---------- 1:00:35-1:04:44 『900万円をMIUを介して支払う事になった経緯と、  150万円をMIUに振り替えした経緯について』 ---------- 弁護士: 改めて確認してほしいという内容があるんですが、 今聞いたのとの重なっているとは思うんですけど、 まず、900万円をMIUを介して、 給与として矢野さんに支払うことになった経緯を説明してください。 鈴木: まあ特に…、今、お話をしたとおりですけども…(ノイズ) 弁護士: 鈴木さんから提案して、『節税になります』という話で… 鈴木: そうですね。 もちろん諸条件は色々ありますけど、矢野さんが…(ノイズ) …実際に矢野さんと…(ノイズ)…わけですし、 で、こうしたほうがいいんじゃないかという風に話させていただいて、 でまあ、矢野さんのほうで『じゃあそうして』という事を言われていて、 で、…(ノイズ)…まあ、そのときは結構、…(ノイズ)…みたいな感じで仰っていたので、 …(ノイズ)…一緒にやっていこう…(ノイズ)… 弁護士: それと、字幕inの口座から合計150万円を、 MIUに振り込んだ経緯を教えてください。 鈴木: そのところはもう、うちのほうも経理上、 間違った事をやっているので、正直なんともいえないのですけど、 私は一番、…(ノイズ)…いけないと思っていたのが一番、 で、字幕inのほうが黒字化されていて、税金の方がかかってしまうと、 で、まあ、以前から矢野さんから黒字になった場合は、 MIUなり私なりに報酬は払うよという話を仰っていただいていたので、 …(ノイズ)…やろうかっていうのはありましたけども、 どちらにしろ…、これに関してはどうこういうつもりはないですけど、 私の方が悪かったと思います。 弁護士: 悪かった? 悪かったって言うのはどういうことですか? 鈴木: はっきりいって…、まぁ…、、 すいませんこちらコピーをよろしいですか? これ、…(ノイズ)…なので。 弁護士: はい (コピー音) 鈴木: (コピー音のノイズ)…実際に矢野さんの…(ノイズ) 弁護士: 営業委託費ということを言っていましたよね 鈴木: 営業委託費ではなくて、外注費 弁護士: 外注費。外注費として、MIUに送金したと言う事でよいですか? 鈴木: 会計上、…(聞き取れず)…だけですよ。 弁護士: 外注費というのは、具体的にどういう外注費なんですか? 鈴木: アバウトですけど、こういうことをしましたって言うのを 作らさせていただいたと思うんですけど 弁護士: 最初にもらった、書いてあった内容ですか? 鈴木: そうです。 私自身が字幕inでやったこととかですね あとは、私のほうで… 弁護士: 事務所のシェアとかね、営業人員、字幕inの役員報酬、 ドメイン売却交渉の報酬、 鈴木: それは、字幕inには関係ないですね 弁護士: それは関係ない 鈴木: はい 弁護士: 役員報酬は個人がもらうべきじゃないですか。 鈴木: そうですね、はい。 弁護士: MIUがもらうものではないですよね。 鈴木: あまりそこらへんを、区分けって考えていなかったけど、 伺ってみればそのとおりです。 弁護士: そうすると、事務所のシェアと営業人員ですか? 事務所のシェアは16か月分、80万円。 営業人員は1名20万、2名40万円で、10ヶ月で40万円。 ということですか?その一部ってことですか? 鈴木: そうですね。 だいたい一人、そのときの営業の人間を…(ノイズ)…、 会社の負担分も考えてだいたいまあ、45万くらい。 でまあ、ほぼ専任でやってはいましたけど、 まあそのまま乗っけても仕方がないので、 ざっくりで一人20万円くらいで計算させていただいていたんじゃないかと思います。 弁護士: 100万と、50万にしたのは内訳はあるんですか? 鈴木: ええとですね、そこは確か150でやろうとしていたはずなんですが、 で、なんかの理由があって、確か100万しかできなくて、 50を後にしなくちゃいけなくなって、 で、50が月をまたいじゃったんですけれども、後になってしまった。 で、そのせいで、会計処理が両方とも困ってしまったんですけれども、 特にこっちサイドで云々というか、…たしかなんでだっけなあ…、 なんか理由があったと思うんですけど、別に意図した事は…。 弁護士: 150万円という金額はどこから出たんですか? 鈴木: ええと単純に字幕inに売り上げがあった。 字幕inの売り上げをそのまま乗せると税金が相当かかってしまう、 だいたいたぶん税金で、まあ40万?とかそのくらい。かかってしまうことに なりますので、で、それはまああまりに…ということだったので、 その分いろいろやったことにして、でまあ税理士に…(ノイズ)… 弁護士: 事務所のシェアがいくらで、営業人員がいくらで、っていう内訳があるわけではないんですか? 鈴木: 正直、深く、金額計算をやって、 いくらでっていうふうに出したわけではない。 そうすると、経理上、それはそれでのせないといけないので、 そうすると、今度は逆に赤字決済になってしまうことになるんですよ。 で、私は字幕in側を赤字決済にしたくなくて、 小額の黒字決済にしたかったっていうのがあるんですよ。 ですので、全てを蹴るって事はしなかった。 弁護士: でも、外注費としてMIUが受領したというのであれば、 返す必要がないのではないですか? 鈴木: 150万円がですか? 弁護士: 150万円です。 鈴木: 実際には、私は本来の意味であれば、 150万円を返すのではなくて、これを逆に 私は矢野さんのほうに普通の話しとして支払ってくださいというのが筋だとは 思いますけど… 弁護士: はい 鈴木: ただすくなくとも税金対策で、っていうのが一番最初にありますから、 あまり美しくはないですね。 それだったら、これを清算して(和解?)をもらった方がいいかなとは思います。 弁護士: いやこれ、150万円をね、払うつもりがあるっていう話ですよね。 それはどういう名目で払う事になりますか? 鈴木: 名目ですか。 弁護士: MIUが払うんですよね。 鈴木: MIUが払うんですか。 私が払うつもりだったんですが 弁護士: MIUに入ったお金ですもんね 鈴木: そうですね。MIUのほうでは、別に適正な経理処理が行われているので、 MIUの方が、支払うとしたら、売り掛けの決算ですね。 弁護士: 戻す理由はなんですか? 鈴木: うーん…字幕in側からの要請ですか。 弁護士: 要請があったから… 鈴木: 正直、なんともいえないですけど。 弁護士: 矢野さんは本当は横領を認めて… 鈴木: もともと私は横領したくて、 私はここからじゃあ自分の個人にお金をもらっているわけではないですよね 一銭たりとも。 べつに個人的な利益云々というのを求めてこういうのをやってはいませんし、 目的はあくまで税務対策ですから、一番最初に。 横領を認めるって言うことは、 横領として自分で何か自己の利益のために云々ということを意図してやった覚えは ないですし、実際に、ここから金銭的な利益を1円たりとも私は得ていないです。 弁護士: まあ、第三者の利益を(図る?)のも横領なんですけどね。法律上は。 鈴木: そこまで私は全然しらないんですけど、 元々私はそれを意図してやった覚えはないですので、 弁護士: 外注費として正当な理由があってMIUに送金したんだ、と。 鈴木: はい 弁護士: だからそれで、『返します』というのはよくわからないと矢野さんは思うんですよね 鈴木: まあ、私としては字幕inの取締役として、矢野さんは株主ですから 株主がそうやっていうならしょうがない、字幕inのスタンスですよね、 MIUのほうとしては、私が税金対策としてやったっていうこと自体が まああまり…(ノイズ)…ないので、それを返さないといけないんだったら、 やっていきたいですけども、まあ、矢野さんが何を考えているかわかんないですけども、 深い意図もへったくれもあったもんじゃない、私側は。 鈴木: 実際に私のほうは、今は先生に言ったように、それ以上のことを 考えてやってないので。 一番私は字幕inの事を、一応考えてやったつもりでして、 税金対策として、小額な黒字決済が望ましいと。 それ自身が税理士さんとお話させて頂いてやらせていただいた方法ではあります。 鈴木: なので、私の方で何か、利益を得てやろうとか、 そういったことはないです。 鈴木: 矢野さんは、周りから色んなことを言わたり、 自分で色んなことを考えたりされるかもしれないですけど、 私のほうとしては…(聞き取れず)…ないです。 鈴木: それに横領するくらいなら、会社つぶします。