パソコン版でご覧になっておられる方へ、今回アップロードした写真はいつものQVGA(320×240ドット)ではなく、実験的にすべてVGAサイズ(640×480ドット)の大きな画面でアップしてあります。
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なかなか記事に書くことができなかったが、6月に入り、長岡の出向が完了し、自宅から通える範囲での別工場へ出向になった。しかも、仕事の分野が今まで電気関係だったにもかかわらず、機械関係になったため、まったく仕事の方向性が違いすぎて苦戦している。
しかしながら、今までメインで使っていたウィルコムだが、次の出向先の職場が山間地のような場所のために不通のため、やむを得ずプリペイド携帯を購入、事実上ウィルコム(写真左)、ソフトバンクモバイル(写真右)と、携帯を2台持ちすることになった(写真1)
今回、購入した機種はソフトバンクモバイルの201SHプリペイドである(写真2)。

購入して思ったこととして、今までプリペイド携帯は専用端末になるために、やや安っぽい感じを抱いていたが、プリペイドとは思えない、しっかりしたつくりには感心したのも事実で、契約内容の変更でプリペイドではない、通常契約へ移行できるようになっている。試しに使ってみて、良かったから通常契約へ移行したい、という使い方も可能である。
また、同じプリペイド携帯でも、auのプリペイド携帯ではできないこととして、ソフトバンクモバイル製のプリペイド携帯はEメールが使えることは強いアドバンテージかもしれない。
但し、私自身ソフトバンクモバイル製の携帯電話で言うEメールはロングEメールないしスーパーEメールを意味し、標準の送信64、受信192文字のEメールはショートEメールと言っており、今回購入したプリペイド携帯では初期状態ではショートEメールが使える(ランダムのメールアドレスが初期設定されているが、変更も可能)が、申し込むことでEメールが使えるようになり、3,000文字までの受信もしくは、6KBytesまでの添付ファイルに対応する。
auもプリペイド携帯を発売しており、電波状況的な面では言うまでもなく死角が少ないためこっちの方が有利だが、困ったことにEメールが使えないこと、プリペイド残高及び期限が失効してからの再登録期間がソフトバンクの1/4(90日間。ソフトバンクは360日間で、その間は着信専用として使える)であること、サブ機として使いたいために折りたたみ型ではなく、小型のストレート型が欲しかったことから、敢えてソフトバンクを選択した。
もうメイン機であるウィルコムが折りたたみ型であるために、サブ機としては機能を絞ったストレート型が欲しかったのも事実であり、現実、ウィルコム側の電話機の使い方として、パソコンに繋いで使うのは日常茶飯事同然であるし、機能面では過去に
こちらにまとめておいたので省略する。
確かソフトバンクモバイルは、デジタルツーカー、Jフォン、ボーダフォンと経て、現在では(ボーダフォンとパートナー運営という格好で)ソフトバンクモバイルとなったが、ソフトバンクモバイルと社名が変わる以前は先を考えない経営体質と、特にJフォン時代に顕著だったこととして、電話機の機能の面(特に個人的に強く要望していたこととして、通信速度の高速化などの改善…3G方式導入に4年も遅れをとった)で他と比べて遅れていたことから、私自身ひどく嫌っていたが、ソフトバンクモバイルと社名が変わってから以降、プリペイド携帯を最も身近にしてくれたことと、社名が変わる以前では実現できなかった、サービスの質的な面での改善がやっと見込めると思えたのも確かである。
更に、デジタルツーカー時代に私の父親が契約したとき、苗字を間違えられたことがあり、3回ほど指摘してやっと間違いを正したものの、その頃父親は既に解約ムードが高まっていたのも事実である。
・購入するに当たって確認したこと
先述したとおり、出向先の職場でウィルコムが不通のため、
Googleマップ(PC専用)で該当する場所の地図を出力し、隣町の携帯電話量販店のソフトバンクモバイルの販売員に通じるかどうかを聞いてみたが、回答に戸惑った結果、道路を挟んですぐ近くのソフトバンクモバイルの販売店に尋ねてもらいたい、という話があり、そちらに出向いた。
近くのソフトバンクモバイルの販売店に出向き、再度同じように該当する場所の地図を見せて電波状況を確認してもらったが、数値上の結果ではエリア外になるが、もし宜しければ電波状況を確認するための電話機(写真3)を貸し出すので、それで確認してもらいたいとの旨の話があり、その電話機をソフトバンクモバイルの販売店から借りて出向先の職場まで行ってみることにした。
タイミング的にその電話機の時計が示すとおり、お昼頃なので、近くのコンビニにて弁当を買って昼食をとってから、出向先の職場まで行ってみることにした。
さて、出向先の職場での電波状況なのだが、最初に断ったとおりウィルコムはエリア外になってしまうものの、ソフトバンクモバイルの販売店が言う限りでは数値上ではエリア外になるのだが、電波強度的にアンテナが1本ないし、最も強いところでは2本くらい立つことを確認(写真4)、確かに3本立つということはなかったが、大雑把な状況が確認できたので、一旦ソフトバンクモバイルの販売店に戻ることにした。
ソフトバンクモバイルの販売店に戻り、電波状況を話したところ、何とか音声通話ができる範囲である、という話なので、電話機の購入を決定した。
しかしながら余談だが、PHSであるウィルコムの電波状況の表示に見慣れているためか、携帯・自動車電話の電波状況の表示は2段階少ないため、少し違和感を感じる。私の場合、電波強度が良い状況を「バリ5」と言っているが、PHSの場合は5段階表示の機種が多いのも事実で、その結果、もう自然とバリ5と言ってしまうこともある。
・電話機を契約してみて
ソフトバンクモバイルの201SHプリペイドを購入する際に一番最初に驚いたのが、パッケージである。
一般的な携帯電話のパッケージは箱型の物が多い(写真5)。例としてWX310Kのパッケージはこのような感じである。

しかしながら、ソフトバンクモバイルの201SHプリペイドの最初のロットは箱型だが、最近のロットは簡素的なプラスチックの円筒状のパッケージに入って販売されている(写真6)。

非常に簡素的で驚いたが、包装の簡素化という面で必要最小限の書類や説明書などの資料に抑えている点では省資源化に貢献していると思える。もちろん充電器などの重要な付属品は標準で入っているが、よくこれだけの小さなパッケージに、必要な書類や付属品をすべて収めることができたのが不思議に思えるほどである。
現実、この電話機はコンビニエンスストアでも購入できるので、コンビニのレジでもこのパッケージを見たことがあるだろうと思われるが、携帯電話量販店や電気店でもないにもかかわらず、箱型のパッケージがあると違和感を感じる。
・PDC方式…
購入前に電話機の方式を確認していたので、流石にこの電話機でデータ通信までやろうとは思わなかった。フロッピー1枚分のデータのダウンロードに、50分も待てるほど気が長くない。最低でもフロッピー1枚分のデータのダウンロードは10分以内でできるだけの容量が欲しいところである。
データ通信ならば、ウィルコムをメインで契約している以上、使用している電話機がAIR-EDGE音声通話併用端末のため、パソコンに繋いでのインターネットが利用できる。
PDC(Personal Digital Cellurar)方式携帯・自動車電話の場合、CDMA方式の携帯・自動車電話やPHSのように、通信速度の高速化など、機能拡張ができないことから、緊急時の音声通話及び、メール着信を知らせるアラーム感覚で使用してみることにした。
Eメールの場合、全角192文字まで受信した場合は無料で受信できるので、ウィルコム側でメール転送設定を有効にしておけば、メール着信があると着信音が鳴るので、必要であればメール本文をすべて受信すれば3,000文字まで受信できるためにこの電話機で確認できるし、仕事が終わってウィルコム圏内に入ったら、すぐにメール受信をかければ必要なメールをすべて受信できる。ウィルコム側は文字数関係なく送受信とも無料(現在の機種ならば全角20,000文字まで受信できるが、W-ZERO3のように理論値で全角約256,000文字まで送受信できる機種もある)のため、このような使い方も考えられる。
また、電話機の方式が携帯・自動車電話の方式であることから、1つの基地局で複数台の電話機を処理する、マクロセル方式のためにPHSであるウィルコムと比較して電波出力が大きいため、電波がある程度遠くまで到達するが、電話機1台に割り当てられる回線容量リソースが小さいために、お世辞にも通話品質は電話機1台あたりの回線容量リソースがかなり大きいウィルコムと比較すると良くない。
試しに無料通話の電話番号である、ウィルコムサービスセンターに電話をかけてみると京ぽん2の方がずっと綺麗に聞こえ、自動音声の一語一語がはっきり聞こえる。
・余談として…
やっと出向先の職場でも公衆電話を発見したが、安心を買う、ということに重きを置きたいと思うことは確かであり、緊急時の連絡でどちらか片方しか通じなかったとしても、ちゃんと連絡が取れる、ということのウェイトは大きいと思う。
さて、携帯電話販売店などでもらえる手提げ袋が増えた。(写真7)

確かにau、NTTドコモは私の父親及び妹2人が利用しているので頻繁に見るものの、私が持っている手提げ袋はウィルコムとソフトバンクモバイルの2社になってしまった。
ソフトバンクモバイルの手提げ袋は紙製だが、特にウィルコムの手提げ袋は最近のau同様、ビニール製なのだろうか、比較的丈夫で、コストがかかっているような印象がある。