2009年9月10日 9時43分更新
米の消費量が年々減っていくなか、小学生にごはんの大切さを知ってもらおうという料理教室が、玉野市の小学校で開かれました。
この料理教室は、小学生やその保護者にごはんの大切さを見直してもらおうと岡山県が開きました。
9日は、玉野市立胸上小学校で参加した5年生と保護者あわせて40人にまず給食センターなどの栄養士が、国民1人あたりの年間の米の消費量が昭和30年代と比べて半分に減っていることや、食糧自給率も年々低下して40パーセントにまで落ち込み、先進国の中では最低になっていることなどを説明しました。
このあと、すりおろしたにんじんをごはんに混ぜた「にんじんライス」やアジのソテー、それにかぼちゃのポタージュなどごはんとの相性や栄養のバランスを考えた5つの料理を親子で協力して作り、給食のかわりにみんなで食べました。
参加した保護者は、「子どもがパンやスパゲッティしか食べないので、こうした機会を通じてもっとごはんを食べるようになればいいです」などと話していました。