化するものなのです。
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