社会

母子死亡で、産院側過失認め和解
(静岡県)
2006年8月静岡市清水区の産婦人科医院で、女性と胎児が死亡した事故の民事訴訟で8日和解が成立した。原告の男性は産科医の苦労を理解しつつも専門家として責任ある医療を行ってほしいと話している。
この事故は、2006年8月静岡市清水区の産婦人科医院で当時静岡市内に住む30歳代の女性が分娩中に子宮内が裂け、その後、羊水塞栓症を発症し女性と胎児が死亡したもの。
8日の裁判で病院側は陣痛促進剤の投与の仕方に問題があったとして過失を全面的に認め、6,500万円を支払うことで和解が成立した。
原告の男性は代理人を通じて「責任ある医療を行ってほしいとの思いで訴訟を続けてきた」とコメントをした。
一方、病院側の担当者は「取材には答えられない」と話している。
[ 9/8 18:30 静岡第一テレビ]