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ボクサー議員による、ボクシング界のための、プロボクシング議連が誕生する。ともにボクシング経験者の民主党・藤末健三参院議員(45)と、自民党・西村康稔衆院議員(46)が8日、超党派の「プロボクシング振興議連」設立のための準備会合を行った。プロボクシングを夢のあるスポーツにすることなどが目的。藤末氏は、後楽園ホールにおける「民主対自民 ボクシング全面対抗戦」をぶち上げた。
藤末氏と西村氏らが設立を目指すのは「プロボクシング振興議員連盟」。藤末氏はハーバード大、マサチューセッツ工科大でボクシングに打ち込み、96年に米国でプロのライセンスを取得した。西村氏は東大でボクシング部に所属。以前から「議連を作りたい」と話し合っていたという。
目的の1つは「プロボクシングを、もっと夢のあるスポーツにしたい」。日米でファイトマネーが雲泥の差ということもあり、待遇改善などを模索していきたい考えだ。なお、両氏は「(WBC世界バンタム級王者の)長谷川穂積はものすごく強い」との見解で一致。西村氏は個人的な親交もあるという。
今後は国会が動き出すと同時にメンバーを募る。長崎大ボクシング部で活躍した民主党の大久保潔重参院議員、プロのライセンスを持つ自民党の松浪健太衆院議員ら、意外にも経験者は多い。
さらに自民党の平沢勝栄氏が亀田家の後援会に属し、対する小沢ガールズ・早川久美子氏が内藤大助の宮田ジムと縁があることから、かつては東京17区を“代理戦争”と見る向きもあった。こちらも「メンバー候補」と言えそうだ。
設立後は文科省への働きかけやJBCとの意見交換、WBAやWBCともつながりを作り、国際的な活動も視野に入れていきたいとしている。
「鳩山首相」が確実となるなか、早速動き出した超党派の議連。そもそも議員連盟は、共通のテーマを持った議員らが任意で集まる同好会的なもので、自民党関係者によると「数百以上、1000はあるのでは」。これまでも「国会コーラス愛好会」「ハクション議連(アレルギー対策)」「国会フィラテリスト(切手収集家)議員クラブ」など、ユニークな議連は数多くあった。
なお、藤末氏は、チャリティーマッチ開催に大乗り気。「民主対自民党、全面対抗戦を後楽園ホールで…いいねぇ、やりたいですよ」。その場合、議員間の階級が合わないのがネックだが、実現すれば収益はボクシング界に寄付する案も浮上。議員同士の“拳闘”は大きな話題になりそうだ。
(2009年9月9日06時03分 スポーツ報知)
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