IntelのLynnfieldも発売になり、ほっと一息一段落。
そろそろ秋を楽しみに出かけてもバチが当たることはないでしょう。
妖精さん遊びにいきませんか?
妖精さん「いいわね!でも、せっかくのしんしょうひんなんだし、とくしゅうとかしなくていいの?」
言われてみれば至極もっともなご意見です。
じゃあ遊びに行くのは新商品を特集してからにしましょう。
妖精さん「じゃあしょうかいしてちょうだい!」
今回はP55マザー特集にしましょうか、CPUは事前に情報が結構あったのでマザーの情報整理をしたいと思います。
妖精さん「マザーもいろいろとかわってるからちょうどいいわ!」
それでは各メーカー毎に見て行きましょう。
まずはASUSです。
ASUSからは4製品登場となっています。
妖精さん「ラインナップはどんなかんじ?」
標準モデルが
「P7P55D」
型番法則が変更されています。
P7が「LGA1156」という意味でP55がチップセットです。
前までチップセットは開発コードネームだったので知識がないと分かりにくかったんですが、今回はわかりやすいです。
妖精さん「AMDのAMD785Gからこんなかんじよね」
ラインナップの多様化にあわせて変更してきた感じです。
妖精さん「ほかのみっつはどんなかんじ?」
廉価版の「P7P55D LE」
SLIに対応する上位モデルが「P7P55D EVO」と「P7P55D Deluxe」です。
「P7P55D Deluxe」
妖精さん「EVOとDeluxeはどっちがうえなの?」
『Deluxe』が上位製品で『EVO』は設計が共通で一部機能や回路が省略されたモデルです。
ちょうど『Deluxe』と『E』と同じ関係です。
妖精さん「EVOはにんきがでそうね!」
毎回この手のモデルは大ヒットしますから今回も人気になると思います。
では次はGIGABYTE
GIGABYTEは初回入荷最多の7製品が入荷しています。
妖精さん「いきなりそんなにあるの?」
ATXマザーが5製品にMicroATXマザーが2製品となっています。
妖精さん「なぁんだ、Microもふくめたかずなのね」
それでも多いと思いますが、選択肢の多さは魅力です。
標準モデルは「GA-P55-UD3」
順に末尾が「UD3R」「UD4」「UD5」「UD6」とあがっていきます。
MicroATXは「GA-P55M-UD2」と「GA-P55M-UD4」です。
妖精さん「UD4はどっちにもあるのね」
ややこしいので気をつけてください。
ちなみにUD4以上がハイエンド製品でSLIにも対応します。
妖精さん「え?じゃあMicroATXのUD4もSLIできるの?」
できますよ、ただ、MicroATX対応でSLIできるようなケースはあまりないのでケース選びに注意は必要です。
大きさもそうですが熱量にも注意しましょう。
注目のモデルは最上位の「GA-P55-UD6」です。
「GA-P55-UD6」
なんと、電源回路が24フェーズ、CPU周りにこれでもかと部品を詰め込んでいます。
妖精さん「すごいみつどね、これならオーバークロックもききそうだわ!」
メモリスロットも6本あったりします。
もっともデュアルチャンネル動作で最大容量は16GBですが。
あとは「GA-P55-UD3R」もPCIスロットが4本あるので使い方次第では重宝します。
「GA-P55-UD3R」
豊富なラインナップの中から自分に合ったものを選びましょう。
妖精さん「いっぱいあるもんね」
では次はMSIです。
MSIからは2製品。
低価格モデルの「P55 CD53」と高級モデルの「P55 GD65」です。
妖精さん「やすいのとたかいのでわかりやすいわ」
はっきりしているので迷う事はなさそうです。
「P55 CD53」は非常にシンプルでLynnfieldの性能をそのまま味わうのに良さそうです。
「P55 GD65」はSLIの対応やMSI独自のDr.Mosに対応で高性能なマシンにうってつけです。
「P55-GD65」
妖精さん「どっちもMSIらしいわ」
MSIの低価格の特徴とMSIのハイエンドの特徴がそれぞれ出ています。
特に「P55 CD53」のスロットなどはMSIの低価格マザーの特徴が如実にでています。
「P55-CD53」
妖精さん「PCIとPCI Express x1がそれぞれ3つね」
こういうマザーの方が使いやすいという人は多いでしょうから一考の価値ありです。
最後はIntel純正です。
今回Intel純正は4製品入荷しました。
妖精さん「Inteじゅんせいにしてはおおいわね」
ラインナップとしては標準モデルとハイエンドがそれぞれATXとMicroATXで出してきた感じです。
妖精さん「IntelのハイエンドってことはExtremeシリーズね!」
Intel純正でありながらオーバークロックが可能なプレミアムシリーズです。
しかもIntelのExtremeシリーズでMicroATXはかなり珍しいですよ。
ExtremeはSLIにも対応します。
妖精さん「なんだかかわったマザーよね」
Intel純正だから標準的な仕様のはずなんですけど、最近のIntel純正は個性的です。
レガシーフリーがずいぶん進んでいるので古いパーツの流用には十分注意が必要です。
妖精さん「どれくらい?」
パラレルポートとシリアルポートがないのは当たり前として、FDD、IDE、マウス・キーボードのPS/2ポートが姿を消しています。
ExtremeのMicroATXの方はPCIスロットもありません。
妖精さん「ずいぶんかげきね」
これにはカラクリがあって、IntelはATXとMicroATXのモデルで基盤が共通なんですよ。
今まで出ていたモデルは基本的にそうなんですが、ATXのマザーからスロットを下から3つ分切り落としたのがMicroATXになります。
妖精さん「つまり、ATXのマザーからスロットを3つおとしたらPCIがのこらなかったのね」
GIGABYTEと同じく、MicroATXでSLIにも対応した高級モデルなんで製品としては面白いんですけどね。
標準モデルの方は今回Mediaシリーズで出してきました。
かなり低価格ですからCore i5を使ってお手ごろ価格でLynnfieldを試した方にオススメです。
妖精さん「せんたくしとしてはけっこうおもしろいかも」
Intel純正は3年保証もあるので、お仕事で使う方には都合がよさそうです。
妖精さん「なんだかんだでじゅんせいひんはてがたいわね」
Intel純正はレガシーフリーにさえ気を付ければ使いやすいと思います。
わたしもなんだかんだで初めての自作はIntel純正のマザーを使いましたし。
妖精さん「Extremeもけっこうおもしろうだわ」
やっぱりこれも自分にあったマザーを選びましょうという事です。
とりあえず今回入荷したP55マザーはこんな感じです。
妖精さん「ぜんたいてきにこせいていだわ!」
ここ数年マザーが急に個性的になり始めて、そこに個性的なCPUが登場しましたから面白いマザーが多いのは当然でしょう。
上位のX58勢に個性派揃いですからそこに個性で負ける訳にも行かないでしょうし。
妖精さん「面白いパーツがでてきたのはうれしいわね!」
見ているだけで楽しくなり、見てるだけでなく使ってみたくなります。
妖精さん「秋のよながにじさくしたいわね!」
じゃあ今日は外に遊びに行くのは止めにしてP55で一式組むとどうなるか一緒に考えましょうか。
妖精さん「やっぱりインドアであそぶのね」
細かい事は気にせずに。
よさそうな一式を思いついたらまたここでしょうかいします。
紹介しないかもしれませんが。
妖精さん「またみてね!」