アンタッチャブルが“高校野球マニア”ぶりを熱く告白
8日から放送がスタートしている、全国高校野球選手権大会のダイジェスト番組「熱闘甲子園」のイベントが3日、都内で行われた。イベントには、“熱闘!高校野球ナビゲーター”の栗山英樹、東京ヤクルトスワローズ投手コーチの荒木大輔氏が出席。また、スペシャルゲストとしてアンタッチャブルが登場した。
アンタッチャブル・柴田英嗣は自身の宝物である高校時代の桑田真澄選手と清原和博選手のサインを持参し、小学生のころ、静岡から大阪までサインをもらいに行ったというエピソードを披露し、「サッカーをやめて野球を始めたのですが、野球にこれから携わるに当たってこの人たちのサインだけはもらっておきたいと思ったんです。ご本人たちにはお会いできなかったけど、係の人が“静岡から強烈なファンが来ている”と伝えたら快くサインをしてくれたらしい」と当時を振り返った。
また、高校野球ファン歴20年以上というアンタッチャブル・山崎弘也は「ことしは母校が1回戦で負けてしまった…」と悔しい表情を浮かべ、毎年全国の地方予選から甲子園決勝までの試合を欠かさずチェックしていることを明かした。
甲子園でノーヒットノーランを達成した松坂大輔選手の話題になると、荒木氏は松坂選手の印象について、「彼と接して練習風景を見ていると、体力もあり精神的にも強いので、あの時のノーヒットノーランも普通なのかな、と。プロになって同じチームに入って来た時も、高卒の新人の風格ではなかった」と語った。
現在までに高校野球の取材をしてきて印象に残っていることについて、栗山は「どの監督も“野球は、勉強などの野球以外のこともできないとうまくならない”と同じことを言っていて、そういうことなのかと納得した」と明かした。
また、高校球児時代に“大ちゃんフィーバー”を巻き起こした荒木氏は「集中力が続くわけではないので、やることは一生懸命やって終わったら頭から一切なくすというようにメリハリをつけて生活していた」と高校生活を振り返った。
イベントの中盤では、同番組のキャスターを務める長島三奈の甲子園球場からの生中継もあり、1チーム30分間の練習を行っている球児たちを熱くリポート。ことしで11回目となる長島は「甲子園球場にいるすべての選手たちを熱く“熱闘甲子園”で取材して伝えていきたい」と意気込みを語った。
ほか、記者から甲子園の魅力を聞かれた栗山は「ひたむきに一球に向かっている姿が見る人を引きつけるのでは」と分析。甲子園出場経験を持つ荒木氏は「無理せずけがなく甲子園を楽しんで、いい思い出を作ってまた野球を続けてほしい」と球児たちにエールを送った。
「熱闘甲子園~あしたのヒーロー、本日誕生。~」
毎週月~金曜夜11:10-11:40 ABC・テレビ朝日系で放送中
※土、日は夜11:00-11:30で放送。24日(月)まで放送予定、雨天順延の場合あり