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統一協会では草創期の1960年代に「統一産業」を設立し、銃の製造を始めました。 アメリカのコルト社製M-16のライセンス生産と、その他の軍需品を韓国軍に提供しました。 軍事産業に進出し、韓国の軍事政権と癒着し、権力者と関係してきたことは、韓国軍の中佐だった朴普熙氏の入教と、その後の幹部への大抜擢からも明らかです。 近年公開された外交文書にも、韓国政府と統一協会の“関係”が示されています。 <外交文書公開>朴正熙政権と統一教会めぐる疑惑問題 朴正熙(パク・チョンヒ)政権当時、米議会やマスコミを利用し統一教会を背後で支援していたという疑惑が持ち上がり、政府は対策会議を開き関係清算を試みた。 外交通商部が4日に公開した「文鮮明(ムン・ソンミョン)と統一教会活動」に関する外交文書により明らかになった。 米下院国際関係委員会のフレーザー委員長(当時)は前職駐米大使館幹部の証言などを基に、文氏の通訳であり大使館武官だった朴普熙(パク・ボヒ)氏が、大統領や外務部長官、中央情報部部長らと直接接触できるシステムがあるものと判断し、1976年6月22日に聴聞会を行った。 また、複数の米有力メディアも、統一教会と韓国政府の結託疑惑を提起した。 ニューヨーク・タイムズは1976年5月25日付で、文氏率いる統一産業が韓国で小銃工場を建設する際、朴氏が朴正熙大統領に会い事業支援について話し合ったことや、韓国の公務員教育が統一教会系の反共産主義政治団体「国際勝共連合」で行われたことなどを報じている。 同紙は文・朴両氏と朴正熙大統領のさまざまな関連性を紹介し、「統一教会が独自の成長を遂げた後に韓国政府がこれを利用したか、最初から韓国情報要員により調整を受けたもの」と主張した。 時事週刊誌「タイム」は同年6月14日付で、1974年にニクソン大統領弾劾聴聞会が行われた際、文氏が徹夜で祈りを捧げるなど活発な政治活動を行ったと紹介し、ニューヨーク州だけで保有不動産が1700万ドルを超えるなど宗教団体免税資格をめぐる論議を呼び起こしたと報じた。 ただ同誌は、朴正熙大統領が文氏を援助していたという決定的な証拠はないとし、おそらく単純に便宜上の結びつきだったのだろうと結論付けている。 韓国政府の支援なくして文氏の成功はなく、朴正熙大統領もまた、文氏の反共産活動をありがたく受け止めていたとの見方だ。 政府は統一教会とのコネクション疑惑が持ち上がった当初、「憲法上、宗教の自由と政教分離の原則を採択している韓国政府の立場として、統一教会に対する論評や特別な指示はあり得ない」とコメントするよう在外公館に指示するなどの対応を取っていた。 しかし、有力メディアのこうした報道が相次ぎ疑惑が広がったことを受け、関係官庁で対策会議を行い本格的な対応に着手した。 外務部長官と大統領に報告された6月2日付の駐在関係部署対策会議の内容によると、当時韓国政府は、米国側が統一教会と韓国政府の関係を暴こうとしている背景には、韓国の反体制キリスト教関係者と米国内の反韓国勢力が結託した陰謀があるとの見方を示した。 それと同時に、統一教会系リトルエンジェルス会館の賃貸料をソウル市の財源で補てんすることを中断し、政府高官が統一教会の行事に参加したり関係団体を活用することをつつしむよう指示するなど、関係清算のために動いていた事実も文書から明らかになった。 http://korea.nifty.com/news/News_Read.asp?nArticleID=23629 日本では統一協会系企業「幸世物産」(現ハッピーワールド)が1968年1月16日に空気散弾銃「鋭和B3」2500丁を輸入し、神様の願う「銃砲店の摂理」として、全国各地で食口が銃砲店を経営しました。 「鋭和B3」散弾銃については、 1、スポーツ射撃などには適していない形式の銃である。 2、人間・動物に対する殺傷能力を重視したものである。 3、20メートル先でベニア板を打ち抜く能力がある。 4、銃砲店での販売が行われず、もっぱら統一協会ルートで流されている。 5、所有許可申請者が銃器の取扱を知らない。 6、狩猟期間終了寸前に大量の許可申請が出された。 7、狩猟用として申請されているにもかかわらず狩猟免許が申請されていない。 以上の様な尋常ではない状況を考慮し、警察庁がこの銃に対して許可申請を出さないことを決定。 その後、空気散弾銃は猟具として禁止するという法改正が行なわれ、その後の1万5000丁の輸入申請は不許可になりました。 (第65回国会 地方行政委員会 第19号 昭和46年(1971年)3月26日) http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/065/0050/06503260050019c.html このような不審な銃の問題は国会でも度々取り上げられ、統一協会が(後のオウム真理教のように)武装化しているとの疑惑が持ち上がりました。 1992年には千葉県のモデルガンショップで、店長らがモデルガンを実弾が撃てる短銃に改造して売りさばいたとして逮捕されました。 統一協会草創期には信仰の訓練として、銃の訓練をさせたと言われており、文鮮明氏も、有事の際は食口に銃を持たせ戦わせると講演したと言われます。 キリストであるイエス様は「もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬おも向けてやりなさい」(マタイ5:39)と語られました。 「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」(マタイ5:44)とも語られ、ご自身を十字架にかける敵の為にさえ祈りました。 しかし文氏の思想はキリストとは違うようです。 文氏も彼の息子も「愛」や「世界平和」を唱えますが、彼等の製造販売した銃が多くの人を傷つけてきたのは間違いありません。 この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/kanteishoku800/diary/200806140000/632de/ │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |