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外国人・韓国系受験者が急増=韓国語能力試験

 これも韓流効果だろうか。韓国語能力試験を受験する外国人・在外韓国系の数が急増している。

 教育科学技術部は10日、「今月12日と13日に行われる第16回韓国語能力試験には、世界25カ国 から9万3173人が申し込んだ。上半期(8万6280人)も合わせると、今年の受験者は約18万人に達する見通し」と発表した。昨年の受験者14万2804人に比べると26%増えている。

 韓国語能力試験は、韓国語を母国語としない外国人や海外在住韓国人・韓国系を対象に、韓国語の能力を測る試験で、1997年から実施されている。初年度の受験者数は2274人だったが、2000年4850人、06年3万270人、08年14万2804人と急増している。

 今回の試験は中国(6万7172人)、日本(5932人)、台湾(1535人)、タイ(911人)、ラオス(76人)、ウズベキスタン(663人)といったアジア地域のほか、オーストラリア(537人)、ロシア(534人)、ブラジル(298人)、アルゼンチン(205人)、インド(102人)などでも行われる。今年は東欧のベラルーシで初めて韓国語学科専攻の大学生22人が試験を受けるのも注目だ。

 教育科学技術部は「ウズベキスタン・ロシア・オーストラリア・ブラジルの受験者は、ほとんどが韓国系、日本や東南アジアの受験生は韓国文化に関心を持つ現地の人々が多い」と話している。また、韓国留学を希望する外国人留学生の受験もアジア地域を中心に増えている。

アン・ソクペ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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