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関門トンネルがリフレッシュ工事…109日間通行止め

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海底部断面図 縦断面図

NEXCO西日本(西日本高速道路)は、1958年3月の開通後、50年が経過し老朽化が進む「関門トンネル」で昨年度から大規模なリフレッシュ工事を行っているが、今年度は109日間の通行止めを行い海底部分の車道床版の取替え工事を行う。

関門トンネルは関門海峡下を貫く海底トンネルとして、1958年3月に供用を開始、今年開通51年を迎えた。

この間、利用交通量の大幅な増加、通行車両の大型化、海水の漏水により車道部床版、天井板及び諸設備に劣化などが進んだことから、開通後20年を過ぎた1979年、88年、98 - 99年に通行止めを伴う補修を行った。2008年度には、天井板の取替え工事などを行い、今年度と来年度には、海底部分の車道床版の取替えなどを行うための大規模なリフレッシュ工事を計画的に行う。
 
今年度は、109日間の通行止めにより、海底部分の車道床版の全長780mのうち約400mの取替え、舗装補修を行う。今回のリフレッシュ工事を実施することで走行性の向上と耐久性の確保が図れるとしている。
 
通行止めの期間は9月1日から12月18日まで。

通行止め期間中は関門橋に迂回する。関門橋経由で下関IC - 門司港IC、下関IC - 門司IC間で乗り降りしたときの料金は関門トンネルと同一料金で利用できる。関門橋経由下関IC - 門司IC間普通車600円が150円など。ただし迂回区間外からの乗り入れには関門橋通常料金が適用される。

また関門橋を利用できない125cc以下の自動二輪、原動機付自転車、自転車および歩行者はフェリーなど他の交通機関を使う(自費)ほか、NEXCO西日本が両人道口の間をバスとトラックを運行する。

海底部断面図 縦断面図

《編集部》

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