欧州原子核研究機構・CERNがLHCで進めるブラックホール生成実験は、安全性が確認されてないと米国原子力保安検査官だったウオルター・ワグナー氏によって運用禁止訴訟が起こされている。http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200806261849

が、米国政府自体は、実験停止仮処分申請は無効だ、実験は安全だと、裁判所に抗弁書を提出した。　それでも、ブラックホール生成にしろ、タイムマシーンの研究にしろ、科学者の飽くなき知的探究心による創造物に対する不安感は、完全には拭えない。　事実、原子力の研究に派生した原水爆、原子力発電など人類は、恩恵より非常に大きな不安、恐怖を味あわされているのではないだろうか。

　まあ、そう言うこのオイラも、宇宙の果てまで見たい聴きたい知りたいという知的欲求は抑え難い。

　今日は、ブラックホールのワームホール効果でタイムマシーンが、もし、万が一、完成したらとどうなるかと、オイラは妄想を膨らませて考察してみた。

参考、タイムマシンhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3

タイムトラベルhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB

ここでは、タイムマシン構造理論は先のウィキイペディアに任せておいて、前回書いたように、３件のタイムトラベル事例（ジョン・タイター事件、ホーカン・ノードキスト事件、ウイングメーカー事件）が現実に存在する事実として、タイムマシンがタイムパラドックスを乗り越えて、パラレルワールド・平行宇宙説を取り上げて、近い未来に完成したと（J・タイターのマシンは３０年前後の過去への戻りと帰りができる）仮定して話を進めます。

　あなたは過去へ戻ったとしてどうしますか？。大好きなあの人の命を奪った事件事故を未然に防ぎますか？。世界を悲惨な戦争の発生から未然に防ぎますか？。あの大惨事を防ぎますか？。自分の人生自体をやり直しますか？。

それらは、果たして、行なっても、良い事なのでしょうか？。

本当に変えてしまっても良い事なのでしょうか？。

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では、それらが、外的条件、環境、設定が、本当に変わったとして仮定して、あなた自身、本当のあなた自身、魂と言うか本体、心、意識体は、変わったのでしょうか？。

考え方自体は変わったとしても、その本体（魂、中味、心、意識体）は、何も変わっていないのかも知れません。意識として、あなたは、あなたのまま、かもしれません。

第一、変化したと言う意識さえ無いのかもしれません。

だから、私は思うのです。例え、過去に戻れたとしても、過去を変える事は、決してしないと。　もし、未来人が、タイムマシンが完成したとしても、過去を変える事は、決してしないと。あるいは、タイムトラベラーは、過去を変えては成らないと言う鉄則を持たなければならないと。

人生を真摯に生きていると思う人には、失礼かもしれませんが、私は、こうも考えるのです。　この宇宙の事象は、過去も現在も未来も、同時にいっぺんに存在していると。

それは、無限のような時間と、無限のような空間と、無限のようなパターンが組み込まれたRPG・ロールプレイングゲームのソフトのように完成していると。　そしてそのソフトの中を、私達、意識本体が、旅している存在ではないだろうかと、思うのです。

　その中で、設定された、時代・時間と、空間・場所・環境・社会と、能力・個性・人種・性・肉体とを、受けて、自らも参加した集合体意識が作った社会現象や自然現象の中を、生きて旅している存在だと、思うのです。

　それらは、与えられたもの、設定されたもの、なのです。　自己の意識で、多少変えることは出来ますが、基本的には、創造者と言うか、最高神と言うか、天と言うか、人智を超えた存在から、（RPG製作者？）から、与えられた設定（時間、空間、肉体、）内の事なのだと、私は考えたのです。

その設定の中で、生きる事では、何が大切な事なのでしょうか？。お金ですか？名誉地位ですか？豪華で豊かな生活？美人美男子？他人に羨望される事ですか？

確かに、生き続けろと言う存在欲求と、繁殖増え続けろと言う生殖欲求は、根本として、私達に植え付けられていますが、それは遺伝子に組み込まれた全ての生物として根本に有る設定です。　そのような生物の根本的要求を含めた人間としての要求、欲望は、RPGゲームを続ける上で大事な基本ですが、それは常に設定された事でそれ以上のものでは有りません。

そのような事は、何も大事な問題では無いのではないでしょうか。それは、時代時間と地球空間に設定されて存在し、これまた遺伝子に設定された能力肉体の中に存在する事に設定されてしまっている事なのです。　この壮大なRPGゲームに、考える人間として参加でき、体験を味合う事は、非常に素晴しい貴重なものですが、敢て、そのゲーム設定を変えようと超えようと意識、心を持ち行動する事の方が、もっと大事な素晴しい事のような気がするのです。

そう、それが、アセンションと言うものではないでしょうか。

大事な事、それは、与えられた設定のなかで、本体と言うか、心と言うか、意識体が、何を感じて、何を考え、どう思い、どう判断し行動したか？、そしてその設定を超えようと思い考え、超えたと言う結果というよりは、寧ろ、設定を生物的に遺伝子的設定に生きただけではなく、自ら設定を超えようと思い考え行動しようとした、それだけでも、大事な素晴しい事ではないかと、私は思うのです。

真理と言うものは、それら時間空間等の設定で変化するものではないと、私は考えます。タイムマシンでいつの時代、場所に行っても、変化しない価値のものではないでしょうか。

お金は、場所地域時代で変化します。サハラ砂漠の真ん中で、トランクに日本円で何億も持っていても飲料水の方が大事です。時代も変われば、価値も変化します。名誉地位も変化します。善と悪の見方でさえも、変化します。時代や社会が変われば、善とされた行為が、実は悪であったと言う事は、戦時中の日本の社会の基準を見ても明らかです。

タイムマシーンで行っても、どんな時代、場所、時間空間に変化しないもの、そんなもの、真理は、あるのでしょうか？。

あるとすれば、それは、何でしょうか？。

私は考えました。　善悪を超える変化しない価値のもの、そんな真理とは、何なのでしょう。

それは、それは、｢　愛　」、ではないでしょうか。

お金が通じない砂漠や原始社会でも、生き物が人がいる限りそれは、愛は通じます。

過去も未来も時代が変わっても、民族国家社会が変わっても、それは通じて変化しません。

愛　その普遍で不変な、真理とも言うもの、を携えて、この壮大なRPGのゲームを超越すること、

それが、「　アセンション　」　と言うものかもしれません。

私は、タイムマシンからそこまでを考えました。

　　　　　　　　　　　　　あなたは、どう、思い、考えますか？。

追記、　パラレルワールド、平行宇宙が、本当に有るとしたら、過去から現在、未来に、時間軸上に繋がる無数の私が、存在するように、パラレルワールドの空間軸上に繋がる無数の私が、存在するのかもしれません。

こんなミュージックビデオのようにかな（？）http://www.dailymotion.com/video/x3anwu_fragile_music

　　　　　　　　　　　　　では、では、おやすみなさいませ、ませ。