会見した弘中邦佳、廣田瑞人、久保豊喜GCMコミュニケーション代表、児山佳宏、谷口智則(左から)=東京・水道橋のマスタージャパン
ケージフォース(CF)のライト級王座を返上することになった戦極ライト級王者・廣田瑞人が7日、都内で、CFを主催するGCMコミュニケーションの久保豊喜代表にベルトを返上。「戦極のこともあるし、(防衛戦を)やってはいけないなと思った。思い入れはあるけど、そこも踏まえて大きく成長したい」と、自分にとって初めてのベルトに別れを告げた。
久保代表によれば、戦極の8・2さいたま大会で廣田が2冠王になった直後から、久保代表と廣田が所属するガッツマン修斗道場の桜田直樹代表との間で、返上に向けた話し合いがもたれていたという。久保代表は「明らかにギャラの安いウチに無理やり出てもらうのもおかしな話」と、率直に説明した。
(2009年9月7日)