先月、埼玉県鴻巣市で55歳の会社員の男性が2台の車に立て続けにひかれ死亡したひき逃げ事件で、警察は21歳の男ら2人を逮捕しました。
自動車運転過失致死などの疑いで逮捕されたのは、熊谷市の無職・中川貴史容疑者(21)と上尾市のとび職・飯島広樹容疑者(21)です。
警察の調べによりますと、中川容疑者と飯島容疑者は先月24日の午前0時半過ぎ、埼玉県鴻巣市下忍の国道の交差点で、自転車を押しながら横断していた行田市の会社員・鷲巣利男さん(55)をひき逃げし死亡させた疑いが持たれています。
中川容疑者と飯島容疑者は遊び仲間で、前を走っていた中川容疑者が鷲巣さんを転倒させ、後ろから来た飯島容疑者が鷲巣さんに衝突したとみられています。
取り調べに対し、中川容疑者は「自転車が来てぶつかったが怖くなって逃げた」などと供述し、容疑を認めているということです。(08日01:38)