岡山放送局

2009年9月10日 19時35分更新

農業大学校でブドウ収穫


赤磐市にある農業大学校では、いまが旬の「ピオーネ」や「マスカット」などのブドウがたわわに実り、学生たちが収穫作業に追われています。

ブドウを育てているのは、赤磐市にある岡山県農業総合センター・農業大学校の園芸課程・果樹コースで学ぶ1年生と2年生のあわせて9人です。
およそ30アールある畑やハウスでは「ピオーネ」や「マスカット」それに指のような形をした「マニキュアフィンガー」など10品種のブドウが栽培されています。
ことしは梅雨が長引き生育が心配されましたが、盆を過ぎたころから天候も回復し、大粒で甘いブドウになったということです。
学生たちは自分の背丈よりも低いブドウ棚で腰をかがめながら、実を傷つけないようひと房ずつ丁寧に収穫していました。
収穫されたブドウは、12日の午前9時から午前11時まで、農業大学校の体育館で開かれる催しで販売されるということです。
学生の1人は「心を込めて作ったブドウを多くの人に味わってもらいたいです」と話していました。