福島氏、厚労相断念し環境相希望 鳩山代表、閣僚人事続ける (09/11 12:38)
民主党の鳩山由紀夫代表は11日午前、来週の新政権発足に向けて閣僚人事の調整を続けた。政府は、特別国会の16日召集を閣議で正式決定した。 社民党は11日、福島瑞穂党首の入閣ポストに関し、「雇用関係の閣僚」との意向を撤回し、新たに環境相を鳩山氏に求めた。厚生労働相ポストの獲得は難しく、内閣府の特命担当相では政策実現が難しいと判断した。 鳩山氏は特別国会で首相に選出された後、ただちに新内閣を発足できるよう週内にも全容を固めたい考え。11日は昼前に党本部に入り、党内調整を急いだ。 党役員や国会関係の人事は、幹事長に内定した小沢一郎代表代行が主導。副大臣、政務官は内定した閣僚の意向を尊重する方向だ。 新政権の主要人事に関して鳩山氏は、菅直人代表代行を国家戦略局担当相(副総理、党政調会長兼務)、岡田克也幹事長を外相、平野博文役員室長を官房長官にそれぞれ内定。直嶋正行政調会長を経済産業相などの経済閣僚に起用することも固めている。連立を組む社民党の福島氏や、国民新党の亀井静香代表も入閣する。 |