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直前の２本の記事につきまして、少々解説させていただきます。 肉体の殻を破るとは、医学が進歩して人が長寿になったり、人の身体的能力を超えて世界中を飛行機で旅したりできるようになるといった物理的な制限から開放されたことを意味します。 意識の殻を破るとは、人の思いが創り出した想念の縛りを解き放つことでございます。長い間、人類が100mを10秒以内で走ることは長い間不可能とされておりました。ところがある一人の選手が10秒の壁を破りますと、たちまちにして世界中に9秒台で走る選手が現れたのでございます。 すべての人はご自身で自分自身を縛っておられます。ご自身の縛りはご自身で解くしかございません。 肉体を脱いだ方々も同様でございます。幽界の消滅に従いまして、各人にとりまして心地よい部屋を出なければならなくなっております。人によりましては数百年もその部屋に住んでおりまして、めったなことではそれ以外の世界があることを容易に信じようとはいたしません。そういう方々を神々は救う術を持ちません。 現実に生きる世界も同様でございます。今のご自身の理解されている世界が全てだと思っております。そういう縛りの中に生きているのが私たちなのでございます。 これからはあらゆる縛りからご自身を解き放つことが大切な時期でございます。八百万の神々様は、神々の声にすら惑わされることなく己の魂の声を聞けと申されております。これ以上の力強いメッセージがほかにありましょうか。 神々は直接手を下して人を救うことはかないませんが、主に人に化身する菩薩様を通して救いの手を差し伸べられます。特に観音菩薩様は三十三相に化身いたします。例えば子供たちが危険な遊びをしていれば、子供の姿を借りて「そんなことをすると危ないよ、やめよう」と申します。悪人が集まって悪巧みをしていれば悪人の姿を借りて「この計画は無理がある、考え直したらどうだ」と申します。 貧民外で死にゆく人々を救済したマザー・テレサも、平和を歌って凶弾に倒れたジョン・レノンも、命を賭してロシアの民主化の道を開いたゴルバチョフ元大統領も、非暴力を徹底的に訴えたガンジー元首相も、すべて観音菩薩様のお働きでございます。 私のブログ記事はこれで最後となります。今後一切、ブログ更新はいたしません。他の方のブログに訪問することはございましてもコメントすることはございません。まだまだお伝えしたいことはございますが、私の意思はいずれどなたかが引き継いでくださることでしょう。 最後になりましたが、お気に入り登録してくださった百数十名の皆様には感謝申し上げるとともに、ご挨拶にもうかがえぬ非礼をお詫び申し上げます。また、当ブログにご訪問くださった多くの方々に心より御礼申し上げます。
最終更新日
2009.09.09 00:00:05
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