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GPF(グローバル・ピース・フェスティバル、主催=同実行委員会)の日本大会が、味の素スタジアム(東京都調布市)で開催され、約5万人が参加した。
大会では、「神の下の一つの家族」をテーマに世界各国で行なわれているボランティア文化の拡大や宗教間の対話などを呼びかける催し物が展開された。 本大会はUPF(国連NGO)が共催し、諸外国(イエメン共和国、エリトリア共和国、ケニア共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア共和国、タジキスタン共和国、パラグアイ共和国、ミャンマー連邦、モルディブ共和国、レバノン共和国等)の各国大使館が特別協賛して開催され、宮田修・元NHKアナウンサーらの司会により進められた。 メーンセレブレーションでは文顕進(ムン・ヒョンジン)UPF会長が講演し、GPFとファミリーボランティア活動が各国で開かれたことで民族対立や内戦などの終結に影響を与えたことを紹介。 日本の政府開発援助(ODA)や環境問題への貢献を高く評価した上で、「日本もボランティア文化を拡大していくことを期待している」と述べ、草の根奉仕活動の一層の拡大を求めた。 そして、「21世紀に世界は新しいビジョンを必要としている」、「そのビジョンがまさに人種、宗教、国家の対立を超えた「One Family Under God!(神の下の一家族)だ」と強調した。 参加者を代表してホセ・デベネシア前フィリピン下院議長が挨拶し、「今も宗教や人種の対立が世界で起こっている。平和を実現するには、宗教的対話と(各地で)GPFを開催する必要がある」と訴えた。 大会実行委員長の鈴木博雄・筑波大学名誉教授は「本日が新しい平和世界の実現と日本再生のための日になることを願っている」と述べ、共同実行委員長の中島衛・元科学技術庁長官は「GPFが掲げるファミリーボランティア推進のビジョンに希望を見出す」と語った。 また、神道や仏教、キリスト教、イスラム教など六つの宗教の指導者たちが、水を合わせて宗教の和合を祈る儀式も行われた。 さらにボランティア活動や宗教間の対話推進をうたった東京宣言が採択された。 なお、大会会場の外にある広場では、NGO団体や各国大使館など約100団体が「多民族共生社会の実現」などのテーマで展示ブースを並べた。 ペットボトルのキャップを集めて、アフリカの子供たちにワクチンを送る活動をしている特定非営利活動法人(NPO法人)「Reライフスタイル」が呼びかけた運動では、約110万個(2・7トン)のキャップが集まった。 同法人によると、一日に一つの会場で集めたキャップの数としては、過去最多になるという。 チャリティコンサートにおいては韓国の国民的歌手イン・スニさんが「朱蒙(チュモン)」の主題歌などを熱唱し、会場が歓喜に沸いた。 http://www.chojin.com/news.htm 例によって宣伝の為だけの無意味な大会が盛大に開かれたようです。 私も昔は、幕張メッセとか東京ドームの大会に参加しましたが、無意味な大会でした。 統一協会では1980年代に、宗教間の対話と和合の為と銘打って世界宗教議会(AWR)を開催しました。 1980年代半ばには、元政治家を集めた「世界平和のための頂上会議」を開催しました。 全部把握できませんが、その後は次々に名前を変えたようです。 世界平和宗教連合(IRFWP) 超宗教超国家平和協議会(IIPC) 世界平和超宗教超国家連合 (IIFWP) 天宙平和連合(UPF) どのような意味があって、次々に名前を変えるのか、どのような違いがある組織なのかは不明です。(○○金融が円ショップ○○になるようなものでしょうか?) しかし統一協会の実態をあまり知らない著名人を集めて、何か良い事をしてるように見せるだけの組織である事は、昔から変わりません。 統一協会関連団体リスト http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/2006/02/post_752d.html そもそも最初の世界宗教議会(AWR)は、立正佼成会が主導的な役割を担った、世界宗教者平和会議(WCRP)のパクリでした。 世界宗教者平和会議は統一協会よりも10年以上早く、1970年10月に第1回世界宗教者平和会議を開催しています。 http://www.wcrp.or.jp/ 統一協会も他宗教との対話や和合を謳ってはいますが、何故か本家の世界宗教者平和会議(WCRP)には参加しませんでした。 その事実を見れば、統一協会が主張する「他宗教との対話と和合」はあくまで建前である事が明白です。 統一協会が主催して、会議や大会の最後に主催者メッセージを発信して、大金を積んで招待した参加者達が、さも文氏を支持しているように宣伝する事が、この種の会議や大会の目的である事は、昔も今も変わりません。 自らが主催しなければ、会議や大会の意味がないのです。 2008/11/15 〈速報〉統一教会系集会にアントニオ猪木参加! 統一教会が味の素スタジアムで本日開催した大会でサプライズがあると言われていた。 そのゲストは何とアントニオ猪木さん。 信者によれば「出演料が高かったんでしょうね」とのこと。 http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/cat6522749/index.html 豪華ゲストを招いたり、ミニコンサートで客寄せするのも、常套手段です。 ホイットニー・ヒューストンを招聘しようとして、統一協会であることがバレてドタキャンされた事もありました。 「アントニオ猪木も統一運動の協力者」と、本気で宣伝する世間知らずがいるかも知れませんが、猪木氏は、入社式でも記念行事でも新年会にでも呼ばれて、「1・2・3・ダァー!!」でギャラが数百万円なのは有名です。 末端食口は、食費を切り詰めたり、家族や親戚に嘘をついたりして、必死で金をかき集め借り集めて、神様と世界平和の為と信じて献金しています。 それなのに「1・2・3・ダァー!!」でギャラが数百万円のゲストなんて、どう思うのでしょうか? 「出演料が高かったんでしょうね」と言うしらけたコメントからは、「諦め」や「失望」が感じられます。 湯水のように献金を使う上層部と、1円を節約する末端食口では金銭感覚がまるで違うので、仕方がないのかも知れません。 ところで、国連のパクリである「平和大使」に任命したのも宣伝ですが、「平和大使」の名称は、本家の「国連平和大使」に失礼だとは思わないのでしょうか? ペットボトルのキャップを集めて、アフリカの子供たちにワクチンを送る活動では、大きな成果があったそうです。 特定非営利活動法人(NPO法人)「Reライフスタイル」 http://www.re-lifestyle.com/recycle/ このHPには肝心な事が書かれていなかった(私が見落としたかも)ので、他の団体のHPを紹介します。 小さなキャップでも、分ければ資源 リサイクルして価値ある材料に ゴミとして焼却処分されますと、キャップ400個で3150gのCO2が発生します ペットボトルのキャップをみんなで集めよう キャップは400個で10円になります ポリオワクチンは1人分20円 20円で1人の子どもの命が救えます あなたの行動が、世界の子どもと地球の未来を創ります http://ecocap007.com/ 1100000/800=1375 110万個のキャップで1375人分のワクチンを送れます。 1375X20=27500 110万個のキャップは27500円相当になります。 素晴らしいボランティア&リサイクル活動ですので、今後もぜひ継続して活動してほしいと思います。 しかしよく考えてみてください。 5万人の観客が一人20円ずつ募金すれば、100万円が集まり、子供達5万人分のワクチンを送れたのです。 さらに猪木氏とオロゴン氏を出演させないで、ギャラ相当の金額も募金すれば、20万人分くらいのワクチンを送れたかも知れません。 では何故そのようにしなかったのでしょうか? 統一協会がボランティア活動をする目的は、あくまで宣伝なのです。 5万人の観客が20円ずつ募金して100万円を集めたとしても、「100万円の募金」は決して珍しくはありません。 それどころか、「5万人も参加したのに、わずか27500円、1375人分のワクチンしか送れないのか?」と思われてしまいます。 別の募金活動もしていたようですが、その記事は見当たりません。 そこで代わりに「一日に一つの会場で集めたキャップの数としては、過去最多の約110万個(2.7トン)のキャップが集まった。」と宣伝しています。 この宣伝によって「“過去最高”の数のキャップが集まった」=「統一協会は“過去最高”のボランティアを行った」と思わせるのです。 特に内部の若く純粋な食口に、「自分達は“過去最高”の素晴らしい善行を成し遂げた」と錯覚させることが宣伝の目的なのです。 統一協会の上層部は、一人でも多くの子供達を救う事などは、全く関心がありません。 もしも途上国の子供達を本気で救う気持ちがあるならば、統一協会で一番のお金持ちが、日本の銀行口座に預けておいた数百億円の中から、1%でも寄付すれば良いだけの事です。 しかし一番のお金持ちの命令は、「(大聖堂だか天正宮だかを)建設するから献金しろ」です。 統一協会が他宗教を統一するとしたら、それは対話や和合によるものではなく、自己主導による吸収合併(統一)です。 それは過去に、多くの食口を送り込み、天地正教を乗っ取った事実からも明らかです。 またオウム真理教にスパイ信者を送り、影響力を強めようとしていた事実からも見てとれます。 他宗教との対話や和合は、見せかけに過ぎません。 統一協会は一応は聖書を教典にしていると謳っています。 しかし原理の根本を追求して行くと、驚くべき文氏の本音に突き当たります。 「イエス様の父親はザカリヤ」 「洗礼ヨハネの妹を、イエス様は妻として迎えなければならない」 「こういうような近親相かん関係が、神様を中心とした世界的蕩減復帰においては、生まれてくるのです」 「再臨の主によって、こういうような内容を明らかに整理して、みな回っていくのができるにもかかわらず、再臨の主を追い出してしまった」 http://plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/200807140000/ 統一原理は単に聖書を歪曲した教理であるだけでなく、聖書に記されていない「洗礼者ヨハネの妹」までも捏造する悪質な教理です。 そしてイエス様が近親ソウカン結婚するのが、神様の願いである“世界的蕩減復帰”だとするのが文氏の説教です。 「イエス様が神の願う近親ソウカン結婚できなかったのは、マリヤが母子協助しなかった為であり、その結果として摂理は失敗し、イエス様は十字架で死んだ」とする内容の説教もあります。 このようなおぞましい統一原理を理解してくれる、キリスト教徒や常識人は皆無でしょう。 ですから統一協会としても、このような教理(文氏の本音部分)を、対外的に宣伝する事はありません。 対外的には「One Family Under God!(神の下の一家族)」と言う、誰もが賛同しやすいスローガンを宣伝しますから、統一協会の実態を知らずに、表面的に支持する人はいるでしょう。 しかし上記のような文氏の本音を知った上で、統一協会と握手しようとする宗教人や知識人がいるとは、私には到底思えません。 この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/200811220000/0e6b7/
庭野日敬氏が主導した『世界宗教者平和会議』は、本家と言える規模で継続されています。
しかし、元祖ではなく、初期には核戦争の阻止を目的とする『世界宗教者平和協議会』(日本山妙法寺などが参加)と競合しました。 これらの三番煎じが統一協会系です。朝鮮半島核危機の前に北の経済・財政を支えた過去からも疑念が湧きます。 (2008.11.23 11:58:42)
「万国宗教会議は、1893年のシカゴ万博に合わせて開催されたもので、古代の伝説の宗教会議を除けば、人類最初の試みだった。」そうです。
当時の同志社社長の小崎弘道氏が参加しています。熊本バンドの人です。これが多分最初でしょう。統一協会はこの会議と何か関係があるかのように『新天地』では何も知らない信者をあおっています。 http://www.kyobunkwan.co.jp/FBooks/special/worlds_congress_of_religions.html (2008.11.23 23:41:34)
有意義ならパクリでも結構ですが、統一協会の場合は宣伝だけで、行動が伴わないですからね。(2008.11.24 00:52:19)
ソウルではヨイドで行われました。
じいちゃんばあちゃんを集めて形だけの平和ごっこです。3万人集まったそうですが、現役はこれだけ人が集まっていると自分の信仰に安心するようです。どんな影響を与え意義があるのかさっぱりわかりません。(2008.11.24 12:04:26)
韓定食さん
>有意義ならパクリでも結構ですが、統一協会の場合は宣伝だけで、行動が伴わないですからね。 宣伝だけならさして実害は無く、有名タレントに多少の出演料を払って浪費するだけで終わります。 しかし、 北の将軍様に巨額の出演料を払うのは困ります。(2008.11.25 19:55:46) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |