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架空発注で理化学研究所の主任研究員ら逮捕

9月8日20時49分配信 日本テレビ

 磁気カードなどの架空発注を繰り返していたとして、警視庁は8日、独立行政法人「理化学研究所」の主任研究員・和田達夫容疑者(53)と研究機器製造会社「秋葉産業」の社長・嘉藤悦男容疑者(76)を背任の疑いで逮捕した。

 警視庁によると、2人は秋葉産業から磁気カードなどを購入したように見せかけ、理研に計1100万円を支払わせた疑いが持たれている。

 和田容疑者は約10年前から、私的な飲食費など計5500万円を秋葉産業に支払わせていて、警視庁の調べに対し、「補てんするために架空の発注を始めた」と話しているという。架空請求額は6年間で3900万円に上るとみられている。

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最終更新:9月8日20時49分

NNN24