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ロシアの有人火星探査実験にキムチ供給

  • 2009年09月10日 16:46 発信地:ソウル/韓国
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韓国ソウル(Seoul)のプルムウォン・キムチ博物館(パンムルガン、Pulmuone Kimchi Museum)に展示されるキムチ(2009年9月3日撮影)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN

【9月10日 AFP】ロシアが有人火星探査の実現可能性を探るために実施しているプロジェクト「MARS-500」に、キムチを含む4種類の韓国食が提供されることになりそうだ。韓国原子力研究院(Korea Atomic Energy Research Institute)が9日明らかにした。

 同研究院は、ロシア科学アカデミー生物医学研究所(Institute for Biomedical Problems Russian Academy of ScienceIBMP)と、共同研究契約を締結。これに基づき、4つのインスタント食品(キムチ、プルコギ、ビビンバ、わかめスープ)および2種類の飲料を実験に供給することになるという。

 実験は、火星への有人飛行の可能性と想定される問題の解決を目指し、短期間のテスト後、2010年3月から6人のボランティアが参加して、宇宙カプセルを模した密閉された環境下で520日間の長期実験が行われる。韓国食はうち120日間供給され、長期の宇宙旅行に欠かせない免疫システムへの影響が詳細に記録される予定だ。

 キムチが宇宙に向かうのは今回が初めてではない。前年4月には、ロシアの宇宙船ソユーズ(Soyuz)に乗って国際宇宙ステーション(ISS)を往復した韓国初の宇宙飛行士、イ・ソヨン(Yi So-Yeon)さんが食している。(c)AFP
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