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不登校:中学で最高、岡谷5.08% 最低は茅野で1% /長野

 県教委は10日、08年度の小中学生の不登校の状況を、県内の市郡別に初めて公表した。矢崎和広委員長は「自治体が問題としてとらえ、解決するきっかけになる」と説明。市町村教委など行政と地域が連携する必要性を強調した。長野は、小中学生全体に占める不登校の割合が全国都道府県でも上位で、問題が深刻化している。

 中学校で不登校の割合が最も高かったのは、市部では岡谷市の5・08%。大町市が4・84%、長野市3・97%で続いた。また郡部では東筑摩郡の4・50%が最も高く、続いて上水内郡3・56%、北佐久郡3・43%だった。

 逆に割合が最も低かったのは市部は茅野市の1・00%、郡部は小県郡1・55%だった。

 小学校については、市部は安曇野市が0・77%で最も高く、次いで駒ケ根市0・76%。郡部の最高は東筑摩郡の1・21%で、続いて北安曇郡0・76%だった。最も低かったのは塩尻市0・21%、諏訪郡0・21%だった。県教委は不登校対策検討委員会を設け、現状や課題を協議する。

 08年度の長野の小学生の不登校の割合は0・5%(632人)で、全国ワースト1位。中学生は3・22%(2091人)でワースト5位。小中学校の合計は2723人で1・42%となり、全国ワースト2位だった。【福田智沙】

毎日新聞 2009年9月11日 地方版

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