「成型ステーキ」に関する公正取引委員会の排除命令のお知らせとお詫び

  お客様各位

2005年11月15日、公正取引委員会より、当社が2005年3月から9月まで販売しておりました「ビーフステーキ」「ひとくちビーフステーキ」の加工表示説明が不足していた件に関して、景品表示法に基づく排除命令を受けました。お客様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
当社は、排除命令を受けたという事実を真摯に受け止め、今後は公正取引委員会の指導に従って、景品表示法を今まで以上に遵守し、お客様に対して、原産地、使用部位、加工方法などの適切な情報提供に努める所存であります。
また、社内のコンプライアンス部門の整備をこれまで以上に進めて参ります。
 
 今回の排除命令は、商品の品質や安全性に関するものではまったくございませんが、「成型肉」「原料は内臓肉」といった言葉にスポットをあて、あたかも著しく品質の劣る商品を提供していたかのような印象を与える報道が一部でなされました。お客様をことさら不安にさせるようなこれらの報道を、私どもとしてはたいへん遺憾に思っております。
 しかしこれは、今まで「ステーキとは何か」という定義をあいまいにしたまま、材料や製造法などを明確にせずに商品を提供してきた私どもの責任でもあります。
 そこでこのたび、問題となりました「成型ステーキ」の背景や原材料、製造の方法について、できうる限りの情報開示をさせていただきたいと思います。このページの下部にてご案内いたしますので、ご覧下さい。成型加工は、お客様によりお安く、よりおいしい商品をお召し上がりいただくための工夫からなされたことをご理解いただけましたら幸いです。

 なお、今回の排除命令の対象であります「ビーフステーキ」「ひとくちビーフステーキ」につきましては、9月6日を持ちまして販売を終了しており、現在のメニューでは販売しておりません。
 当社としては、当面のあいだ成型加工したステーキを販売する予定はございませんが、国や外食業界による成型加工表示の統一した名称と定義が決まれば、それに従って商品開発も検討して参ります。

 いずれにいたしましても、このたび排除命令を受けましたことは私どもの不徳の致す所であります。
お客様には重ねて深くお詫びを申し上げると共に、今後ご安心してお食事を召し上がりいただけるよう、商品情報の開示に努めることをお約束いたします。