arisa
2009年09月07日(月) 18時38分38秒

モラ家族

テーマ:モラ夫のこと

昨日は、ブログを読みまくっちゃいました。


国際結婚でアメリカに渡った人なんだけど、


やっぱりモラルハラスメントに悩まされていて、


その有り様が、私の経験したこととあまりに重なっていて、


国は違えど、いずこも同じ??


胸が苦しくなりました。


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女子校出の私は、男には疎くて、その分、女性への勘?は結構敏感。


モラ夫のお母さんを見たとき


いや~な感じガーン


がしたんです。。。


それは、

『率直でない』

『遠回しに嫌味をいう』

『自分勝手』

『自分の都合のいいように立ちまわる』という人に感じる

オーラメラメラみたいなもので、

『この人の言葉は信じてはいけない!』と固く心に戒めました。


ところが付き合い始めてみると。。。

ものすごくいい人ひらめき電球なんです。そのお義母さん。


『あれ~?私の勘も鈍ったかな??』


週末ごとに遊びに行く私に、嫌な顔ひとつ見せず、おおらかに対応してくれるお義母さん。。。


『互いの両親とは、同居しない』と約束の上で、結婚を同意したのですが、

のちのち判ってくるモラ夫の家庭事情に、

『同居もしかたないかな??お義母さんもいい人だし。。』とまで考えるほどでした。


最終的には、すったもんだの末、同居はパスさせてもらったんだけど。


そして、日々が過ぎていくにつれ、???の事が度重なりました。


まず第一が、モラ夫の困ったチャン行動をイチイチ、フォローしまくるお義母さん。


モラ夫の困ったチャン行動は、同居している私には深刻なものがありまして。。。

(モラハラなんだから、当然ですが。。。)


◎結婚してから、生活費を入れない

◎結婚してから、週末ごとに友人を泊まりに来させる


が、最も深刻な問題でした。


モラ夫と同じ会社で働いているお義母さん。


モラ夫の誕生日だと言っては、

高級なスーツ音譜だの

高級なビジネススーツ音譜だのを

大量に買って渡していたんです。


そして、私には、

お祭りや誰それの誕生日などのイベントごとに

大量のお赤飯あせるやら

大量のてんぷらあせるやら

デパートで買った高級食材あせるやらを

モラ夫から私へと渡してきたんです。


そして、私の誕生日には、数万円叫びのおこずかい。


これだけ聞けば、『なんて太っ腹ないいお義母さんクラッカーと思われるでしょうが。。。


一番肝心な

◎家庭に生活費を入れない息子

それを注意しない。。。。しっていながら。。。


それどころか、私に

『もう少しすれば、[社長(高齢の伯父)が死ぬから、そしたら財産が入ってくるから] 楽になるから・・・』

私をなだめようとしたり、

『社長が、会社同士の交際費を出してくれないから、モラ夫にはお金がない』

とか

とにかく、色々なことを言ってきて、私をなだめようとしていたんです。


私は、夫婦の事は、夫婦で解決!!と思っていたので、

その件に関して、お義母さんには特に相談していなかったにも関わらず、です。


その上・・・・


お盆近くになると、双方のお墓参りに行くのですが、

お義母さんの実家にモラ夫と一緒に行くと、なぜか

『arisaさんは、一人っ子だから、ご飯もろくに炊けないんだって?』とか

『夫のシャツもアイロンかけないんだって?』とか

チクチク、チクチク、嫌味を言われるんです。

モラ夫は

『嫌だなぁ~、そんなことないよぉ~』などと笑い飛ばすのですが、

どこまでが本気なのかが判らず、気分だけ悪くなっていきます。


年に1回、会う人になんでそんなこと言われなきゃいけない???


本当だったら、そこで抗議するところですが、

相手が80歳は超えているだろう老人なので、

どこまで言っていいかわからないし、

言葉遣いなども『少しボケてる?』と思われる所もみえるので、

なおさら、言えない。。。


『年に1回、1時間の事だから。。。』とスルーしていました。


モヤモヤとした、嫌な気分を抱えながら。。。




『ああ、こういうことか。。。。』


と大きく納得したのは、お義母さんが実娘の子(孫)にご飯を与えていた時です。


私にとっては甥っ子に当たるその子は小学3年生


大人たちは宴会になっていて、子供たちは隣の部屋で遊んでいました。

『おばあちゃん、お腹すいた!』

一回は食事を与えていたにも関わらず、甥っ子がそういってきました。

『○○くん、じゃあ、お海苔でご飯食べる?』

『うん!』

ご飯茶わんにご飯をよそり、海苔を出し、次にお義母さんがしたことは。。。。


一口づつ海苔を手でちぎり、

醤油につけて、

孫が持っているご飯茶わんのご飯の上に

その海苔を乗っけていくのです叫び

簡単に言うと、お海苔ご飯のわんこそば版といったところでしょうか。

孫がその海苔とご飯を食べると、脇にすわったおばあちゃんは海苔を醤油につけて乗っけていく。。。


はぁ~ガーン


こうやって、モラ夫は育てられ、

お義母さんの基準は、すべて愛すべきモラ夫が立派に見えるようにすること。

そして、それができない。。。というか、モラ夫に自立を求める私は、


『夫のしりぬぐいができない、

とんでもない出来ない妻』(爆)


そんなの出来ないよ!誰も!!むっ


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2009年08月28日(金) 16時55分03秒

モラ夫との出会い~その2

テーマ:モラ夫のこと

お見合いで出会った『モラ夫』


一目会ったその時、とても印象的だったのが『不思議な瞳の色』


どう表現していいか。。。。


白眼は少し濁り気味だったが、

その白眼が感じられないほどの大きな真っ黒な瞳


それも瞳孔が開きっぱなしのような真っ黒さ。


軽く興奮している目の色ではあるが、

瞳に光が無い、ブラックホールに吸い込まれるような黒さ。


それなのに、すすけたガラスのように透明な瞳


そして、間違いなく私の顔を見ているのに、

焦点があっていなく、どこを見ているのか不思議に思える瞳。


その瞳の色が意味しているもの。。。。


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『モラル・ハラスメント』という言葉を定義し、

同タイトルの本を執筆者「マリー=フランス・イゴイエンヌ」は、

モラハラ加害者を<自己愛的な変質者>と表現している。


モラハラという言葉にぶつかった私は、

自分の置かれた状況を理解したくて、頭が混乱を起こしている中、

ネットのあちこちで『モラハラ』 『自己愛性人格障害』などをキーワードに、

記事を読みあさった。


その中のひとつ、

出典はどこのHPだったのか記憶が定かでないが、

こんな文章を読んだ記憶がある。


『ある種の人格障害』を持つ人の目の色は、その性格を表す独自な色をしている事が多い。』


どこのHPで見たかも記憶にないので、

この文面の内容が真実なのか否かは定かではないが、

心底、納得したのを覚えている。


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「俺、こういう席、苦手なんだよね」


懐石料理を前にして、モラ夫の第一声だ。


「私もです」


少し緊張していた私は、そんな率直な彼の言葉に好感をもった。



ホテルの料亭の個室。。。。


一般人では、滅多に利用する事のないそんな場所が、

モラ夫にとっては、『当たり前の場所』であることを知るのは、

それからずっと、後のことだった。。。



今だからこそ心底思う。

あぁ、目は口ほどに物を言うって、こういうことだったのねぇ(爆)

2009年08月25日(火) 19時54分06秒

モラ夫との出会い~その1

テーマ:モラ夫のこと

モラ夫との出会いは、


母が持ってきた見合だった。


人嫌いな母。。。。


人と深く付き合う事が出来ない母の姿に、

小学生の私は

「お母さんはなんで友達がいないんだろう?」

と、不思議に思っていた。


そんな母が『見合い話』を持ってきた。


正直、気のりは全くせず、

「見合いなんて、しないよ」で済ませたかった。


でも、『お見合い』なんて、簡単に持ってこれる話じゃない。

それも、あの母が持ってくるなんて、

容易なことではなかったろう。


「ここは、親孝行と思って、会うだけ会って、断ろう」と思った。


モラ夫の見合い写真は、きちんと写真屋で撮った立派なもので、

肩書書も添えられていた。


○○大学中退。次男。

○○会社在職(十数年)


一人っ子の私には、『長男』との結婚は無理だ。

口にはださないが、

母が私との同居を強く望んでいるのを私は知っていた。


だからこそ、子離れしてもらうために

『親子の縁を切る』とまで言って、家を出たのだ。


将来の親子絆のために。



「ふぅ~ん、○○大学中退ねぇ~。アウトサイダーだ。」

「この○○会社って、親戚の会社なんでしょ?ボンボンじゃないのぉ~」


近くに住んでいた友達と、写真を見ながら笑い合った。



そして、見合いの日。


適当に手持ちのワンピースを着て、出かけた。

場所は、母任せ。

駅で待ち合わせをして、連れていかれたのは、

ホテルの和食レストランの個室だった。


ほぇ~!!お金持ち???


しかし、実際会ったモラ夫は、

腕のボタンが欠けた背広に、ヨレヨレのズボン。

そで口は、すり切れ、糸が垂れていた。


そして、今でも思い出せる、独特の瞳の色。


真っ黒で、瞳孔が開きっぱなしのような、

それでいて、色が無いような不思議な瞳の色。


その時は、その瞳の色が何を物語っているのか

知る由もなかった。



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