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2006年1月30日のキャプ画像

2006年1月30日 日本テレビ

熊本被告2審も懲役16年 福岡高裁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060801/20060801_027.shtml
福岡、佐賀両県内で児童14人にわいせつな行為をしたとして、
強制わいせつ罪などに問われた福岡県宗像市、無職熊本晴彦被告(34)の控訴審判決が1日、福岡高裁であり、
浜崎裕裁判長は、懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した1審・福岡地裁判決を支持、熊本被告の控訴を棄却した。
弁護側は控訴審で、熊本被告と面会した精神科医による「(コミュニケーションを築くのが苦手な)
広汎性発達障害もしくはアスペルガー障害の疑いがある」とする意見書を提出し、1審を量刑不当と主張していた。
判決理由で、浜崎裁判長は「幼い児童を狙った悪質な犯行。障害があるとしても、量刑に考慮することはできない」と述べた。
判決によると、熊本被告は2003年5月―04年7月、福岡、佐賀両県内で、
6歳から10歳までの児童を誘い出し、体をさわるなどわいせつな行為をした。
熊本被告は1990年、17歳のとき、太宰府市で当時7歳の男児を誘拐し、
殺害した罪で少年刑務所に10年間服役。出所後、今回の事件を起こした。
=2006/08/01付 西日本新聞夕刊=
2006年08月01日13時45分
連続わいせつ事件、福岡高裁は1審の懲役16年支持
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06080153.htm
佐賀、福岡両県で起きた連続児童強制わいせつ事件で、14人の児童に対する強姦(ごうかん)致傷、
強制わいせつなどの罪に問われた福岡県宗像市、無職熊本晴彦被告(34)の控訴審判決が1日、福岡高裁であった。
浜崎裕裁判長は「弱者を狙った犯行で酌量の余地は皆無。再犯の恐れも懸念され、地域社会に与える悪影響も無視できない」と述べ、
懲役16年とした1審・福岡地裁判決を支持、熊本被告の控訴を棄却した。
被告は1審で起訴事実をすべて認めたが、2審では1件の強姦致傷罪について「強制わいせつ罪にあたる」と否認した。
だが判決は「被害女児の証言は信用できる」として退けた。
判決によると、熊本被告は2003年5月から約1年2か月の間、福岡市や佐賀県三養基郡内などで、
6〜10歳の児童を「学校の者です」などと言って誘い出し、わいせつな行為を繰り返した。
熊本被告は17歳だった1990年、福岡県太宰府市の男児(当時7歳)をわいせつ目的で誘拐して殺害。
福岡地裁で懲役5〜10年の不定期刑の判決を受けて服役、00年に出所した。
控訴棄却、懲役16年支持=「再犯を強く懸念」−連続児童わいせつ事件・福岡高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000041-jij-soci
佐賀、福岡両県で児童14人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつや強姦(ごうかん)致傷などの罪に
問われた熊本晴彦被告(34)の控訴審判決公判が1日、福岡高裁であり、浜崎裕裁判長は
「常習性は極めて深刻で、再犯が強く懸念される」として、懲役16年とした1審判決を支持、控訴を棄却した。
(時事通信)
児童14人に連続わいせつで懲役16年…双方が控訴
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_02/t2006021416.html
福岡、佐賀両県内で児童14人にわいせつ行為をしたとして、わいせつ目的誘拐などの罪で福岡県宗像市、
無職の男の被告(33)に懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した福岡地裁の判決について、
被告と福岡地検の双方は13日までに、判決を不服として福岡高裁に控訴した。
判決によると、被告は2003年から04年にかけ福岡、佐賀両県で6−10歳の男女児童計14人に刃物を突き付け体を触るなどした。
被告は17歳だった1990年、福岡県太宰府市の小学1年男児=当時(7つ)=を誘拐し殺して服役。2000年に出所した。
福岡地裁の林田宗一裁判長は1月30日の判決で「児童に対する性犯罪について常習性が認められ、再犯の恐れを否定できない」と指摘した。
ZAKZAK 2006/02/14
再犯防止の難しさ 01/30 20:10
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/002662.html
熊本被告は少年刑務所を出所した後にわいせつな行為を繰り返していました。
子どもを性犯罪から守ろうという気運が高まる一方で性犯罪者の再犯防止の難しさがあらためて浮き彫りになりました。
幼い子どもばかりを狙った性犯罪事件。
熊本晴彦被告から被害を受けた児童の心の傷は深刻です。
公判で明らかになった被害児童の言葉です。
犯行の手口は学校関係者などをよそおって声をかけ警戒心を解くというもので裁判所は「計画的で執拗かつ卑劣な犯行」と指摘しました。
あわせて14件の強制わいせつなどの罪について裁判所の判決は懲役16年極めて重い量刑といえます。
熊本被告は、14歳の時に幼い子どもに対する強制わいせつで補導され
17歳の時には太宰府市の小学1年の男子児童をわいせつ目的で誘拐して殺害しています。
服役していた佐賀少年刑務所を2000年に出所しましたが3年も経たないうちに再びわいせつ犯罪を繰り返し始めました。
裁判所は、きょうの判決で「再犯のおそれを否定できない」と強く指摘しました。
警察庁のまとめによりますと、13歳未満の子どもに対する性犯罪の再犯率は、20.4パーセント。
5人に1人は、再び、同じ犯罪を犯していることになります。
この再犯率の高さに犯罪被害者の会、福岡の藤田さんは、出所者情報を広く公開するべきだと訴えます。
日本では、去年7月から、こどもに対する性犯罪者の出所情報が、警察に通知されることになりました。
これまでに、全国で96人の情報が提供されましたが出所後の現住所などは地域住民には明らかにされていません。
一方で、再犯防止には出所者情報の提供だけではなく矯正施設のあり方を見直すべきとの声もあります。
支援者によると、熊本被告は少年刑務所で焼き物にシールを貼る作業などをしていました。
これまでの一連の裁判の中で弁護側は刑務所では再犯を防ぐための十分な矯正教育が実施されなかったと指摘しました。
これまでの裁判で、「どうしたら、やめられるのか」という裁判長の問いかけに熊本被告は
「捕まるたびにやめようと思うけど、1件おこせば次ぎから次ぎへとやってしまう」と答えています。
2004年に、13歳未満の子どもを対象に起きた性犯罪事件は、全国で1563件にのぼります。
今回の事件の被害児童は警察などの調べに対して「今でも恐くて恐くてたまらない」と話しているということです。
わいせつ判決:被告に懲役16年 福岡地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060130k0000e040057000c.html
福岡、佐賀両県で小学生の男女14人にわいせつな行為をしたとして、
強制わいせつや強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた福岡県宗像市日の里、無職、熊本晴彦被告(33)に対し、
福岡地裁は30日、懲役16年(求刑・懲役18年)を言い渡した。
林田宗一裁判長は「被告は以前に受けた懲役刑が終了後、ほどなくして再び同様の性向に基づき犯行に及んだ。
常習性が認められ、再犯の恐れを否定できない」と述べた。
判決によると、熊本被告は03年5月〜04年7月、福岡市や佐賀市などで当時6〜10歳の
男女児童14人を人目につかない場所に連れ出し、ナイフを突きつけて脅すなどし、わいせつな行為をした。
判決は、1人で帰宅できなくなったり、夜中に精神的に不安定になったりした被害児童がいることを指摘。
林田裁判長は「年少者への性的欲求に駆られるままの犯行は、自己中心的で酌量の余地はない。
児童らは大きな精神的、肉体的苦痛を受け、今後の成育に重大な支障も懸念される」と強く非難した。
熊本被告は17歳だった90年、福岡県太宰府市で小学1年の男児(当時7歳)を誘拐して殺害。
懲役5〜10年の不定期刑の判決を受け、00年12月に出所した。
公判で検察側は「刑務所での経験を生かすことなく、性欲を抑えることもできず、同様の犯行を繰り返した」と主張。
一方、弁護側は「カウンセリングなど教育的な措置を受けず、出所後も十分な支援体制がなかった」などと、
社会復帰に向けた体制の不備を指摘していたが、判決はこの点については特に触れなかった。
毎日新聞 2006年1月30日 12時23分
連続児童わいせつ、33歳男に懲役16年…福岡地裁
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060130i404.htm
佐賀、福岡両県で起きた連続児童強制わいせつ事件で、14人の児童に対する強姦(ごうかん)致傷、
強制わいせつなどの罪に問われた福岡県宗像市、無職熊本晴彦被告(33)の判決が30日、福岡地裁であった。
林田宗一裁判長は「児童に対する性犯罪の常習性が認められ、再犯の恐れも否定できない」と述べ、
懲役16年(求刑・懲役18年)を言い渡した。
判決によると、熊本被告は2003年5月から約1年2か月の間、福岡市や佐賀県三養基郡内などで、
6〜10歳の児童に「学校の者ですが、ちょっとついてきて」などと言って誘い出した後、
ナイフを出して「殺すぞ。言うことを聞け」と脅すなどして、性的暴行を加えたり、性犯罪を繰り返したりした。
林田裁判長は、被害を受けた児童が1人で学校から帰宅することが困難になるなど、事件で大きな精神的苦痛を受けたことに触れ、
「今後の成育に重大な支障が生じることも懸念される」とも指摘した。
熊本被告は17歳だった1990年、福岡県太宰府市の男児(当時7歳)をわいせつ目的で誘拐して殺害。
福岡地裁で懲役5〜10年の不定期刑の判決を受けて服役し、00年に出所した。
(2006年1月30日12時1分 読売新聞)
小学生連続わいせつ事件、被告の男に懲役16年判決 2006年01月30日10時44分
http://www.asahi.com/national/update/0130/SEB200601300004.html
福岡、佐賀両県で小学生の男女14人に対するわいせつ目的誘拐や強姦(ごうかん)致傷などの罪に
問われた福岡県宗像市日の里1丁目、無職熊本晴彦被告(33)に対する判決公判が30日、福岡地裁であった。
林田宗一裁判長は「児童の苦痛を顧みることのない粗暴な犯行で、再犯の恐れも否定できない」として、
懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
判決によると、熊本被告は03年5月〜04年7月、福岡市や佐賀市などで、
当時6〜10歳の女児12人と男児2人をそれぞれ連れ回したり、ナイフで脅したりしてわいせつな行為をした。
熊本被告は17歳だった90年、福岡県太宰府市の男児(当時7)をわいせつ目的で誘拐して殺害し、
懲役5〜10年の不定期刑を受け、10年間、少年刑務所に入っていた。
林田裁判長は「熊本被告にはわいせつ目的で犯した事件の前歴があり、刑期終了後、程なくして再び犯行に及び、常習性がある」と指摘。
「児童の今後の成育に重大な支障が生じることも懸念され、刑事責任は重い」と述べた。
弁護側は「少年刑務所で10年暮らし、社会的に未熟だった」として寛大な判決を求めていた。
連続わいせつ男に懲役16年 福岡などで児童被害14人
http://www.sankei.co.jp/news/060130/sha050.htm
福岡、佐賀両県内で児童14人にわいせつ行為を繰り返したとして、
わいせつ目的誘拐などの罪に問われた福岡県宗像市、無職、熊本晴彦被告(33)に対し、
福岡地裁の林田宗一裁判長は30日、懲役16年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。
熊本被告は17歳だった1990年、福岡県太宰府市の小学1年男児=当時(7)=を誘拐して殺し、
不定期刑の判決を受け服役。2000年12月に出所した。
公判で検察は「服役を終え親元に戻って2カ月たったころから、児童へのわいせつ行為を繰り返しており、
根深い性犯罪傾向は明らか」と主張。熊本被告は起訴事実を認め、弁護人は「更生を決意している」と寛大な刑を求めた。
判決によると、熊本被告は03年5月から04年7月にかけ、福岡、佐賀両県で、
6―10歳の男女児童計14人に、わいせつ目的で声を掛けて誘い出したり、体を触ったりした。(共同)
(01/30 10:32)
連続児童わいせつで懲役16年=被告の男に「常習性」−福岡地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000031-jij-soci
佐賀、福岡両県で児童14人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつや強姦(ごうかん)致傷などの罪に
問われた熊本晴彦被告(33)の判決公判が30日、福岡地裁であり、林田宗一裁判長は「欲望に駆られるまま、
児童の抵抗力のなさに目を付けた自己中心的で破廉恥な犯行」として懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
熊本被告は17歳だった1990年2月、福岡県太宰府市で小学1年の男児をわいせつ目的で誘拐して殺害。
懲役5年以上10年以下の不定期刑の判決を受けて服役し、2000年12月に出所した。
裁判長は「前科があるのに、同様の性向で再び犯行に及んだ」と指摘。
「児童に対する性犯罪の常習性が認められ、再犯の恐れを否定することはできない」とした。
(時事通信)
強制わいせつ:33歳被告に懲役18年求刑 福岡地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051201k0000m040115000c.html
福岡、佐賀両県での小学児童へ強制わいせつ罪などに問われた福岡県宗像市の無職、熊本晴彦被告(33)に
対する論告求刑公判が30日、福岡地裁(林田宗一裁判長)であり、検察側は「根深い性犯罪傾向があり、
矯正には相当長期を要する」として懲役18年を求刑した。判決は来年1月30日に言い渡される。
起訴状によると、熊本被告は03年5月〜04年7月、当時6〜10歳の小学生の男女14人に対し、
人目につかない場所に連れ出してナイフを突きつけて脅し、わいせつな行為をするなどした。
熊本被告は90年、同県太宰府市で小1男児を誘拐して殺害して服役し、00年12月に出所した。
検察側は「刑務所での更生教育を生かすことなく、わいせつ行為を繰り返した」と指弾。
弁護側は「カウンセリングなど教育的措置を受けず出所したうえ、
恵まれない家庭環境で社会性が身につかなかった」などと述べ、寛大な刑を求めた。
毎日新聞 2005年11月30日 21時14分
児童わいせつで懲役18年求刑
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-051130-0035.html
福岡、佐賀両県内で児童に対するわいせつ行為などを繰り返したとして、
強姦(ごうかん)致傷や強制わいせつなど計15の罪に問われた無職熊本晴彦被告(33)の論告求刑公判が30日、
福岡地裁であり、検察側は「性欲を満たすため、弱者である児童を狙った極めて卑劣な犯行」として懲役18年を求刑した。
判決は来年1月30日。
弁護側は最終弁論で「犯行は暴力的ではなく、自首が成立する」などと寛大な刑を求めたが、
検察側は起訴されたものも含め約40件の同種事案を繰り返したと指摘した。
起訴状によると、熊本被告は03年5月から04年7月の間、福岡市や佐賀県内で、
6〜10歳の男女計14人の体を触るなどのわいせつ行為を繰り返した。
熊本被告は17歳だった90年に福岡県太宰府市の小学1年の男児(当時7)を誘拐して殺害。
不定期刑の判決を受け、00年12月に出所した。
[2005/11/30/20:22]
連続児童わいせつ事件で男性被告を追送検…福岡県警
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05073002.htm
佐賀、福岡両県で発生した児童ばかりを狙った連続強制わいせつ事件で、福岡県警は29日、
同県宗像市日の里1、無職熊本晴彦被告(33)(公判中)を、強制わいせつ事件など4件について福岡地検に追送検した。
熊本被告は佐賀、福岡両県警に計6度にわたって逮捕され、福岡県警は11件で12人の被害者について立件。
佐賀県警でも3件を立件しており、一連の捜査は終了した。
調べによると、追送検された4件は2003年5月〜2004年6月、福岡市やその周辺で発生。
一人で遊んでいる子どもを言葉巧みにだます手口で人気のない場所に連れだしたり、未明に住宅に侵入したりして、
6、7歳の児童3人に性的ないたずらを繰り返すなどした疑い。
ほかの1件については、わいせつ行為についての被害届が保護者から出されず、住居侵入、窃盗容疑での立件にとどまった。
熊本被告は「悪いことをしました。(刑期を終えたら)社会に貢献できる仕事に就きます。
できることなら、被害者や保護者に会って謝りたい」と話しているという。
熊本被告は17歳だった1990年、福岡県太宰府市の男児(当時7歳)を誘拐し殺害。
91年6月、福岡地裁で懲役5〜10年の不定期刑の判決を受けて服役し00年12月に出所した。
その後、福岡市西区での住居侵入事件で逮捕、起訴され、懲役7月の実刑判決を受けた。
さらに昨年7月、佐賀県三養基郡内で、女児の体を触るなどして逮捕された。
福岡県警は2月、佐賀県警から熊本被告の身柄を移し、福岡市博多区の女児に対するわいせつ目的誘拐事件で再逮捕した。
熊本被告はこれまで佐賀、福岡の七つの事件で起訴され、福岡地裁で公判中。被害児童らの供述調書で、
児童らが「大人の男の人が怖い」と話し、学校から一人で帰れないなど、深い心の傷を負っていることが判明している。
狙われる子供の性/7止 加害児童 更生へ支援、乏しく
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kokoro/tamashii/news/20050519ddm041070080000c.html
埼玉県上尾市の住宅地。昨年6月の夕暮れ時、小1女児(6)は駐車場で友達と遊んでいた。
「ちょっと来て」と少年に声をかけられ、人目につかないガレージで体を触られた。近所で同じような事件が続いていた。
間もなく警察に補導されたのは、近くに住む小学6年の男児(12)だった。
家ではおとなしかったが、学校でも女子の体を触るなどの問題があり、学校が児童相談所に相談したばかりだった。
「思春期前の子供たちによる性的加害が増えてきた」。
加害児童を診察してきた国立成育医療センターの奥山眞紀子・こころの診療部長は危機感を強めている。
「どうやって性に興味を持ったのか聞き、早い段階でセルフコントロールできるようにすることが必要。
しかし、親がなかなか病院に連れてこない」という。
神奈川県相模原市では00年2月、やはり小6の男児が強制わいせつで補導された。
帰宅途中の女子中高生を「ナイフを持っている。声を出すと殺すぞ」と脅し、言う通りにさせていた。
警察に「コンビニでいやらしい本を立ち読みしているうち触りたくなった」と供述した。
二つの事件の男児はいずれも児童相談所に入所した。
しかし児相職員は「わいせつ事件だからと、特に違う処遇をしているわけではない」と話す。
■□
少年院には、こうした少年への特別な更生プログラムがある。個別面接で自分の行為を振り返らせ、性に関する男女の認識の違いや、
性犯罪被害者の苦しみを教える。だが、法務省によると、実施しているのは男子を収容する全国44施設のうち、15施設だけ。
03年に性犯罪で入院した少年は218人いるが、すべての少年が受けられるわけではない。
昨年7月、佐賀・福岡両県で連続強制わいせつ事件を起こしていた無職、熊本晴彦容疑者(33)が逮捕された。
14歳の時、8歳の女児にわいせつ行為をして山中を連れ回し、少年院へ。
仮退院から2年後、今度は7歳の男児をわいせつ目的で誘拐、殺害した。少年刑務所を出たのは、今回の逮捕の約3年前だった。
父の暴力におびえながら育った。小柄なためか、中学でも体格のいい同級生の女子生徒に下着を脱がされ、からかわれた。
年下の子以外とは意思疎通ができない。少年院では同室の少年から性的暴行を受けていた。
仮退院後に高校受験を目指したが、中学校が受け入れを拒否した。
代理人の弁護士は「幼い子の性を狙うのは、職にも就けない弱い少年たちが多い。
社会にさまざまな保護機能があれば、被告も事件を繰り返さず済んだはず」と悔やむ。
■□
性犯罪者の多くは言う。「小さい子は抵抗しない。親も周囲を気にして訴えない」。
被害から目を背ける社会の中で、魂の殺人は繰り返される。【磯崎由美、早川健人】=おわり
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ご意見、ご感想をお寄せ下さい。〒100−8051(住所不要)毎日新聞社会部「魂の殺人」取材班へ。
ファクスは03・3212・0636。
メールはt.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp
毎日新聞 2005年5月19日 東京朝刊
性犯罪再犯防止に効果? 04/08 19:03
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/005173.html
強制わいせつ事件など性犯罪者の再犯率は、ほかの犯罪に比べて高いことがわかっています。
こどもが被害を受けた場合の再犯防止策として、出所後の居所を警察が把握することが決まりましたが、
果たしてそれが有効なのか、不安の声もあがっています。
今年2月、佐賀地裁で開かれた女子児童に対する連続強制わいせつ事件の裁判です。
熊本晴彦被告。
一昨年10月から去年7月にかけて福岡県と佐賀県で4人の女子児童に声をかけて誘い出し、
わいせつな行為をしたとして起訴されました。
熊本被告は、17歳だった、90年2月に太宰府市で、小学1年生の男の子を誘拐し殺害した罪などで服役し、
2000年2月に出所しました。
しかし、わずか3年半後には女子児童を狙った性犯罪を繰り返しました。
警察庁が去年1年間に子どもを対象にした性犯罪で摘発された466人を調査した結果、
4人に1人の割合で、性犯罪の前歴があることがわかりました。
この結果を受けて警察庁は13歳未満の子どもに対して性犯罪を犯し、
服役したものについては法務省が提供する情報に基づき、出所後の動向を把握することを決めました。
しかし、性犯罪の被害者は子どもばかりではないのです。
福岡県内では毎年、およそ150件の強姦事件、400件以上の強制わいせつ事件に関する被害届が出されています。
最も、性犯罪では被害者が泣き寝入りするケースが多く、実際に被害にあった人の数はこの何倍にものぼると見られています。
一方で、平兮教授は性犯罪者の住所、氏名などを一般市民レベルにまで公開することには慎重な姿勢を見せています。
アメリカではインターネットで誰でも性犯罪前歴者の情報を閲覧できるようになっています。
子どもを含む4人をレイプしたこの男性は行き場を失い、モーテルで生活、しかも足には現在位置を知らせるGPSが取りつけられています。
住所や氏名が公になることで性犯罪前歴者が刑罰を受けた後も社会から阻害される、
法律の専門家はこれはニ重刑罰であり、社会の利益につながらないと指摘します。
一方で、実際に犯罪の被害者にあった人たちの受け止め方は全く異なります。
8年前、娘に付きまとったストーカーに妻を殺された藤田博さんは性犯罪前歴者に限らず、
再犯性の高い犯罪者に関する情報は公開すべきだと主張します。
性犯罪の再犯率は他の犯罪に比べて高く、狙われるのはほとんどが子供や女性です。
現在、起訴拘留中の熊本被告。
今回、服役した場合、警察は、熊本被告の出所後の動向を把握することになります。
警察に対して性犯罪者の情報が与えられるのは6月以降に、出所する対象者となっています。
犯罪者の情報公開が2重刑罰なのかそれとも安全な社会のためには必要なものなのか、
議論は、まだ尽くされていませんが少なくとも6月以降、新しい制度が再犯防止に役立つのかまずは、試されることになります。
女児強制わいせつの疑いで男性被告を5回目逮捕…福岡県警
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/news0504/news0401m08.htm
佐賀、福岡両県で相次いだ児童対象の連続強制わいせつ事件で、同県警は31日、
同県宗像市日の里1、無職熊本晴彦被告(32)(強制わいせつ罪などで公判中)を強制わいせつ容疑などで再逮捕した。
熊本被告の逮捕は5回目。調べによると、熊本被告は福岡市東区内で、女児に性的いたずらをした疑い。
また、福岡地検は同日、熊本被告をわいせつ目的誘拐などの罪で福岡地裁に追起訴した。
起訴状によると、2003年11月、同市南区の駐車場で、小学生男児(当時10歳)を近くの団地に誘い出し、
ナイフで脅して性的ないたずらをした。
32歳無職男、女児にわいせつ…17歳の時男児殺害
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_03/t2005031108.html
福岡県警博多署は10日、強制わいせつ容疑で、無職の男(32)を再逮捕した。
調べでは、容疑者は昨年、福岡市内で小学生の女児の体を触るなどした疑い。
また、福岡地検は同日、別の女児へのわいせつ事件で容疑者を起訴した。
容疑者は、佐賀県内でも同様の3件の事件で起訴され、佐賀地裁で公判中。
容疑者は17歳だった1990年に福岡県太宰府市の小学生の男児=当時(7)=を誘拐して殺害する事件を起こしていた。
ZAKZAK 2005/03/11
わいせつ:「100件やった」佐賀地裁で公判中の被告
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050217k0000e040055000c.html
小学生女児に対する強制わいせつ罪で佐賀地裁に起訴された福岡県宗像市日の里、無職、熊本晴彦被告(32)が、
佐賀県警の調べに対し、福岡、佐賀両県で同様のわいせつ行為を「100件ぐらいやった」と供述していることが分かった。
福岡県内での被害は北九州や福岡、筑紫野市など広範囲に及んでいるという。
福岡県警は16日、福岡市博多区でのわいせつ行為の疑いで逮捕した。
熊本被告は04年7月、佐賀県内で下校中の小学生女児の体を触るなどして逮捕されたが、
この間の約3年半に「100件ぐらいやった」と供述しているという。
月に2件以上のペースでわいせつ行為をしていたとみられ、被害者の中には男児もいた。
1人歩きで下校中の小学低学年の児童に話しかけ、誘い出す手口が多いという。
毎日新聞 2005年2月17日 14時24分
殺人服役後、強制わいせつ 福岡でも(2005/2/16 19:47:16)
http://www.kbc.co.jp/news/kbc6.html?1108607662
少年時代、男児を殺害して服役後、女子児童に対する強制わいせつ事件を起こしたとして佐賀地裁で公判中の男が、
福岡でも同様の事件を起こしていた疑いで、先ほど福岡県警に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、宗像市に住む32歳の無職の男です。
男は去年、佐賀市などで小学生の女の子の体を触ったなどとして、現在、佐賀地裁で、3件の強制わいせつの罪で公判中です。
調べに対し、男は、福岡・佐賀両県で、数十件の同様のわいせつ事件を繰り返したと供述しているということです。
このうち、おととし10月、福岡市博多区で小学校高学年の女の子が体を触られるなどした事件について容疑が固まったため、
福岡県警は身柄を博多警察署に移し、再逮捕しました。
男は90年2月、太宰府市で男子児童を誘拐し、大野城市で殺害した罪で服役し、
10年10ヵ月後の2000年12月に少年刑務所を出所していました。
出所後、わいせつ事件を起こしたことについて男は、「事件を起こせばまた捕まると思っていたが、
可愛い子どもを見ると我慢できなかった」と供述しているということです。
複数の同様の事件を起こしたとする男の供述に基づき福岡県警は、裏付け捜査を進めています。
女児わいせつ、福岡でも=誘拐殺人で出所の男を再逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000032-jij-soci
女児3人への強制わいせつ罪に問われ佐賀地裁で公判中の男が、福岡県内でも女児に乱暴しけがを負わせたとして、
同県警博多署などの合同捜査班は16日、わいせつ目的誘拐、強姦(ごうかん)致傷の疑いで
同県宗像市日の里、無職熊本晴彦容疑者(32)を再逮捕した。
熊本容疑者は17歳だった1990年2月、同県太宰府市で男児を誘拐して殺害。
懲役5年以上10年以下の不定期刑の判決を受けて服役、2000年12月に出所した。
昨年7月、佐賀県三養基郡で小学生女児の体を触るなどしたとして逮捕され、佐賀、福岡両県での余罪を供述。
佐賀地検は3件の強制わいせつ事件で起訴した。(時事通信)
強制わいせつ:佐賀で3件起訴の熊本被告、博多のわいせつで逮捕状−−福岡県警
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/news/20050215ddg041040004000c.html
小学生女児に対する強制わいせつ罪で佐賀地検が起訴した福岡県宗像市日の里、無職、熊本晴彦被告(32)について、
福岡県警は、福岡市博多区内の小学生女児に対する強制わいせつ容疑で逮捕状を取った。16日にも逮捕する方針。
熊本被告は17歳だった90年、同県太宰府市で小学生男児を誘拐、殺害した罪で服役し、00年に出所していた。
調べでは、熊本被告は03年秋ごろ、博多区内で小学校低学年の女子児童にわいせつな行為をした疑い。
衣類に付着した遺留物のDNAが熊本被告のDNAと一致した。
熊本被告は90年2月、福岡県太宰府市で下校中の小学1年男児(当時7歳)を誘拐し、同県大野城市の空き地で首を絞めて殺害。
未成年者誘拐と殺人の罪で91年6月、福岡地裁で懲役5〜10年の不定期刑の判決を受け、服役した。
00年12月に出所したが、昨年7月、佐賀県三養基郡内の路上で、下校中の小学生女児に声を掛け、
近くの団地の踊り場で体を触るなどわいせつ行為をした疑いで佐賀県警に逮捕された。
その後、佐賀、福岡両県内で数十件の余罪を供述。佐賀地検は3件を起訴している。
毎日新聞 2005年2月15日 西部夕刊
佐賀で女児わいせつ容疑の被告、福岡でも犯行か
http://www.asahi.com/national/update/0129/014.html
佐賀県内で小学生女児の体を触るなどしたとして複数の強制わいせつ罪に問われ、
佐賀地裁で公判中の無職熊本晴彦被告(32)=福岡県宗像市日の里1丁目=が、
福岡県内でもわいせつ事件を起こしていた疑いが強まり、福岡県警は2月中旬に、同容疑で再逮捕する方針を固めた。
佐賀県警の捜査が終わり次第、身柄を移して調べる。
熊本被告は佐賀県警の調べに対し、佐賀、福岡両県で女児らを対象とした数十件のわいせつ事件を繰り返したと供述。
福岡県警も以前から、県内で起きたわいせつ事件について調べており、
供述の裏付け捜査などから、熊本被告が複数の事件を起こしていた疑いが強まったという。
熊本被告は04年7月、佐賀県三養基(みやき)郡内で、下校途中の小学生女児の体を無理やり触るなどしたとして逮捕された。
複数の強制わいせつ罪で佐賀地裁に起訴され公判中で、起訴事実を認めている。
熊本被告は90年2月、福岡県太宰府市で小学校1年の男児(当時7)を誘拐し、同県大野城市で首を絞めて殺害したとして、
福岡地裁で懲役5年以上10年以下の不定期刑の判決を受けた。00年12月に少年刑務所を出所した。 (01/29 12:19)
小学女児の体触る=32歳男を逮捕−佐賀県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000620-jij-soci
小学生女児に声を掛け、体を触ったとして、佐賀県警鳥栖署は7日夜、
福岡県宗像市日の里、無職熊本晴彦容疑者(32)を強制わいせつ容疑で緊急逮捕した。同容疑者は容疑を否認している。
調べによると、熊本容疑者は同日午後3時25分ごろ、同県三養基郡内の団地の階段踊り場付近で、
下校途中の小学生女児に「お名前は、おうちはどこ」などと声を掛け、体を触るなどした疑い。(時事通信)