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原罪の無い真の父の位置を復帰した… (そのほか)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】

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原罪の無い真の父の位置を復帰したと言う主張
[ カテゴリ未分類 ]    

前回書いたように、神の選民であるキリスト教徒の家庭ではなく、キリスト教を迫害した儒教徒の家庭に、普通の人間(原理では堕落人間)として生まれた文氏が、後天的に「原罪を贖罪」してメシヤになることができるのでしょうか?
文氏はこう語りました。

韓国に、神の摂理歴史において中心となる代表的な女性が現れなければなりません。「私の夫は神であり、イエス様です。そして神とイエス様と常に交流しています」という、選ばれた女性が現れなければならないのです。

そしてある女性が選ばれ、「あなたは真の妻であり、母であり、女王である」という啓示を絶えず神から受けていました。その女性は、普通の人が見ても美しくはなく、あまり苦労しましたので顔色も青ざめて栄養失調のように見えますし、常に山に祈りに出かけてむしろ惨めな者に見えました。しかし心の中ではいつも、自分はイエス様の母であり、妻であり、花嫁であるということを感じていました。そして彼女が、「メシヤの妻となるために準備しなさい」という啓示を受けるのです。ところが神が彼女に啓示を与える時に、そのメシヤなる人は、息子のようでもあり、夫のようでもあり、王のようでもあるというように、三つの立場をもつ者として啓示されました。

実際、メシヤが来られる時、メシヤたる者は王として現れるのではなく、人間の基準として最低の所から、最も惨めな僕の僕の立場で現れ、そこから出発します。メシヤはまず、「僕の僕となれ」という啓示を受けて、その人生を人類の僕の僕として出発するのです。またメシヤは、二つの面における完成を全うする使命をもっています。一つは霊界に対してであり、霊的な地獄から天の王座という最高の立場にまで霊的に上がっていくことによって、全霊界の解放者となるべき使命です。

ですから先生はまず霊的地獄からその路程を出発し、不敗不屈の霊的勝利者として天の王座にまで上がり、霊界において主管者であることを宣言し、それからまた実体として地上に下りてきて、実体的な地獄生活を出発し、同じ道をずーっとたどって頂点まで上がっていくのです。

実体的な摂理路程においては、メシヤは神によってではなく、エバによって祝福され、生み直されなければなりません。その備えられた女性を見いだしたなら、まずそのエバによって祝福されなければならないということです。ですからその女性が初めて主に会う時は、彼女に仕える僕の立場にあります。

人類の代表たるアダムでありながら、なぜ僕であるのかというと、エデンの園における堕落において、男性は女性を主管すべき立場であったにもかかわらず、女性に主管されてしまいました。ですからその主管性転倒を復帰するために、信じられないような仕え方でその女性に侍っていくのです。考え得る限りのことを、その女性の体を洗うことまでもして僕として侍らなければなりません。その女性は自分の夫より、息子より先生を信頼しました。 

そうするうちにこの女性は、「あなた(男性・僕の僕は天使界を意味する)はもう既に僕の道を卒業しました」という啓示を受けました。メシヤは僕の立場から出発しますが、僕の段階は旧約時代に当たります。そこから養子の基準、実子の基準と上がり、それから夫の段階へと進みます。

このようにある人がメシヤとして来た場合、その人自身の一生の間に、旧約から始まり新約、成約というように、全人類史を通過しなければならないのです。そしてその路程を通じて、メシヤにおいてあらゆる段階が全うされなければなりません。すなわち、僕の立場も、養子の立場も、実子の立場もすべて全うし、さらに夫の立場、父の立場、そして最後に王の立場まで全うして、それらの各段階で完成しなければならないのです。

一人の男性において、この全プロセスのすべてが通過されなければならないというわけです。
しかもその過程においては、神が主管するのではなく、女性が主管していきます。そのために選ばれた女性は、メシヤを僕の段階から次第に最頂点にまで引き上げながら、自らも僕段階から、養子、実子段階と全歴史内容を横的に通過し、完成していかなければならないのです。

しかし彼女を非常に混乱させたことには、絶えず神の啓示が下りて、各段階を卒業したという告知がたった四十日間に立て続けにあったのです。どこにいても神の声が聞こえてきて、次々と前とは違ったことが啓示されました。まず、「彼はあなたの僕だから僕として彼を用いなさい」と言われたかと思うと、次の日には、「彼はあなたの息子だから息子として愛しなさい」と言われますし、その翌日には、「彼はあなたの夫だ」という具合なのです。そしてついには突如として、「彼はあなたの王であるから彼を王として(彼に)仕えよ」という啓示が来たのです。

メシヤが歴史路程の各段階を最高の立場で完成し、全歴史路程を横的に通過した時、初めてメシヤとして夫、王の位置に立つことになり、
今度は女性のほうが、男性の前に僕の立場から完全に服従していかなければなりません。しかし彼女は、先生を王として侍ることを願わなかったのです。むしろまだ僕として使うことを願ったからです。それが原理を知らなかった彼女には最高の立場に思えたからです。

イエス様も初めは、洗礼ヨハネから祝福を受けて侍る立場でしたが、一度主管性転倒を復帰してその段階が終わると、完全に主体は逆転します。再臨主においても、僕の段階を完成して主管性転倒を復帰すると、完全に女性を主管し、命令する立場に立ちます。

これまでこの女性が与えた祝福は、すべて霊的なものでしたが、一度男性が王の立場に立つと、彼女は神の器として、僕の位置から出発し、養女、娘、妻、女王の立場と上がっていかなければなりません。そして女性のほうもすべての段階に勝利して、今度は男性がメシヤの立場において実体的祝福を与えることになります。この女性の場合も、一度主管性の転換がなされると、絶対的に服従する立場に立ち、そうしなければ彼女自身の責任分担を果たせないことになるわけですが、彼女にとって、それは容易なことだったでしょうか?

先生は原理を知っていますから、通過すべき路程はつぶさに知っていますし、今どこを通過しているかも分かりますが、この女性の方はただ啓示を受けただけで、盲目的にその啓示に従ってきただけであり、原理は全く知らなかったのです。何しろついこの前まで、「その男性は僕である」という啓示を受けていたのが、しばらくするとすぐ、「この男性はあなたの王である、彼に服従しなさい」というのですから、原理を知らない彼女の心はますます乱れ、今や完全に混乱してきました。

彼女はそれでも神への絶対的な忠誠を示して使命を果たすべきだったのですが、絶対服従ということは、その時の彼女にとって容易なことだったでしょうか。彼女はまるで神様から裏切られたかのように感じてしまったのです。今や神様は私をお見捨てになったのだ、とその女性はその場で気が狂ったようになってしまいました。「どうしたというのでしょうか、神様、あんなにも私を愛しておられたのに、今になってこんなにひどい扱いをなさるとは」と狂ったように先生の周りを回っては、「あなたはサタンだ、サタンに違いない、あなたを殺さなければならない」とサタン扱いし始めたのです。

しかし一度メシヤが主の立場に勝利している以上、その女性がどういう立場に立とうと、メシヤの勝利は不変であり、摂理は不変であります。もし彼女が悟って悔い改めないならば他の女性が代わって摂理されるだけです。 
(創立以前の内的教会史 1977年5月1日 ニューヨーク ベルベディア)


文氏はエバによって祝福され、生み直されなければならないと言い、その為に「私の夫は神であり、イエス様です。そして神とイエス様と常に交流しています」と自称する、夫も息子もいる女性を見いだし、その女性の体を洗うことまでもして僕として侍り、養子、実子、夫、父、そして最後に王の立場まで全うして、それらの各段階で完成することで、堕落してないアダムの位置、原罪を贖罪したメシヤの立場に勝利したと主張していたのです。

その女性については、こちらに詳しく書かれていますのでご覧下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/retreatcenter/diary/200801200000/
http://plaza.rakuten.co.jp/retreatcenter/diary/200801210000/

普通の修道女は独身で「私はイエス様(または神様)と結婚しました。」と言います。
夫も息子もいるのに「私の夫は神であり、イエス様です。」と言えるような面の皮が厚いおばさんは、世界中を探しても韓国にしかいないでしょう。
そのおばさんの体を洗ってあげて、息子以上、夫以上だと言われた。(つまり不倫ですね)
それで主管性転倒を復帰した、メシヤの立場に勝利した、原罪のない堕落前のアダムの位置を復帰した、と言うのが文氏の言い分です。
文氏が何人もの妻子ある中年女性にこだわったのを、故朴正華氏はその著作で「金目当て」だったと書きましたが、そこには他人が理解し得ない文氏独特の理論があったのかも知れません。

以上のように統一原理の根本である「文氏が原罪の無い再臨のメシヤ」である理由は、文氏独特のこじつけであって、人類が共有できる新しい真理ではないばかりか、とても普通の人が納得できるような理論ではありません。
文氏がいくら“父の立場”“王の立場”を勝利したと主張しても、それはあくまで自己申告であり、客観的に検証できる類の話ではありません。
では文氏が勝利したかどうかを客観的に判断する方法があるでしょうか?
文氏はこう語りました。

今日まで、常に、北と南の間には争いがありました。アメリカも例外ではありません。
南部と北部が互いに敵となり、南北戦争を引き起こしました。東洋と西洋も互いに戦ってきました。
このことは国家間の問題だけではありません。家庭にあっても、団体同士も、常に争いがあったのです。
何をもって“私が勝利している”といえるのでしょうか。それは争いの原因を統一させることによってです。
(再会の心情 1977年9月11日ニューヨーク ベルベディア)


文氏自身の説教によれば、“争いの原因を統一させること”ができていない彼は、まだ勝利してはいないと言えそうです。
王の立場を勝利したなどと言う大言壮語は、南北を統一に導いてからでもなければ説得力はありません。
しかし文氏と統一協会は4月の総選挙でも大敗したように、一般人からは全く信用されていません。
文氏がメシヤとして勝利したなどと信じる事ができるのは、常日頃から「絶対信仰」「絶対服従」を要求されている食口だけでしょう。



Last updated  2008.07.14 18:58:00
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タグ: 統一教会 , 真の父 , 原罪
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Re:原罪の無い真の父の位置を復帰したと言う主張(07/08)   あいうえお5532さん


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