サークルＫサンクスは９月７日、鈴峯女子短期大学（広島市）と共同開発した弁当を発売する。同社が全国で進めている産学官連携の一環で、広島県内大学・短大との連携は初めて。学生が商品開発に参加することで商品を身近に感じてもらい、販売拡大につなげる狙い。

発売するのは「鈴たん弁当」。鈴峯女子短大の食物栄養学科の学生とメニュー構成の企画や試作品作りなどを通じて共同開発した。学生の意見を採り入れ栄養のバランスに配慮し、熱量も約530キロカロリーに抑えた。

地産地消も意識し、広島風お好み焼きや広島菜ご飯をメニューに採用。廿日市市の「あわび茸」や広島市の「子持ちこんにゃく」といった特産物に加え、コメやタマゴ、キャベツなど広島県産の食材も多く利用した。

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