奄美に“亀田記念碑”できる！？

砂浜でダッシュを繰り返す（左から）亀田興毅、大毅、和毅

　プロボクシング亀田３兄弟の長男・興毅（２２）と次男・大毅（２０）＝ともに亀田＝が８日、鹿児島・奄美大島でキャンプを開始した。兄弟の記念碑建設の案も浮上するなど、熱烈歓迎を受けた。

　同地には女子マラソン・野口みずきのアテネ五輪金メダル獲得の記念碑がある。３兄弟の表敬訪問を受けた奄美市の平田隆義市長（７２）は「毎年来ていただいて、兄弟で王者になれば島も盛り上がる。あるかもしれないですよね」と建設の可能性を示唆した。

　１０月６日にＷＢＡ王者デンカオセーン（タイ）に挑む大毅と、１１月末にＷＢＣ王者・内藤大助（宮田）に挑む興毅に燃える要素が加わった。興毅は「記念碑建ったら格好ええな」。大毅も「まずはオレが勝たんとな」と笑顔を見せた。

　イメージアップにも一役買うつもりだ。定期キャンプ開催に「もちろん毎年来たいよ」と話した興毅は、覚せい剤取締法違反で逮捕された女優の酒井法子被告が同地でも使用していた疑いが持たれていることによるイメージダウンを心配。「奄美のイメージが良くなるように、オレも大毅も勝つよ。ええ結果を残して次に来るときは王者としてや」。初日から砂浜ダッシュなどを精力的に行い王座奪取へ闘志を燃やした。