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怒号!救急車!“嵐の法要”最長5時間待ち (2/2ページ)

2009.7.6 05:02
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怒号!救急車!“嵐の法要”最長5時間待ち
国立競技場のスタンドにはファンでびっしり。ファンの列は待機場所の明治公園(手前)から幾重にも重なり、競技場へ伸びていた【フォト】

★午前6時半

 国立に“一番乗り”は「4日午後2時半ごろ来ました」と語った札幌市の主婦(74)。十三回忌(99年)、十七回忌(03年)に続く参拝で、「裕ちゃんが『来て』って言うから」と笑顔。5日午前4時に来場した横浜市の主婦(69)は「裕さんより、舘さんの方が好き。一目でも舘さんを見られたら幸せ〜」。法要直前には、千駄ヶ谷、青山、代々木の三門に2439人が集結し、開門を待った。

★同7時〜50分

 法要セレモニーで読経する曹洞宗大本山、総持寺(横浜・鶴見区)の僧侶120人が7時5分、観光バス3台で到着。まき子夫人(75)が同14分に、セレモニーで合唱するコーラス隊が45分に到着し、本番ムードが一気に高まる。

★同9時15分

 セレモニーが15分遅れで開始。渡やまき子夫人らが登場し、渡の音頭で約3万5000人のスタンドと渡から「裕ちゃん」コールが交互に各3度巻き起こった。読経した僧侶の1人は「威圧感のあるスタジアムで緊張したけど、いつも通りできた」と感謝の合掌。

★同10時20分

 セレモニー終了。国立に入れなかった約5000人が、代々木門近くの明治公園で待機。3万5000人が退場するまで待つ。セレモニー中に酔っ払い、関係者室に入ろうとしたおじさんが警備員に“強制退去”されられ、「裕次郎、ゴメン」と反省。

★午後0時半

 所轄の警視庁四谷署を中心に原宿署、警視庁機動隊ら約100人が警備強化のため集結。明治公園のファンが入場を開始し、第2の待機場所、青山門にも長蛇の列。高級芋焼酎と裕次郎さんのメモリアル写真集の記念品(5万セット)の当選はがきを持つ熊本の主婦(54)は「はがきを持っている人も、行列にならばなきゃいけないなんて…。献花だけの人とは別に優先的に入れると思った」。

★同2時20分

 青山門から神宮外苑のいちょう並木まで1万8000人、横に約10人が並んだ全長1.3キロの行列が出現。気温28度、湿度58%と蒸し暑い中、最大5時間待たされた先頭の青山門で不満が爆発。

 数十人が門を揺すり、中のスタッフに「何時間待たせるんだ」「みんな貧血で倒れて裕次郎が泣くぞ」と怒号。これに「おとなしく待っていないと裕次郎が怒るぞ」と“反撃”するファンも現れ、一時騒然に。

 そこへ救急車がサイレンを鳴らし到着。意識が遠のき、倒れた1人が病院へ搬送された。異様な雰囲気の中、同2時半ついに青山門が開門。この日は計36人が体調を崩し、救護室に運ばれた。

★同5時10分

 献花を終えたファンが出てくる千駄ヶ谷門。当選はがきを持つファンは、はがきのバーコードをパソコンでチェックされ、大事そうに記念品を受け取った。裕次郎さんの故郷、神戸の自営業男性(65)は「このでたらめなスケール感が、裕ちゃんなんだよ」と目にうっすら涙。さらに感極まって芋焼酎のふたを開け、さっそく味わった。

★同6時20分

 まき子夫人が再び国立に登場し、「本日は早朝からとぎれなく、供養して頂きありがとうございます」と参列者にあいさつ。午後6時半ごろ、夫人や渡らは会場をあとに。その後も法要終了の同10時まで、列はとぎれることなく延々と続いた。最終的に11万6862人が、永遠に沈まない“昭和の太陽”石原裕次郎を偲んだ。



フォト
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