本文へジャンプ

Microsoft Windows JScript によるリモート・コード実行

世界的に有名なセキュリティー情報研究チームである IBM Internet Security Systems の X-Force が米国で発表したアドバイスを日本語に翻訳したものです。
特集・記事
掲載日 09 Sep 2009
IBM Internet Security Systems プロテクション・アラート
IBM ISS の対応範囲
詳細
参照
改訂履歴
X-Force セキュリティー・アラート&アドバイザリー

i
IBM Internet Security Systems プロテクション・アラート
通知日2009 年9 月8 日
通知バージョン1.0
名称

Microsoft Windows JScript によるリモート・コード実行

公開/流通日2009 年9 月9 日
AliasesMS09-045
CVECVE-2009-1920
説明Microsoft Windows Jscript スクリプト・エンジンには、リモートの攻撃者がシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。
上に戻る
i
IBM ISS の対応範囲
製品コンテンツ
バージョン
Network Sensor 7.0
Proventia A
Proventia IPS (G/GX)
Server Sensor 7.0
Proventia Multifunction Appliance
Proventia Server (Linux)
29.090
Proventia Server (Windows)
Proventia Desktop
2430

 

伝播テクニックIBM ISS 製品入手可能日
リモート・エクスプロイトJavaScript_IE_Decoding2002年6月6日

 

上に戻る
i
詳細

ビジネスへの影響
この Jscript のようなブラウザー関連の脆弱性は、悪意のある Web エクスプロイト・ツールキット開発者の最高の標的です。 この脆弱性を悪用すると、攻撃者がエンド・ユーザーの権限を獲得して、標的のエンドポイントを完全に制御する可能性があります。 この脆弱性は Microsoft に非公式に報告されたことから、脆弱性の一般公開と連動してパッチを提供することが可能になりました。公開時点では、公開済みの実証エクスプロイト・コードや実際の悪用の報告はありません。

CVSS

基本スコア9.3
アクセスネットワーク
アクセスの複雑さ
認証なし
機密性への影響全面的
完全性への影響全面的
可用性への影響全面的
影響への偏向通常
調整済み一時スコア6.9
悪用の可能性未実証
修正のレベル公式 Fix
レポートの信頼性確認済み



影響を受ける製品
影響を受ける製品の全リストは、後述の XFDB を参照してください。

技術的説明
Microsoft Windows JScript スクリプト・エンジンには、Web ページ内のスクリプトのデコードに関する脆弱性が原因で、リモートの攻撃者がシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。リモートの攻撃者は特別に細工した Web サイトをアクセスするように被害者を仕向けることによってこの脆弱性を悪用し、被害者の権限を使ってシステム上で任意のコードを実行する可能性があります。


修正方法
この問題に対するパッチが入手可能です。詳細については、「参照」をご覧ください。

上に戻る
i
参照
XFDBhttp://xforce.iss.net/xforce/xfdb/52770
Microsofthttp://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms09-045.mspx
http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/ms09-045.mspx
上に戻る
i
改訂履歴

1.0 初期公開

上に戻る
i
X-Force セキュリティー・アラート&アドバイザリー
一覧はこちらから
上に戻る
i
印刷用ページ ページをe-メールで送信