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【芸能・社会】のりピー「子供が一緒だから吸わないと約束したが最終日に吸ってしまった」2009年9月11日 紙面から 女優酒井法子被告(38)の覚せい剤取締法違反事件で、同被告が調べに、鹿児島・奄美大島への旅行について「子供が一緒だから吸わないと約束したが、最終日に吸ってしまった」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。 ホテルで子供不在時に、夫が拾った覚せい剤を使用したといい、警視庁は同日、同島での使用容疑で追送検した。東京地検が追起訴する方針だ。 捜査関係者によると、酒井被告は7月20日から30日にかけ、夫高相祐一容疑者(41)=同法違反罪で起訴、再逮捕=と長男とともに、日食を見るため、奄美大島へ旅行した。 酒井被告は高相容疑者との間で、「子供が一緒だから旅行中は覚せい剤を吸わない」と約束していた。 30日は3人ともビーチにいたが、高相容疑者だけが部屋に戻り、ガラス製パイプで加熱して吸引した。 その後、酒井被告が長男を連れて戻ると、同容疑者は「おまえの分も用意してある」と声を掛け、覚せい剤を残したまま、長男を連れて浴場へ行くため、入れ替わりに部屋を出た。 その後、酒井被告も1人で加熱吸引。高相容疑者が島で開催されたレイブ(野外音楽イベント)で拾った覚せい剤だったという。 一連の経緯について、夫婦の供述は一致しているという。 酒井被告は8月3日に高相容疑者が同法違反容疑で現行犯逮捕されると失跡し、8日に出頭。理由について「尿検査で覚せい剤反応が出るかもしれないと思った」と供述したため、同庁は直前の使用を捜査していた。 ◆警察庁 芸能界の薬物根絶への姿勢を評価芸能人による薬物事件の続発を受け、芸能関係3団体が警視庁などと薬物根絶への活動で合意したことについて、安藤隆春警察庁長官は10日の記者会見で、「真剣に取り組む姿勢を評価したい。警察は乱用根絶のため、芸能界を全面的に支援していく」と述べた。
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