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今、日本を除いて、世界は、バブル経済のバブル破裂の危機の只中にある。 アメリカ、中国しかり、ロシアはあまりの株価低下で国家命令で株式市場の閉鎖までされたと聴いている。イギリスも酷い状態だそうだ。 日本は、確か17〜8年前バブル経済が崩壊し始め、長期低迷期の後、私達庶民にはあまり関係のなかったITバブルや長期好況期があったが、その実態は、耐えるばかりで給料も上らず、自殺者の増加や所得格差が広がるばかりであった。 これからの私達は、経済的には世界のバブル経済の崩壊に引きずられ、さらなる困窮の生活になると思う。http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080909/trd0809092303011-n1.htm 今、この世界は、金融工学と言う、ニセガネ泡沫製造学問で、肉体に汗をかかずに、お金を机上で、こねくり回して付加価値を作り、証券化してドンドン何倍にも増やして作ったフェイクマネー・デリバティブ(金融派生商品)の泡沫が膨れに膨れて、アメリカだけでなく世界中で合計すると、なんと、6京円(6万兆円)になっている言う(三橋貴明著「ドル崩壊!」による)。 その泡沫バブルが破裂崩壊して、ドル紙幣と米国債は間違いなく紙切れ・ハイパーインフレになるだろう。 日本はバブル経済ではなかったので、一時、円高になるが、最終的には、米国に引きずられて同じ道を歩むだろう。(経済用語、お勉強講座 http://www.saza-investment.com/first/glossary.html ) 私はこんな間違った経済の仕組み、オバケバブル製造の金融工学経済で作られたお金至上主義の価値観世界は、共産主義ソ連が崩壊したように、同じく崩壊した方が、良いと考えている。 では、どんな世界になれば良いかと言うと、私は「お金」の代わりに「愛」がそれに代われば良いと思うが、具体的システムは今、ここに記述するような明確なものを考えていない。 ただ、過度的には、お金は、貯えれば貯えるほど、マイナスの利息が増えて、急速に目減りするシステムが導入されれば、非常に面白いと思う。 最終的には、お金はまったく必要ないか、或いは、イエスの葡萄畑の説話のように、まったく働けない障害者でも朝から晩まで働いた屈強な健常者でも、平等な同じ賃金の社会で良いと思う。 それでは、能力のある人間にとっては不公平ではないかと、言われるかもしれないが、それをすることが、愛を多くもっている人間の素晴しさを証明することになると思う。 今、この世界は、そんな成熟した愛の精神の世界ではなく、弱肉強食の競争、金銭物質の社会であり、弱者を、とろい人間を、出し抜いて、法に触れぬ程度に騙して、蹴落として、自分自身だけが、他人より少しでも金銭的に物質的に有利な豊かな生活をして、幸福感に満たされていれば、それで本当に良いのだろうか。 そして、それは、本当の幸せと言えるのだろうか。
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