2009年09月06日

松沢呉一さんの記事(第3回)に、なるべく控えめにコメントをしてみようと努力してみる

★松沢呉一さんの連載も第3回に突入。さらに第4回もあるらしいのです。

この記事、スルーしようかな? どうしようかな?
・・・と正直、迷いました。

何度も述べているように、「りゅう」にとって、「二正面作戦」(あるいは「挟撃を受ける」ともいう)をやろうという意志は、ないわけですから。

まあ、ただ異論を述べる・・・ということくらいは、大丈夫だろうということで、なるべく控えめにコメントしてみようと努力してみる。

★きわめておおざっぱに言うと、前半の記事は秀逸! 後半の記事は残念・・・という感想です。

ですので、基本的には前半の記事のみ、コメントしようと思いますが、後半の記事についても、ごく単純に意見を表明しておこうと思います。

松沢さんの記事のテーマは、「宗教への嫌悪感が生ずる条件」です。

これについて、まず乙骨などの反学会ジャーナリストがデマを垂れ流している現状を述べ、それに踊らされることは避けるべきだ・・・という見解を述べています。この部分は完全に同意です。

では、なぜ嫌悪感を持つのかということで、宗教が政治に関わっているから・・・ということに話が移る。
ここで、公明党への投票依頼が、まったく何の問題もないことが指摘されていながら、なぜか結論はずれていくわけです。

でもって、宗教が政治に関わるとなぜ嫌悪感が生ずるのか・・・ということの結論は・・・「宗教ですから」。ヾ(-д-;)

【謝罪】この部分は、松沢呉一さんに不快感を与えてしまいましたので謝罪いたします【謝罪】

★ものすごく乱暴に要約すると、こういうことです。

「宗教への嫌悪感が生ずる」のはなぜか

→それは宗教だから(以上、終わり)  ゲッ!Σ(・ω・;|||

ただし、これは一般的な日本人の宗教観の典型と思いますので、この結論は、乱暴ではありながら、その「思考停止」状態に容易に陥りがちである・・・という点において、真実ではあると思います。

おそらく、後半部分、松沢さんは意識的に乱暴に書いていると思います。

ご自身で、

「宗教は気持ちが悪い」という個人の生理、個人の感情を根拠にしても説得力がないですから、ついついデマに飛びついてしまいます。「この反発には根拠があるのだ」ということにしたい。ここに「草の根」や乙骨正生、段勲らがデマで生き延びてきた事情がありそうです。

と書かれているのですから。非常にまっとうな評価だと思います。

ですので、後半部分の、とってもアバウトな「思考停止」の結論は、第4回の伏線なのであろう・・・という予測のもと、スルーします。

★簡単に終わらせようと思った後半部分への意見表明が、意外に長くなってしまったので、前半も簡単に触れるだけで終わろうと思います。

私は「東村山市は創価学会の信者が多い」なんて話には根拠がないことを明らかにしましたし、資料屋 ◆bfimNvQTbさんは、創価学会の住民移動疑惑を数字を確認することでデマであることを明らかにしました。こういった作業をやるから、「創価学会を利する」なんてことを言う人たちが出てくるわけですが、デマで批判するわけにはいかず、そういうことをしていると、結局信頼のない存在になります。

ご自身で検証されたことに敬意を表します。

今回の衆院選の得票数などでも、公明党の強い地域はありますが、東村山も比較的強い地域ではあります。

ただし、全国的に見ると、突出して強いという地域ではありません。
今回の選挙でいえば、九州・沖縄が最強でした。

また、住民票移動などというのも、ずいぶん昔から言い古されているガセネタです。

「創価学会は香典を持っていく」という昭和30年代からのガセネタに匹敵するほど古いです。

しかも、裁判などで名誉毀損に問えるため、反学会の方々が、「住民票移動が」・・・なんて言い始めたら、これは「チャンス!」という感覚ですね。

「反学会」の人たちが陥りやすい「自爆」の鉄板ネタです。

黒田氏も、一度、踏み込みかけましたが、それほど深くはつっこんできませんでした。
個人的には、うまく訴訟を逃れてきている瀬戸氏に、ぜひ「住民票移動」について街宣してほしいと思っています。

まさに乙骨正生や段勲らがそのいい例です。ジャーナリストであると言うのなら、こういったデマを否定して、なお批判すべき点を批判するってものでしょうが、そんなことは期待するだけ無駄です。彼らは元創価学会の信者であり、脱会以降は、創価学会と敵対する宗派のために創価学会批判をやっているだけのことです。そのためにはデマを流してもかまわないとするのは、狂信的信者の行動であって、事実を報ずるのが職務であるジャーナリストとはまったくの無関係です。

完全に同意します。
乙骨氏の場合は、入会前から共産党一家ですから、偽装入会ではないかという想像もできます。
正信会などもありますが、基本的には日蓮正宗がいつもそのバックについているわけです。

◆創価学会に対する批判の中には、「選挙の際に電話をしてくる」なんてものがあったりします。ほとんどの候補者の選対は、公選法に則って「よろしくお願いします」と電話をしていますが、公明党の場合は、創価学会員が個人として電話をしてくる。ここで宗教団体の顔が見えてしまい、選挙が生活の中に入ってくる、宗教が政治の中に入っていくように受け取れるからより強い嫌悪感を抱く人が多いのだと思います。

しかし、これも法的にも倫理的にも問題はなく、どんな政党であれ、選挙運動をしたことがある人のほとんどは、友人や知人、親族に投票依頼をしたことがあるでしょう。よっぽどしつこくない限り、個人と個人の関係で投票依頼をすること自体はさほどは反発されない。

はい。この部分「まで」は、完全に賛同します。

「電話がかかってくるのがウザイ」・・・という感情的、心理的な部分をヌキにすれば、何の問題もないわけです。

結局、こうして述べていくと「感情的」「心理的」な側面が、ほとんどのウェイトを占めていることがわかります。

★そして、こうした「感情的」な側面は、いくらネット上で議論したところで、どうすることもできない問題でしょう。

だから、「りゅう」は、スルーします。

反学会の立場の人が矢野・瀬戸氏らを批判している方が、創価系の「りゅう」が批判するより、はるかに説得力がありますから。

ただ、個人の感情としては、やりきれない思いが積み重なっていくんですよね。
慣れっこですけど。




ryuopinion at 23:33│Comments(3)TrackBack(0)この記事をクリップ!東村山ウォッチ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 倒壊木   2009年09月07日 05:15
別に松沢氏は創価信者であることへの非を唱えてないでしょう。ベーナスになる必要はない。
ウドンが好きか、ソバが好きかで全人格を評価する人間なんかいない。
他人様の好みに口出しするような大人はいない、ということです。口出しするなら、それは真っ当な大人じゃありせん。
その人がそれで幸せならばそれでいいじゃないの、と多くの人は思ってるだろうし、そう行動している。お互い様理論。

なのに無理矢理ソバを他人の口の押し込もうとする人間がいて困るなぁ、と。そういう話じゃないかな。

瀬戸さんたちが嫌われるのは、麺類が嫌いな人までソバを他人の口に突っ込む&出入りの麺屋のリベート狙いがミエミエの卑しさでしょうね。
創価さんの「瀬戸みたいな連中は許さんぞ宣言」はラーメン好きにも朗報です。願わくば秘匿されてる裁判日程だけでも明らかにして欲しいです。弁護士さんの連絡先は解るものの、部外者としては電話で聞くわけにもいきませんから。
2. Posted by りゅう   2009年09月07日 08:30
倒壊木さん、はじめまして。

>ウドンが好きか、ソバが好きかで全人格を評価する人間なんかいない。

おっしゃるとおりですね。
ただし、

(瀬戸氏支持者・矢野市議支持者らを除く)

という注意書きが必要ですね。

>願わくば秘匿されてる裁判日程だけでも明らかにして欲しいです。

ここらへんは、一男子部員の「りゅう」だと、とてもわかりません。

まき氏らに情報公開を求めていくしかありませんね。
3. Posted by りゅう   2009年09月07日 09:00
事件番号がわかれば、裁判所に問い合わせてすぐにわかるようです。

まき氏らの裁判について、事件番号を調べてみようかと思います。

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