神戸大会のPRに訪れた真壁刀義=デイリースポーツ神戸本社
8月の「G1クライマックス」でG1初優勝を飾った新日本プロレスの“雑草男”真壁刀義(36)が7日、神戸市中央区のデイリースポーツ神戸本社を訪れ、「IWGPヘビー級王座決定戦」(デイリースポーツ後援・27日、神戸ワールド記念ホール)でのタイトル奪取を宣言した。
学生プロレス出身で苦節13年。先月、悲願のG1制覇を果たし、さらに団体の看板でもある「IWGPヘビー級」制覇へ大きなチャンスをつかんだ。「1つ目の夢だったタイトルを取り、次の目標はガキのころから夢に見てきたベルト。素人上がりの反骨心を満天下に示したい」と、力強く優勝を誓った。
対戦相手はG1決勝と同じ中邑。「ターニングポイントには必ず出てくる相手。今までやってきたことを出して、力でねじ伏せたい」と自信を見せた。IWGPは3度目の挑戦だが、昨年は神戸で当時の王者・武藤に敗れただけに、同じ神戸で雪辱を期す。
決戦前の岡山県卸センター・オレンジホール大会(19日)、姫路みなとドーム大会(26日)では、中邑とタッグで対戦。神戸大会へ向けての「イニシアチブの取り合い」で、まずはしのぎを削る。
(2009年9月9日)